AV女優になるための基本知識、単体、キカタン、企画の違いとは?
単体、企画単体(キカタン)、単体の違いとは?
AV女優になるための基本知識を学びましょう。
AV女優のランク付け
一般社会に生きている人によってはなじみのないことですが、AV女優にはランク付けがあり、単体女優、企画単体女優、企画女優という3つのランクに分けられます。
AV女優という職業に興味を持ち、「いったいいくらくらいの収入を得ているのだろうか?」と気になっているならば、まずはこれらの種類別の出演料を知る必要があるでしょう。
AV女優にになるためには、知っておかなければならない基礎知識になります。
以下において、これらの種類の詳細と、その出演料を挙げていきます。
単体女優
単体女優とは、AV女優の中でも特にアイドル的要素が強く、トップスターになりえる存在のことです。
そのAV女優自身の知名度や人気だけでも十分に売上を見込むことができるため、単体作品に出演して主役を飾ることができます。
また、単体女優とそれ以外の女優の大きな違いは、特定のメーカーと専属契約を交わしているということです。
本数契約での契約を交わし、ギャラは1本当たりいくらで支払われます。
1本当たり100万円が普通であり、トップスターにもなれば200~250万円くらいのギャラを得ることができます。
また、中には10年以上にわたって単体女優として稼ぎ続けている女優もおり、それらの女優の累計の収入は間違いなく億単位になっていることでしょう。
ただし、特定のメーカーと専属契約を交わしているため、契約期間中は他のメーカーの作品には出演することができず、さらリリースされるのは月に1本だけであるため、契約した以上の月収になることはありません。
企画単体女優
企画単体女優とは、企画女優でもなく単体女優でもないという存在であり、企画女優でありながら単体作品に出演できる知名度や実力を持っている女優の事です。
略して「キカタン」と呼ばれています。
そのため、単体作品に出演することによって30~80万円の収入を得ることができ、給料は1本当たりではなく日当で支払われます。
しかも単体女優のように特定のメーカーと専属契約をしているわけでもないため、オファーがある限りは出演を続けることができます。
実際のケースでは、人気女優A.Uは月のうち25日間撮影したことがあり、仮に日当40万円であったならばその月だけで1000万円の収入があったこととなります。
これはあくまでも単純計算をしたうえでの例にすぎませんが、売れれば非常に大きな収入を得られることは間違いありません。
稼いでいるキカタンは単体を上回るほどの収入を得ているのです。
ただし、企画単体女優は
- 単体女優としての人気がなくなって専属契約を継続できずに企画単体女優に落ちてくるケース
- 企画女優をやっているうちに人気が出て企画単体女優になるケース
- スカウトや応募からデビューすることになった女優が、単体女優として売り出すには実力が足りず、企画女優として売り込むにはもったいないことから企画単体女優として売り込むケース
- 単体として売れる逸材なのにもかかわらず、メーカーに契約で縛られるのを嫌がって、あえて、企画単体女優となるケース
の4種類があり、新規に企画単体女優として活動を始める女優も多く、長期にわたって企画単体女優として活動を続けられる女優はそう多くはありません。
したがって、たくさん稼げる可能性もあるものの、ある程度稼いで短期間のうちに引退してしまうAV女優も少なくありません。
企画女優
企画女優とは、女優名を必要としないような色々な作品に出演するAV女優のことを指します。
AV女優の知名度や人気だけでは売上を見込むことができないため、企画で売り込むことになります。
そのため、女優本人の価値はそれほど高くなく、ギャラも15~25万円程度にとどまります。
また、企画モノAVの中には挿入行為を伴わないAV(フェラチオだけのAV、手コキだけのAV、オナニーだけのAVなど)も存在し、そのようなAVではギャラが数万円、時には3万円程度に落ち込むこともあります。
ギャラは企画単体女優と同様日当で支払われ、一度で10万円以上のギャラを手にすることもできることから、学業に専念したい学生、お小遣いが欲しい人妻、正業の給料が少ない人のいい副業として利用されています。
ただし、最近はAV女優の人数が非常に多くなっており、一説による1万人程度もいるとされ、その中で企画女優は9割程度にも上ると言われます。
したがって、この説から考えると企画女優は9000人以上いると考えることができるわけで、年間にリリースされる全てのAVが1万本程度であることを考えると9000人全員に仕事が順調に回ることは考えにくく、また出演の機会が得られても十分な稼ぎが得られるとは言えません。
したがって、企画女優としての稼ぎだけで生活を支えられる人はあまりおらず、この観点から見ても企画女優は副業としての要素が強いと言えます。
中には稼ぎがゼロの企画女優も珍しくはなく、今後も企画女優の人数が増え、企画作品の数は減少傾向にあることから、稼げない企画女優が増えていくことが考えられます。
顔出しNGの女優がお小遣い稼ぎ程度にやるには一番最適で、あらゆる高収入系のアルバイトの中では軍を抜いて短時間で効率よく稼げるというメリットもあります。
まとめ
以上のように、単体女優と企画単体女優と企画女優では働き方も収入も大きく異なります。
そのため、AV女優として働きたいと思った時の賢明な方法は、まずモデルプロダクションで面接を受け、自分が単体女優・企画単体女優・企画女優のどのヒエラルキーで働くことになるのかを聞いてみましょう。
もし単体女優を希望しているいにもかかわらず企画女優で売っていくと言われた時などは、満足のいく活動ができるとは到底考えられないため、所属するプロダクションを変えるなどしなければ、十分な収入を得ることは難しいでしょう。