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プラスの企画落ち、単体→企画へとランクが下がっても収入UP!

AV女優のヒエラルキーには、大きく分けると単体女優と企画女優の二種類があります。

よく耳にする企画単体女優(通称:キカタン)と言うのは、企画女優の中のトップクラスに位置する存在であり、企画女優に含まれると考えてください。

単体女優→企画女優という流れが一般的

AV女優企画落ち

ここで考えるのは、AV女優の「企画落ち」、すなわち単体女優から企画女優への転身です。

恵比寿マスカッツに所属するようなトップスターであれば、単体女優としての人気は不動のものとなっているため、容易に企画落ちをすることはないのですが、その他の多くの単体女優は企画落ちを避けることができません。

多くの単体女優は3ヶ月や6ヶ月といったキャリアを積んだ後に企画単体女優として活動しており、企画単体女優は先述の通り企画女優に含まれるため、これも企画落ちであると言えます。

このことは一概に語ることができません。

AV女優のキャリアがどのように展開していくかは人気や本人やプロダクションの意向など、様々な要素が複雑に絡み合って展開されていくため、非常に多様だからです。

また、業界のトレンドもあるため、ある時はロリの人気が高まって単体女優になっていたとしても、熟女ブームが訪れれば企画落ちしてしまうことは往々にしてよくあることです。

したがって、ここで見ていくようなキャリアを全ての女優が積むわけではありませんが、一般的に単体女優として一定期間活動した後に企画女優として活動する女優がほとんどであるため、そのスタンダードな例を考えていくこととします。

また、そのスタンダードを歩む中で、AV女優がよりAV女優らしくなっていくことも間違いのないことです。

単体女優・企画女優の違いとは

企画単体違い

ここで再確認しておくべきことは、単体女優と企画女優の明確な違いです。

単体女優とは、簡単にいえばDVDショップのアダルトコーナーに行った時、

「○○■■ AV Debut!!」

などのように大々的に宣伝されているものがありますが、これに主役として出演している女優のことです。

もっと平たく言えば、パッケージに名前が書かれているような女優であると考えてもよいでしょう。

これに対して企画女優は、一人の女優に焦点を当てる作品ではなく、大乱交ものや「人妻コレクション」のように複数のAV女優が出演する中の一人として出演しているような女優のことを言います。

女優名がパッケージに書かれることはなく、これが最も大きな違いと言ってよいでしょう。

ただし、パッケージに名前が刻まれる企画単体女優という存在もいることを考えると、より具体的な違いは、特定のメーカーと専属契約を交わしているかどうかです。

単体女優は多くの場合6ヶ月、稀に12ヶ月や3ヶ月といった期間は他のメーカーの作品に出演せず、月に一本専属契約を交わしているメーカーの作品に出演するのです。

しかしながら、一般の視聴者からしてみれば、パッケージに名前が刻まれており、さらに作品の中で主役を飾っていると言うことを見れば、単体女優と企画単体女優は区別がつきにくくなっているため、やはり最もわかりやすい違いはパッケージに名前が刻まれているか(その女優の名前や知名度だけで販売が見込めるかどうか)によると言っていいでしょう。

企画女優は専属契約を交わさず、オファーがあったメーカーの作品にはどのような作品でも出演することが可能です。

そのため、エキストラとして1本5万円程度の作品に毎月何本も出演している女優もいれば、単体契約直後に企画単体女優として数十万円の出演料で、単体時代と変わらないようなAVに出演する企画単体女優もいます。

その場合には、専属契約を交わしていないだけに毎月何百万と言う巨額のギャラを手にする女優も出てくることとなります。

 

 

単体女優→企画女優がスタンダードな理由

企画落ちの理由

ならば、なぜ最初から企画女優のトップとして働くことなく、あえて単体女優として働いたのちに企画女優に落ちていくのがスタンダードなのでしょうか。

企画女優の方が稼げる可能性もあるにもかかわらず、これは疑問に思えるところです。

これには明確な理由があります。

一度単体女優としてデビューしてから企画女優に転身する方が理想的なのです。

単体女優というのは内容的に過激でない場合が多く、企画女優に転身したときに好条件で出演することができると言うことが、「理想的」とされる主たる原因です。

単体女優というのは、一般的にルックスとスタイルが非常に優れており、経歴にも何らかの特色を持っていることから、メーカーのお眼鏡にかなった女優です。

それだけに、単体デビューを果たしたという事だけで箔がつくという雰囲気があり、この認識は業界内に根強く残っているものなのです。

したがって、たとえ3ヶ月などの短期間であろうとも、一度単体女優としてデビューを飾っている女優は好条件での企画落ちが可能となります。

むしろ、最近は業界全体が不景気であることによって、単体契約の期間は短期化しており、1年や2年以上も単体女優として活動していくことができる女優は少なくなりました。

蒼井そら、吉沢明歩、麻美ゆま、Rioといった10年以上も単体女優として活躍しているような女優は稀有の存在であり、これまでに20万人いたとされるAV女優の中でもほんの数人しかいません。

多くの単体女優は3ヶ月、6ヶ月程度の専属契約期間を経て企画女優としての活動を開始します。

それだけに、一昔前は単体女優としてある程度の期間を働き、専属契約が切れると同時に引退する女優が多かったものですが、最近ではそのような女優は少なくなっています。

 

 

