インディーズの撮影現場の裏側を見てきました!
インディーズの撮影の裏側を集合から撮影、食事、解散まで具体的にどのような事が行われるか、私が見てきてケースを参考に説明しましょう。
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撮影場所はハウススタジオが多い
映画やビデオの撮影に使われる場所には、スタジオとロケがあるのは、皆さんもご存知でしょう。
しかし、スタジオにも様々な種類があることをご存知でしょうか?
種類の一つには規模があります。
映画などでは大きなセットを組むこともあるので、オープンセットと呼ばれる屋外の撮影もありますが、室内であっても大きな倉庫の中で撮影している場合も多いです。
広い空間の中に監督のイメージする建物や部屋のセットで組んで撮影するのです。
また、それよりも規模の小さなスタジオ、
例えばビルのワンフロアを抜いたようなものでも室内セットなどを組んで撮影することがあります。
こういった何もない空間にセットを組んで使用するスタジオの他に、
あらかじめ作られていたり、初めから部屋として作られた場所に家具などをセットして撮影に使用する、いわゆるハウススタジオと言うものもあります。
撮影やシーンごとにセットを組んで撮影するほど予算も人手も時間もないAVの撮影では、このハウススタジオを使用することがほとんどです。
特にインディーズの撮影ではハウススタジオを使用しないのは屋外露出ものかラブホテルを使用したものです。
もっとも、メーカーによってはマンションの一室などをスタジオとして専用にキープしているところもあります。
これは同一のシリーズ撮影などでは有効であると同時に、スタジオ使用料などを考えれば経費的にも安く上がります。
ハウススタジオの数は、バブル崩壊後に数が多くなりました。
都内の高級住宅地の豪華な一軒家などがスタジオになってしまっているケースも珍しくありません。
AV、特にインディーズでは予算と人手と時間の問題からセットを組む必要がないハウススタジオを使用すると書きましたが、それは撮影そのものにも言えることです。
映画ならば数週間、数ヶ月、中には何年もかけて撮影される作品もありますが、AVではかけても数日、すくなければ数時間という単位で撮影が行われます。
インディーズの場合ならば1日で撮影が終わるのが常識で、場合によってはその日のうちに2本分、3本分の撮影をしてしまいます。
では、具体的にどのような撮影が行われるか、私が見てきてケースを参考に説明しましょう。
集合の様子
集合は朝7時など早い時間にかけられることが多いです。
集まる場所は新宿スバルビル前。
ここに出演者とスタッフが集合します。
場合にもよりますが、ここでの集合は主に女優中心です。
撮影スタッフはスタジオに直行することも多いです。
撮影前に女優の面接をしっかりしていないと、ここで監督は女優を見て、宣材資料に添付された写真と違う本人にびっくりしたりすることもあります。
また、待ち合わせに現れない女優にイライラし、事務所に電話すると「捕まらない」と返事書き手、女優の差し替えになったりする場合もあります。
こんなとき業界では「女優が飛んだ」といいます。
午前中はスチール撮影
無事に集合できればスタジオに移動です。
スタッフたちが撮影の準備をする中、女優はシャワーを浴びてメイクさんにメイクをしてもらうことになります。
そして、準備が整うと10~11時になっています。
いきなりビデオの撮影は始まりません。
まずはパッケージ用のスチール撮影からです。
例えばブルセラならば制服姿で可愛く笑ったポーズ等になります。
なぜ最初にスチール撮影をするのかと言えば、確かに朝一番の撮影で表情が硬いこともあります。
しかし、ヘアもメイクもできたてのこの時に取っておくのがスケジュール的に都合がいいからです。
着衣でのポーズの後は、パンチラやおっぱい、ヘア出しのポーズなどを撮影します。
場合によってはこの時点で男優を入れて絡みまで撮ってしまうこともあります。
現場の食事事情
スチール撮影が終わるころには昼食の時間です。
食事は大抵の場合スタジオ近くの食堂に出前を注文します。
頃合いを見計らって、ADがメニューを持って注文を聞いて回ります。
各ハウススタジオの近所には食堂やデリバリーの弁当やのメニューがいくつも置いてあります。
様々なメーカーの撮影スタッフが勝手に選んでいるのですが、味や量に当たり外れがあります。
良心的なスタッフはメニューに「ここは当たり」などと書き込んで、次にスタジオを使用する同業者に教えたりもします。
また、同じスタジオを何回も使用していると、どこがおいしいなどの情報がスタッフの頭に入っていることもあります。
しかし、基本的に料理のジャンルは女優の好みで決まる場合が多いです。
その日の女優が中華がいいと言えば中華になり、洋食がいいと言えば洋食になるのが大抵の現場です。
インディーズ物でドラマが少ない理由
食事が終わって、午後2時ごろからようやくビデオの撮影が始まります。
もっとも、屋外での撮影を交える場合には昼食前にその部分だけは済ませてしまうケースが多いです。
