1. TOP
  2. AV女優の収入
  3. AV出演の相場、AV女優の年収やギャラについて詳しく知ろう

AV出演の相場、AV女優の年収やギャラについて詳しく知ろう

最近、自らの意思でAV女優になる女性が増えています。

率先してAV女優になるということは、やはり稼げているのでしょうか。

昨今のAV業界は不況と言われてますが、AV女優の出演とギャラはどうなっているか気になります。

AV女優はどれくらいのペースで撮っているか?

AV女優年収ギャラ

AV女優はたくさん稼げる職業だというイメージがある一方で、AV業界を解説した本の中では、最近のAV業界は極めて稼ぎにくい業界である事、一部の人気女優しか稼げなくなっていることなどが書かれています。

実際のところはどうなのでしょうか。

最近のAV女優の仕事ぶりは、やはり後者が正しいといえます。

安定して出演できたり多数のAVに出演できるのは一部の人気女優、つまり才能を見込まれて単体女優として契約できたAV女優、または人気の高い企画単体女優だけです。

その他大勢の女優、つまり企画女優たちは出演の機会を満足に与えられていないのが現状です。

企画女優は出演回数が少ないだけではなく、価格崩壊も著しく安いギャラしか支払われないことも多くなっています。

このような傾向があることから、全体的な統計はあまり参考にならないかもしれませんが、あえて挙げるならばAV女優全体の月あたりの平均出演本数は約3本と言ったところです。

しかし、これも一部のAV女優が月に10本以上など多数の出演をこなす一方で、月に1本しか出演できない女優も非常の多いため、出演本数が多いAV女優が全体の平均を引き上げた結果です。

AV女優年収ギャラ

ちなみに、単体女優はAVメーカーとの専属契約をしているため、月の出演本数は1本と決められています。

ただし、ギャラは100万円前後が相場です。

また、企画女優や企画単体女優は出演本数に制限がなく、人気の高い企画単体女優になると月に20本以上出演するケースもあります。

また、単体女優は月に1本の制限がありますが、それ以外にもグラビア撮影などもこなしています。

人気がなく名もない企画女優も月に1本の出演という事が珍しくありませんが、グラビア撮影の機会を与えられることはなく、アルバイトや正社員と兼業しています。

もちろん、これらの出演本数はAV女優の意のままになるものではありません。

単体女優を除けば、自ら望んで月1本の出演に甘んじているAV女優はほとんどいません。

もっと出演して稼ぎたいAV女優は大勢いますが、出演の機会を思うように得られない女優がほとんどであり、AV女優を長く続けることが難しい職業となっています。

視聴者から飽きられれば寿命も縮みますし、単に裸になればお金を稼げるというものでもなくなっています。

AV女優とは、女優と業界のニーズが必ず一致することは少ない職業なのです。

 

 

出演料の相場はどれくらい?

AV女優ギャラ

出演料も気になるところでしょうが、これも二極化が著しいものです。

単体女優ならば1本あたり100万円前後を稼ぐこともありますが、企画単体女優ならば数十万円、末端の企画女優ならば撮影内容によっては10万円を切ることもよくあります。

また、たまに芸能人やアイドルがAVデビューすることがありますが、そのようなケースは例外的に数千万円を稼ぐこともあります。

あるトップアイドルがデビューした時などは数億円で契約という噂が流れたこともあるほどです。

数十万円~100万円以上を稼げるAV女優は、AV女優全体の10%未満と言っていいでしょう。

20%くらいまでのAV女優が、月にして30万円以上の稼ぎがあります。

しかし、80%らいのAV女優は満足に稼ぐことができていないのが現状です。

多くを稼いでいるAV女優も、稼げていないAV女優も、すべてを合わせた1本あたりの平均的ギャラは約20万円ですが、これも二極化が激しいAV業界ではあまり参考になる数値ではありません。

