過酷な企画AV女優。でも頑張れば頑張るほどガッポガッポ稼げるんです!
企画AV女優の仕事ぶりは過酷です。
しかし、稼ごうと思えば月に120万円くらいの稼ぎは不可能なことではありません。
どうやって稼げるかを検証してみましょう。
過酷な企画女優
企画AV女優の仕事ぶりは過酷です。
単体AV女優から企画AV女優に転身した場合などは特に顕著で、彼女たちが苦労することはまず仕事内容が過酷であると言うことです。
これは業界が彼女たちに激務を要求している半面、AV女優という仕事が頑張れば頑張っただけ成果が出る仕事であります。
活動を続けていくうちにそれを実感した彼女たち本人が、デビューの頃は避けていた多忙な仕事に自ら挑戦していくようになることが原因となっています。
頑張れば頑張っただけでる成果というのは、出演本数を重ねたりNGを解禁したりすることによってギャラがあがって生活は改善され、評価が高まることでその後のAV女優としての活動に有利に働くのです。
また、そのような外面的な成果のみならず、AV女優自身が多忙な仕事の中でAV女優としてのプライドや経験、技術などといった内面的なものも獲得していく契機となっています。
AV業界はブラックか?
ここで良くなされる指摘は、AV女優という仕事は一般の仕事のように労働関連の法律に守られたものではないため、過剰に労働させられているのだと言うものです。
しかし、これはうがった見方です。
出演本数を増やして多忙になることや、出演ジャンルを広げることで時に肉体的・精神的負担が大きくなるという実態は確かにあります。
しかし、これはほとんどAV女優が自ら立てたキャリアプランによってそうなっているのであります。
働きたくないと思っているのに働かされているブラック企業といっしょくたにしてしまうのは誤りです。
出演依頼をどんどん受けて来月のスケジュールを過密にしているのも、ハードな内容に積極的に出演しているのも、結局はAV女優次第なのです。
AVにおける性的なコンテンツは社会から求められており、また一見華やかに見えるこの世界に飛び込んでくる女性は少なくありません。
したがって、いくら激務であろうともこれを受け入れる女性によってAV業界が支えられることは今後も変わらないでしょう。
しかし、これをもってAV女優をかわいそうなどと言うのは間違いです。
AV業界以外の様々な業界において、病のリスクを抱えるほどに体を酷使して激務に耐えている人は社会に無数にいるものです。
かく言う筆者もその一人で、フリーライターを始めた当初は満足に食事もできませんでした。
3~4時間の睡眠と食事・風呂以外の毎日18時間程度の仕事をこなし、それを1年ほど続けてやっと一人前になったのです。
このような人間は社会にいくらでもいるにもかかわらず、性産業となっただけで目くじらを立てて「搾取をやめよ」というのはおかしな話でしょう。
看護師や介護士などは激務がよくクローズアップされますが、このような職業の人も、AV女優も、筆者も、ある部分で自主的に激務に従事しています。
“ある部分”というのは、嫌ならば辞めればいいからです。
よって、一部で構造的に搾取の対象となっていると言うことができます。
したがって、一般の人がよくいう「AV女優たちは搾取されている」という主張は1~2割程度は正解ですが、その他は大きく誤っています。
たしかに、AV女優たちが普通は人にみせるべきではないものを披露しており、好奇の対象になりやすいと言うのは事実ですが、唯それだけのことなのです。
過酷な撮影はおかしい?