ブルセラものだと公園などでイメージシーンやパンチラなどを撮影してしまい、それから昼食という流れです。
インディーズ物のAVでは、ドラマを深く突っ込まない場合が多いです。
それは、撮影時間の短縮にもつながりますが、簡単な設定
(ブルセラなら教室で先生と生徒があるきっかけでセックスするといったもの)
でユーザーが見たいと思うシーンになるべく早くつなげていくためです。
もっとも、長いセリフを用意しても素人同然の企画女優では演技もできない場合も多いと言う理由もあります。
建物自体は普通の一軒家ですが、ブルセラ陽に室内に教室を模したセットを作っているところもあります。
机といすがいくつか並んでいて、壁には日本地図が貼られていたりします。
そこで先生と生徒の会話が合って、ちょっと強引にセックスになだれ込んでいく・・・という感じです。
AVのスタッフたち
ここで、スタッフについても触れていきましょう。
映画では監督、AD、カメラ、照明、記録・・・などと大所帯になりますが、AVではその数はぐっと減ります。
大手メーカーのものでは十数人、インディーズになれば3~6人で全てを行います。
監督がカメラマンを兼任することなど当たり前で、監督とAD、スチールカメラマン、そしてメイクの4人などという現場も珍しくありません。
女優は大変
教室での絡みが終わると、このシーンは終了となります。
しかし、女優と男優はそのまま休憩と言うわけにはいきません。
パッケージやパブリシティ用に、撮影に沿った絡みのスチールを撮影します。
もちろん、ビデオが回っている間にスチールを撮影することもあります。
インディーズビデオを見ていると、シャッター音がパシャパシャ聞こえていたり、ストロボが光っていることがありますが、これはスチールを撮影しているのです。
次のシーンのための準備と、女優の着替えとメイク直しの後、再び撮影が始まります。
ここで長い休憩をするか、さくさくと撮影していくかは監督の性格にもよります。
しかし、時間に追われるインディーズの撮影ではさくさく撮影する場合が多いです。
ブルセラものなら制服以外にブルマやスクール水着での絡みやフェラチオシーンを撮影するのがお約束です。
その都度メイク直しやスチール撮影が入るため、ゆっくり休んでいては日が暮れてしまいます。
実際、日が暮れて終電間際まで撮影が続くと言う場合もあります。
撮影後のこと
全てが終われば新宿などで解散となります。
時には打ち上げと称して飲みに行ったりする場合もありますが、これはそう多くありません。
なぜならば、インディーズの女優はキャバクラや風俗をかけ持ちで仕事をしている場合も多く、そうなると撮影が終われば次の仕事が待っているためです。
また、そうでなくても翌日、また早朝に撮影の集合があったりするという理由もあります。
男優は気楽
ここまで文章を読んで、男優はいつ登場するのだろうかと疑問に思っている人もいるでしょう。
大抵の場合、男優は直でスタジオに入ります。
到着すればすぐにシャワーを浴びて準備を整え、自分の出番が終われば帰宅します。
シーンごとに違う男優が登場するビデオであれば、そのシーンの撮影のときにだけいればいいと言うのが男優の立場です。
AVの撮影は女優中心
では、女優はどうでしょうか。
女優あってのAVである以上、全ては女優中心と言って差し支えありません。
多少無理なことを要求しても、それ気持ちよくやってもらうようにスタッフは気を配ります。
もちろん、完成したAVがいいものであることが前提ですから、現場では映像からは想像できない駆け引きも存在します。
女優の本気度
撮影中はものすごく喘ぎまくっていた女優が、カットがかかった瞬間に素に戻ることもあります。
それでも本当に気持ちよくなって、満足して帰ってもらえればそれに越したことはないため、スタッフも男優も一生懸命頑張っています。
もっとも、インディーズいの企画女優はセックスの演技も練習しているわけではないので、本気で感じてもらう方が結果的にいいものができます。
大抵の場合はエクスタシーまでいかないまでも本気で感じているのは事実です。
特に、最近では普通になりつつある潮吹きにしても、インディーズの女優ではそれを演技でできる女優はいないため、本気とみて間違いありません。
結果的にオモチャや指で感じすぎたために、最後にペニスを挿入された時には落ち着いてしまっているようなAVも少なくありません。
演技でもいいじゃないですか
女優の本気度は、ユーザーにとっては気になるところでしょう。
撮影されながらのセックスで本気で感じているのであれば、それだけよいオカズになるからです。
しかし、それがたとえ演技であっても、女優たちはカメラの前の視聴者にヌイてもらうために一生懸命なのですから、いちいち疑うのもヤボなのかもしれません。
いかに本気に見えるか、という点で判断するのが一番いいのではないでしょうか。
もちろん、やる気がなさそうでバイブで刺激されても挿入されても反応が小さい女優もいるわけですが、それはそれで彼女の本気には違いありません。