また、デビュー作でのギャラが低ければ、続けるうちに少しずつ上昇していくこともあり、高いギャラでデビューしたAV女優は徐々に安くなっていく傾向があります。

ただし、例えば単体女優として高額のデビュー料をもらったAV女優でも、1本あたりのギャラは低下傾向にあるとはいえ、AV女優としての経験を積んで企画単体女優になったときにはたくさん出演できることも多いです。

その場合には1本あたりのギャラが低くなっても総収入としてはアップします。

そのため、1本あたりのギャラの低下が必ずしも総収入の低下につながるとは限りません。

稀有なケースではありますが、企画女優としてデビューしたAV女優が徐々に人気を獲得し、超人気AV女優になるケースもあります。

今はAV女優を引退しましたが、成瀬心美や琥珀うたがその例にあたります。

このように、デビュー作では10万円しか稼がなかった女優が、単体女優をしのぐほどの稼ぎを得るまでに出世したケースもあります。

AV女優の年収はいくらくらい?

AV女優年収ギャラ

次に気になるのは、AV女優の年収です。

はたしてAV女優とはそれなりの年収を稼ぎ、生活していくことができる職業なのでしょうか。

これまた両極端なのですが、トップクラスのAV女優のなかには1000~2000万円を稼ぐAV女優もいます。

単体女優ならば出演本数は月1本で1本あたりのギャラは100万円ですから、1年間出演を続けると単純計算で1200万円になります。

1本で150万円を稼ぐ有名単体女優もおり、そのような単体女優ならば年収は1800万円です。

このほか、企画単体女優の1本あたりのギャラは20~80万円くらいになります。

企画単体女優ならば扱いは企画女優と同じで月あたりの出演本数に制限はありませんが、これならば月に2本も出演すれば十分に不自由ない生活が送れるでしょう。

十万円の出演料で月に10本以上も出演している企画単体女優もいますが、そのようなAV女優ならば年収は単体女優を大幅に超えることになるでしょう。

女性が一般企業で働いたときの月収はそれほど高いものではなく、仕事が終わってからキャバクラで働く女性も少なくありません。

それと比べると、AV女優ならば週末に出演するだけでキャバクラよりずっと稼ぐこともできます。

とはいえ、だれもが高いギャラを得られるとは限りませんが・・・。

 

 

兼業しているAV女優は多い?

AV女優ギャラ

ここまで、兼業しているAV女優も多いという事を書いてきましたが、実際にはどれくらいのAV女優が兼業しているのでしょうか。

実は、6割程度のAV女優は兼業のAV女優です。

そのようなAV女優のことを兼業AV女優といいます。

週末だけAV女優として働き、平日の昼間はOLやアルバイトをしているAV女優もかなりいるという事です。

AV女優は時給換算すればかなり高給の部類になりますが、そのようなAV女優でもなかなかAVだけでは不十分というのが実情の様です。

AV女優は本業か、あるいは副業かという事に関しては個人差があるようです。

あるパターンでは「もっとお金がほしいから」「AVの収入が不安定だから」「AVの仕事が少なくてヒマだから」という理由からAVをしているというものであり、これはAVを本業と考えているケースです。

AV女優全体でみると、このタイプのAV女優が大部分を占めます。

もう一つはAVを副業と考えるものであり、これはOLが深夜にキャバクラやスナックでバイトする感覚と似ています。

「AVに染まりたくないから」「AVを引退した時のため」などの理由から、AVを本業とは考えていない様です。

このほか「AVで稼いだお金は貯金に回して、使いたくないから」としているAV女優もいます。

AVで得たギャラは将来のたくわえとして全額貯金しているAV女優も結構います。

AV女優年収ギャラ

中には、「AVでたくさん稼ぐことによって、金銭感覚が狂うのが怖い。普通の仕事で一般人との出会いを作っておきたい」というAV女優もいます。

AV女優の中には、たくさん稼いで派手な生活を送る女優もいますが、そのようなAV女優はどちらかというと少数派で、庶民感覚を失わないために普通の仕事をしているAV女優もいます。