企画落ちがもたらす変化

AV女優変化

あるAV女優が単体女優から企画女優への転身、すなわち企画落ちをしたとき、なにか現場サイドで大きな変化が起きるかと言うとそうでもありません。

扱いが激変することはなく、出演する作品の内容も一気に180度変わるようなことはまずありません。

変化の度合いも個人差があり、本人がハード作品への出演を希望したり、極端に多くの作品への出演を希望したりすれば大きな変化が現れることもありますが、企画女優になってからも企画単体女優としての活動を希望し、内容も過激なものを希望しないという女優も少なからずいます。

ただし、単体女優が1ヶ月に1本の出演だけと定められていたような規制がないだけに、ギャラは多少なりとも減少するものです。

このことが、AV女優の生活に変化をもたらすことはあるでしょう。

専属契約がなければ当然ながら次の月のスケジュールは基本的には当月に受けたメーカー面接と、そこからこぎつけた出演契約に影響されることとなります。

仕事を続けたい、お金を稼ぎたいと希望すればするほど、プライベートな時間を削ってメーカーに営業に出向き、仕事の契約を取る必要があります。

このことから、単体女優から企画女優に転身したときには、単体女優の時代に比べて、よりいっそうAVに浸かった生活を送ることとなります。

このように、拘束時間や活動日程が変化すると、生活が変化するのはもちろんのこと、価値観にも変化が起こることとなります。

AV女優としての自分を捉えるとき、それまでは単体女優を主軸として考えていたものが、ギャラの額や年功、キャリア、場数、テクニック、専門性などの様々な指標、つまり企画女優を主軸とした考え方へと変化していくのです。

AV女優の自己評価にも変化が起きてくることでしょう。

当初、彼女たちが単体女優として活動していた時には、プロダクションのマネージャーなどは「君は可愛いから単体女優に慣れたんだから、企画女優の子とは格が違うんだよ」と教られるため、彼女たち本人も単体女優はルックスとスタイルが良く、若く、AV女優としての価値の指標となるギャラも高い女優として認識しています。

しかし、企画女優になると、今度はマネージャ―たちは「ギャラが「君は経験豊富でスキルがあるベテランの企画女優で、単体女優とはキャリアが違う」と教えられるため、女優たちもそのような自己評価を持つこととなります。

このような考え方の変化の中で、企画落ちをしたAV女優たちはより多くの場数を踏み、より様々なジャンルの仕事に挑戦してキャリアを積んでいくことに夢中になります。

このように、生活の変化と仕事上での価値の変化によって、AV女優たちはよりAV女優らしくなっていきます。

何らかの理由からAV女優になった女優も、なんとなく(あまり理由などなく)AV女優になった女優が、単体女優→企画女優と言う変化のトンネルをくぐることによって、体を商品化することの中毒的な側面を持っているのです。

企画女優になることによって、単体女優時代と比べて確実に出演本数は増え、また内容はハードになっていくのですが、AV女優たちは誰かから強制されるまでもなく、多くのハードな仕事を進んでこなすようになっていきます。

ごく自然な仕事の変化の流れで、生活全体をAV女優としての活動に捧げるようになっていくのです。

 

 

ある女優Aの場合

AV女優企画落ち

Aは、単体女優として6ヶ月活動しました。

デビュー作はあまり珍しくもない華やかなンまいようのものであり、その後もイメージシーンや衣装の種類が多い王道作品への出演を続けた後、単体作品では珍しくソフトSMへの挑戦も行いました。

この時、6ヶ月間の契約でしたが、1本当たりの出演料は100万円でした。

しかし6ヶ月の契約の後、さらに専属契約を希望していたものの、どのメーカーも手を挙げてはくれなかったため、企画落ちをすることとなりました。

企画落ちの当初は「可愛くスタイルもいい単体女優」の肩書きを手放さなければならなくなったため、悔しい思いをしたといいます。

転身当初はそれまでの生活水準を保てる程度の収入を目安に企画女優としての活動を計画していたのですが、次第に作品への出演オファーが増えるようになり、数ヵ月後には毎月5本以上のAVに出演することとなり、月に200万円以上を稼ぐ人気女優になりました。

生活も一変しました。

それまでは栄養士の学校に通っていたのですが、仕事が忙しくなるとまともに通えずに欠席することが増えたため、退学してしまいました。

住居もプロダクション事務所の近所の都心にうつし、VTRの撮影以外にも雑誌取材、グラビア撮影、メーカー面接などを精力的にこなすようになりました。

多忙なAV女優になったことについて、彼女は以下のように語っています。

頑張れば頑張っただけ稼げて、仕事も増えるのはやっぱりいい。

単体の頃と比べて単純に出る作品も増え利から有名と言うか話題になりやすくなるのも楽しいし、もっと色々できるようになってこの世界で上に行きたいと思うようになった。

まとめ

AV女優まとめ

AV女優は生鮮食品のようなものであり、AV女優としての活動を続けていく限り、単体女優から企画女優へと下がっていくのが普通です。

それがなだらかであったり急であったり、下りの傾斜角は人によって異なるものの、上昇していく女優は稀です。

いくら単体女優として華々しくデビューを飾っても、販売成績が悪ければ契約更新されることはなく、逆に予想以上の販売成績を挙げた場合には契約更新出ギャラが上昇することも稀にはあります。

女性の裸やセックスは経験がないほど、汚れがないほど価値が高く、AV女優は身を切り売りしながら延命するという一面を持っているだけに、AV女優はプロの職業でありながら経験するほど価値が下がると言う生鮮食品のような一面を持っています。

普通の職業に比べると、特殊な一面を持っているのです。

よほどの成功をしない限り企画落ちは誰にでも起こりえることであり、しかもそれをマイナスと捉えるか、プラスと捉えるかは女優次第であると言えます。

 

 

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