だったら演技でも感じまくって何度でもイッしまう女優の方がいいと言えるでしょう。
しかし演技ではないのです
それでも、女優たちが本気なのかどうか知りたいと言う人は多いでしょう。
個々のケースをそれぞれ説明することはできませんが、大まかにいってインディーズの企画女優は先ほど述べたように本気であることが多いです。
反応の大きい・小さいは個人的な問題や経験の問題であり、演技ではありません。
強いて言えば、エクスタシーに関しては、女性雑誌などのアンケートで多くの女性がエクスタシーを感じたことがないと言うことです。
なので、あの「イッちゃう~」というシーンは演技の事も多いです。
AV女優でもイッたことがない女性は割と多いのです。
また逆に、AVに出演して経験を重ねたり、それまでしたことがなかったセックスでエクスタシーを知ったという女優も多いのも事実です。
これは、ブルセラなどに出演する若い女優よりも、人妻・熟女ものに出演する女優の方が本気で感じているし、体を痙攣させてエクスタシーを迎えていることが多いようです。
また、一度しかイケない女性や何度もイク女性というのもあるので、エクスタシーに関してはそれぞれのAVをみて判断する以外にはないでしょう。
セックスが大好きな女優も
一方、実際にセックスが大好きで、男優とのセックスを楽しんでいる女優がいることも事実です。
気に行った男優とのセックスでは演技抜きで感じまくっているという女優もいます。
男優とのセックスだけでは満足できず、休憩時間にADにフェラチオをする女優もいたりします。
AVと疑似
演技か本気か、と言うことでは、男優の発射する精子にも本物と偽物があることをご存知でしょうか。
一本のビデオの中で2回、3回と発射している男優をみて、その絶倫ぶりに驚いたことがある人もいるかもしれません。
しかし、そのうち本当に射精しているのは一回かもしれません。
もちろん、一日に何回も射精できる男優もいます。
しかし、たいていの撮影では本物の射精は一回であることが多いです。
では、疑似精子とはどのようなものでしょうか。
これはビデオに限らずグラビアの撮影でも使用されるものですが、ローションにコンデンスミルクや卵白を混ぜて作ります。
その割合などはそれぞれのスタッフによって微妙に異なるようで、シーンによって粘り気のあるもの、色の濃いものと使い分けられることもあります。
射精の直前に、男優に先をきったスポイトに入った疑似精子が渡され、ペニスと一緒に握って射精に見せかけます。
モザイクがあるから通用するテクニックでもあります。
また、中出しものでも疑似精子を膣内に注入することもあります。
また、今やすっかり定着したぶっかけものでは100%本物の精子が使われています。
ここでは射精するためだけに用意された男優たちが射精することでギャラをもらっているのです。
業界では彼らのことを「汁男優」と呼んでいます。
ほかに偽物としては、スカトロものでは肛門に偽物のうんちを詰めて排泄したように見せたという話もあります。
この時はチョコレートやレトルトのカレーを使用するようです。
AVと疑似2
本物のように見せて、実はそうではないものとしては盗撮や痴漢といったものもあります。
スタジオのトイレや更衣室にカメラをセットして、撮影しているのを了解の上で女優に着替えてもらったりトイレに入ってもらったりします。
また、痴漢ものでは本物の電車の中で撮影する場合もあり、その時には数名のスタッフが新聞や自分の体で痴漢約の男優と女優を隠して撮影されます。
また、今から10年前以上になる2002年に業界で流行った偽ロリータなどは偽物の最たるものと言えるかもしれません。
AVに出演するからには女優の年齢は18歳に達しているのですが、童顔で子供のように見えたり、メイクや衣装で小学生のように見せてロリータビデオのように撮影するのです。
18歳以上のモデルであるから挿入も可能です。
ある意味ファンタジーの世界ですが、マニアの願望を実現した作品になっていました。
最近は熟女ブームでもありますが、やはり時代とともにもてはやされる対象年齢が低くなったときの名残は残っています。
アダルトビデオが普及し始めたころは若妻が人気でしたが、それが女子大生になり、ブルセラブームが起こり、ロリータブームも起きました。
しかし、実際に撮影に使える女優は18歳以上なので、偽ロリータというジャンルが確立したのです。
それも当初は中学生くらいの雰囲気だったのが、小学生をイメージさせるものになり、さらに幼い感じを演出したものも出たことがありました。
もっとも、ブルセラにしても出演女優に制服を着せただけで偽には違いないのですが。
本物志向が高まっている
また、一方では本物志向も強くなっています。
本物の精子に始まって本物の排泄シーン、本当の母娘の共演などとどまることを知りません。
また、それに応える女優にも、ある意味モラルがなくなって、放尿やスカトロもOKという若い女優が増えています。
少ない予算と時間で以下にきわどいものを作るか、というインディーズ業界にあって、これらの女優はますます重宝されていくことでしょう。