OLなどの普通の仕事を本業と考えるか副業と考えるかはさておき、実社会でOLをしているだけでは自分が大事にされているとは思えず、自己肯定感を満たすことができないと感じているAV女優は多いようです。

その点、AVでは少なくとも女優がいないと成立しない世界ですから、必要とされているという実感があるだけではなく、女として人生にハリが出ると感じている女優は少なくありません。

AVと一般的な職業についての考え方は、お金の問題でもありますが、心の問題でもあるのです。

AV女優という働き方は、自分の女としての部分を売ることによって女としての実感が得られます。

一般社会でOLなどをしてどこか虚しさを感じている女性ほど、お金以外の部分に魅力を感じてAV業界に入るケースが多くなります。

以上のことのほかに、親や友人、彼氏などにきちんと稼いでいると証明するためにAV女優をやっている女性もいますし、単純に楽しいからという理由でAV女優をやっている女性もいます。

AV女優のブログでは、撮影の裏話が楽しげに書かれていたり、スタッフと遊んでいる光景やにぎやかな光景が載せられることがあります。

このようなブログを見ると、AV女優がAV女優としての人生を謳歌しているという印象を受ける人もいることでしょうが、実際には6割のAV女優が兼業AV女優として働いているのです。

AV女優はギャラに満足している?

AV女優ギャラ

次に気になるのは、AV女優たちは果たしてギャラに満足しているかどうかという話題です。

高いと感じている女優が多いのか?安いと感じている女優が多いのか?はたまた妥当と感じているのか?

実際の声を聞いてみると色々で、

私がもらうには高い金額だと思います。

自分の中で仕事に対しての価値観が定まったならば、金額は特に気にならないものです。

病気のリスクなどもトータルで考えると妥当ですね。

色々なリスクがありますからね。そのうえでやっているのだから安いですよ。

広告に8万円ってあったのに、実際は5万円だった。

10年前のギャラを知ってますからね。安くなったもんです。

一昔前、AVがまだビデオだったころは、AVの価格はかなり高額でした。

また、DVDになってからもレンタルが主流だったときには高かったものです。

しかし、セルDVDが低価格で売られるようになり、それにともなって製作費もどんどん安くなっています。

当然AV女優のギャラもかなり安くなり、ここ10年で少なくとも半額以下になっています。

AV女優ギャラ

長くAV女優をやっている女優は、昔のギャラを知っているだけにギャラが安くなっていることに不満を感じていることが多いようです。

昔のギャラを知らないAV女優でも、ギャラに不満を抱く女優は少なくありません。

AVプロダクションは募集に際して広告に出演料を掲載しますが、そこに掲載されている出演料よりも安くなってしまうこともあるため、そこに不満を抱いているAV女優もいるのです。

このことからも、AV業界の不況を実感することができます。

AV女優全体の3~4割は、出演料に不満を抱いているというデータもあります。

しかし、AV女優の多くは兼業AV女優として働いており、そのようなAV女優はOLや一般的なアルバイトの給料の安さを知っているだけに、不満があっても辞める気はないようです。

