今でもメッチャ美人なのに整形を繰り返してしまう現実とは
AV女優には、整形する人が多いです。
デビューする前に整形をしていたならばファンから整形したことを知られる心配はありませんが、デビューしてから整形したとき、整形前の顔が非常に不細工であったならば、ネットなどで好奇の目をもってさらされることとなります。
美人なのにまた整形をする彼女たち
ここで紹介するあるAV女優Rは、デビュー当初から美少女の誉れが高かった女優で、最初はグラビアアイドルとしてデビューしたのですが泣かず飛ばずであったところ、一念発起してAVの世界に行ったところ単体女優としてデビューにこぎつけ、爆発的な人気を誇った女優です。
そんな女優Rとお茶をする機会があったので、彼女に色々といてみました。
彼女はインタビューの前年に整形をしていました。
もうすでに美人として名の通っていた彼女は、整形前と後でどっちが美人であったかと言うことはネット上でも賛否両論分かれるところであって、とにかく整形前も美人でした。
普通の整形というのは不細工から美人に変身するための手段であるにもかかわらず、彼女はなぜ美人から美人へと整形をすることになったのでしょうか。
整形した女優R
私は興味の赴くままに、なぜ整形をするに至ったかを聞いてみました。
すると彼女は、驚いたことに、
と語っていました。
別人で、昔からの知り合いに割と売れっ子のAV女優がいます。
グラビアアイドルから徐々に落ちていったくちで、学生時代は皆の憧れだったので、彼女がそっちの世界に行った時は結構ショックだったのですが、なんとなくご縁が復活して、たまーに一緒に飲んだりお茶したりします。
なんとその彼女も
私ももっと早く整形すべきだった。タイミングを外してしまった。
というようなことを言うではありませんか。
Rが整形した理由
一見意味不明な発言ですが、よくよく聞いてみると、彼女なりの論理がきちんとありました。
彼女の場合は整形せずに同じイメージのままで仕事を続けた結果、売上が落ち始めた時期がありました。
その時期から徐々にハード路線の作品にも出演する機会が増えていき、気がついたころには以前のようなソフト路線の仕事では到底売上が見込めないようになっていたのです。
客観的に見ても、AV業界に生きるAV女優としては八方塞がりの状態になってしまい、なんとかやり直したいと思ったところに来た時、整形して女優名も変え、また新しいスタートを切ろうという結論に至ったとのことです。
整形は計画的陳腐化のために行う
つまるところ、一般業界のみではなく、どんな業界でもマーケティングは大切であると言うことです。
つまり、AV女優がデビュー後に整形を行うのは、計画的陳腐化を行うと言うことなのです。
計画的陳腐化とは、ウィキペディアによると
「計画的陳腐化とは、新製品を市場に投入するにあたって、旧製品が陳腐化するように計画することで、新製品の購買意欲を挙げるマーケティング手法のこと」
と解説されています。
つまり、整形後のRをAV業界で活躍させるために、整形前のRを陳腐化させるとは言わないまでも、極力前面に押し出さず、あくまでも新しい女優Rとしての活動を始めると言うことです。
AV女優とイメージ転換
AV女優と言うのは身を切り売りする仕事です。
そのため、売れている2~3年は同じ路線でもよいのですが、その中でも計画的に考え、売上が落ち始めるなど「これ以上は厳しい」と判断できたタイミングで、
- 整形する
- 化粧を買える
- 路線を変更する
などによってイメージ転換を図っていかなければ、どんどん自分を安売りして底なしに落ちていくことになるのです。
Rも業界のそのような傾向をしっかりと把握していただけに、「これ以上言ったら際限なくハード作品に出演させられる」という危惧から整形に踏み切ったわけです。
整形に失敗する女優もいる
Rのように頭を働かせて計画的に自分を売っていくことができる女優は少なくありません。
そもそも、AV女優と言う存在に対して「頭が悪い」と言うイメージが付きまとっていますが、それはとんでもないことで、計画的に物事を判断して生き残り競争を勝ち抜いている彼女たちはとても頭がいいと言わざるを得ません。
ただし、注意したいのは整形をすれば全てRのように思い通りに行くかと言うと、決してそうではないと言うことです。
Rは整形して売り込んだ成功例ですが、計画的陳腐化のために整形をした結果、「整形前の方が絶対に可愛かった」「整形後の顔が気持ち悪い」「劣化している」などと言われるAV女優も少なからずいるのです。
特に悲惨なのは、整形をすることによってAV女優としての延命措置を測った結果、気持ち悪いという評価を得て整形前のまま活動していくよりも短命になってしまうこともあると言うことです。
このようなことがあると言う事実から、整形は業界内で当たり前に存在するものですが、必ずしも成功の絶対的手段と断言することは難しく、整形をせずに徐々にハード路線に変更して言った方が、結果的に長期間にわたって活躍できたと言うケースもあると言うことが分かります。
整形も善し悪しなのでしょう。
むしろ整形するのが遅かったんです。私ももっと早く整形すべきでした。なんであの整形しなかったのだろうと思うことがあります。