こう言う人もいるかもしれません。
「そうは言っても、食糞や極寒地での露出や激痛を伴うハードSMなどは肉体的にあまりに負担が大きい。
こんなものに自ら出演する女性がいるはずはない。やはり搾取しているのだろう」
という意見です。
しかし、これに関しても上記と同じことが言えます。
確かに、このようなきつい撮影はできるだけ避けようと思うのが当然で、なかなか出演を承諾する女性は見つからないものです。
このとき、熱心に口説かれたことで出演を承諾する女優もいます。
しかし、このような場合にも最終的に決めるのは女優自身です。
メーカー面接、監督面接、マネージャーとの打ち合わせなどの中で、やっぱり無理だと思えば断ることができます。
出演を決定している女優は、自分がAV業界の中で置かれている現状やこれからの活動のこと、キャリアプランなどを熟考したうえでそれらの作品がプラスになると判断して出演しているのです。
出演後に「やっぱりやらなければ良かった」と思うことがありますが、これを見て「やっぱり搾取だ!」と言うのはお角違いです。
このようなものは、例えば派遣バイトに登録しておいたら引っ越しのバイトの人材が足りないからと熱心に誘われるとします。
承諾して実際に作業をしてみたら1階から5階まで階段で大量の荷物を運ばなければならず、「仕事受けなきゃよかった・・・」と後悔するのと同じことです。
これらのハードな作品には問題点が多く、肉体的な苦痛や負担があるのも事実です。
AV業界がまだまだブラックだった頃には、このような撮影に送り込まれた女性が大けがをして訴訟を起こした事件や、制作関係者が逮捕された事件もありました。
今や業界はクリーンになってそのようなことはなく、企画女優は撮影の途中でつらいと感じたら途中で放棄する権利を与えられています。
したがって、企画女優たちがこのような撮影に挑むことを以て過酷だ、かわいそうだ、性的搾取だと批判するのではありません。
それらの撮影において女優が限界を感じて放棄を申し出た時に、「もうちょっと頑張って」という空気になることなく、すべての現場で女優が救い出されるようにすべきと言えるでしょう。
少し話がそれましたが、企画女優は過酷であり、女優自身もそのことは受け入れています。
企画女優は稼げるか?
つぎに、このような過酷な撮影にも挑んでいる企画女優は稼げるかどうかを検証してみましょう。
企画女優としての働き方も様々で、企画女優でありながら単体女優のようにその女優を主役として作品を制作できる企画単体女優ならば、1本の撮影で30~50万円のギャラが得られます。
しかし、ここでは純粋に企画女優だけのギャラを考えます。
つまり、いろんな女の子のフェラチオする姿を数時間にわたって収めたものや、いろんな女の子が糞を使ったプレイを行うスカトロ作品や、
何組もの男女が一室でセックスを繰り広げる乱交ものなど、1本の作品に何人ものAV女優が出るような作品に出演している女優です。
この時、AV女優のギャラは撮影内容がどれくらい過激であるか、構想時間は何時間かと言うことで算出し、日当として支払われます。
このような撮影では、安くて5万円程度、高くて10万円程度となることが多いようです。
しかし、プロダクションによって出演料の何割が手取りになるのかが明確ではないため、あまりはっきりとは分かりません。
概ねこのくらいの金額です。
しかし、着衣のまま手コキだけをする、フェラだけをする、裸を撮影するだけなど、絡みがない非常にソフトな作品ならば、5万円を下回って1~2万円というギャラになることもあります。
したがって、単体女優の作品は全ての作品に対して、その内容の如何を問わず一律のギャラが支払われるのですが、企画女優になるとここの事情が大きく異なると言えます。
出演料の幅が非常に広いのです。
そして、企画女優は自分の裁量で仕事を組んでいくことができます。
撮影依頼さえあれば、1ヶ月のうち20本撮影と言うことも不可能ではありません。
仮にソフトな内容もハードな内容も色々出演し、月の平均にすると1本当たり6万円で20本に出演したならば、120万円のお金を手に入れられることとなります。
もちろん、企画女優にもかわいい女性はたくさんいるため、自分ばかり優先的に仕事を得られて毎月のように多忙なスケジュールをこなしていくと言うのは現実的ではありません。
しかし、稼ごうと思えばこれくらいの稼ぎは不可能なことではありません。
このことから、タイトルの通り「企画女優はガッポガッポ」なのです。