社会的な金額としては悪くないと考えているのです。

1割未満ではありますが、たとえ10万円以下の出演料であっても高いと感じている女優もいます。

また、大物単体女優が150万円のギャラをもらいながら安すぎると考えていることもあります。

ある単体女優は、

AV女優をやっていることがばれれば、犠牲や失うものも大きい。そのことを考えると、安すぎる。

と語っています。

確かに、人生におけるリスクを考えてみれば、何百万円、何千万円もらっても割に合わないと考える女優がいても不思議ではありません。

ただし、妥当なギャラであると考えているAV女優も4割ほどいます。

これは、出演の際に受け取るギャラが妥当であるというよりは、AVに出演して自己肯定感が得られたり、性欲を満たすことができたりすることから充足感も大きいです。

そのため、充足感プラス出演料として考えた際に納得できる条件であると思っているようです。

AV女優年収ギャラ

ある人気熟女女優の声を聞いてみても、

気持ちいいことをして、そのうえお金ももらえるということに満足しています。

1本あたりのギャラも妥当だと思いますし、年間を通してのギャラとして考えると多いくらいです。

と語っています。

出演を重ねるAV女優は、このように充足感を感じていることが多いようです。

ちなみに、AV女優のギャラは、一般的に秘密となっています。

単なる秘密というよりは、最高機密というレベルです。

なぜならば、ギャラを公開するとAV女優間でのギャラ格差が知られることとなり、不満を生んでしまうからです。

特に、他の事務所との違いを知られてしまうと、自分の事務所で活躍するAV女優が他の事務所に移籍を希望してしまうかもしれません。

これを恐れて、大物女優同士で旅行に行ったり、遊びに行ったりすることを禁じているプロダクションもあります。

 

 

最初のギャラで何を買った?

AV女優年収ギャラ

最後に、AV女優が最初にもらったギャラを何に使ったのかを見てみましょう。

AV女優に関わらず、どのような仕事でも始めてもらうギャラというのは嬉しいもので、何に使ったかを覚えている人は多いものです。

これもまた色々な声があります。

「両親にペアリングを買いました」

「引っ越しをしました。その時家具とか家電も買って、ほとんど使ってしまいました」

「車の免許を取りに行きました」

「彼氏に全部あげました。内緒で出演して、なんだか悪い気がして」

「マンガ喫茶に行きました」

「ヴィトンのバッグを買いました」

「お酒を飲みました」

具体的なデータを見てみると、

  • 貯金・・・23%
  • 服やブランドバッグ・・・21%
  • 家賃や生活費・・・5%
  • 引っ越し資金・・・5%
  • 旅行・・・4%
  • 家具・家電・・・3%
  • 両親へのプレゼント・・・3%
  • 借金返済・・・2%
  • その他・・・7%
  • 無回答・・・18%
  • 覚えていない・・・9%

となっています。

よくAV女優がホストにハマるという話を聞きますが、統計データに現れるほどではないようです。

無回答やその他に含まれているのかもしれません。

AV女優年収ギャラ

AV女優がホストに貢ぐというのはもはや都市伝説になるほどよく言われるものですが、あくまで少数派なのでしょう。

また、派手に使っているイメージもあるかもしれませんが、貯金に使っている女優が最も多くを占めているのも驚きの結果です。

それだけに、ブランドや服に使っているAV女優も一定割合いるというのは予想通りといっていい結果でしょう。

このほか、借金返済、家賃や生活費、引っ越し資金などに使っているAV女優が多いことからも、生活苦からAV女優になる女性も少なくないことが分かります。

引っ越し資金に充てている理由は、親バレ対策です。

親にばれないように一人暮らしを始めるため、引っ越しをするAV女優が多いのです。

このように、AV女優だからと言ってお金を派手に使っているかというとそうとも限らず、一般の女性と同じように堅実な生活をしているAV女優が多いのです。

毎月ボーナスがあるような感覚ですね。

 

 

この記事のタイトルとURLをコピーする

\ SNSでシェアしよう! /

AV女優の教科書の注目記事を受け取ろう

AV女優ギャラ

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

AV女優の教科書の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!
AV嬢部屋探し
AVのお仕事、相談窓口
LINEで簡単に相談できるAVコンシェルジュ。

プロダクションでもない、AVメーカーでもない第三者的な立場で、あなたに最適なアドバイスをします。



詳しく見てみる

この記事も読まれています

  • AV業界の将来が危ない!海外に活路を見出せ

  • AV業界の進化

  • AV女優がAV女優になって感動したこととは?

  • AV業界小話・村西とおるという監督

関連する記事はこちら

  • 持っているテクニックであなたのAV人生は決まる!

  • AVの出演料下落はこんな時代背景が影響していたのです

  • 顔を出してまで稼ぎたい人が知っておきたい4つのルール

  • AV女優が昔ほど稼げなくなった理由はなんでしょうか?

  • AV女優って、意外と普通の女性たちなんです

  • 熟女がAV女優に向いているところを挙げてみる