AV女優は引退後どうなる?
最近ではAV女優を目指す女性が多くなり、常時8000人が活動していると言われています。
そのような女性たちはアイドルのように活躍することを目標にAV女優になっています。
しかし、彼女たちは期待に胸を膨らませて入ってきているものの、活躍できずに引退していく企画女優も多く、引退後はどうなっているのだろうか、または活躍したとしても長く働くことは難しいAV業界において、売れっ子になったAV女優は引退後どうしているのだろうかということは気になるところでしょう。
本稿では、AV女優の引退後にスポットを当てていきます。
売れなかったAV女優は普通の女性に戻る
まず、売れずにAVを引退したAV女優は、引退後なんら問題なく日常生活を送っていくことになります。
企画女優は企画ものにしか出演する機会がなく、女優名さえ出ないそのような作品に出演したところで名前が売れることはありません。
したがって、引退後に日常生活を送る際に、元AV女優とみられることはなく、自分からカミングアウトしない限りはそのような過去はないに等しいと言っていいでしょう。
もし偶然知り合いが出演作品を見たとしても、他人の空似で隠し通すことも可能です。
売れなかったAV女優は、引退後普通の女性として生きていくのになんら不自由はないのです。
売れっ子AV女優の引退後
誰もが売れっ子を夢見てAV女優になるわけですが、下手に売れてしまえば大金と引き換えに引退後苦労することになります。
現役時代と同じ生活水準を保つのが難しいのです。
なぜならば、金銭感覚がくるってしまうからです。
現役時代には、トップAV女優ならばAVのギャラ以外にも様々なイベントやテレビ出演などの活動を通して、年収数千万円を稼ぐこともあります。
特に、単体女優以上の人気を誇る企画単体女優の場合、1本50万円くらいで月に10本出演すれば、1年で6000万円を稼ぐ計算になります。
出演本数はまちまちですが、1本50万円クラスのギャラを稼ぐAV女優は一定数おり、彼女たちは売れて大金を稼ぐとどうしても金銭感覚がくるってしまいます。
そして、引退後「普通の女性」に戻るのに苦労することになるのです。
そのため、AVプロダクションでは人気AV女優を引退させないためにも、金銭感覚が狂うように仕向ける場合もあるようです。
そして引退をほのめかしたときには引退後は稼ぎが大きく減ることを知らせて引退を思いとどまらせるのです。
また、お金を貯めれば「もう十分働いた」と辞めてしまう可能性が出てくるため、「売れるため」といって高級エステや整形をさせ、お金ができるだけ貯まらないようにもするといいます。
そのようなプロダクションの術中にはまったAV女優は、お金がなければ脱げばいいという思考回路に陥ってしまいます。
引退をしたものの、金銭上の理由から復帰するAV女優は数え切れません。
ある人気AV女優も引退後にお金に困り、名前を変えて復帰をしています。
その女優は一度は一般の職業に就いたものの、最初の給与明細を見たとき「1か月間も一生懸命働いたのに、AV1本のギャラより少ないじゃん!」と愕然としたといいます。
彼女は引退後にうまくいかなくなれば復帰もありと考えていましたし、プロダクションの方でも近況を伺う(あわよくば復帰しないかと思い)ための電話をかけてきます。
彼女はお金に困って復帰と引退を繰り返しましたが、ある時親バレによって続けられなくなりました。
仕方なく会社勤めの合間に風俗で働き始めたのですが、現在はネット社会のため「元AV女優の○○が新宿のヘルスで働いていた」と書き込まれてすぐ噂になりました。
会社にバレるという最悪の事態を避けるために、風俗で働くこともままならなくなってしまいました。
このように、一回売れてしまったAV女優には苦労が付きまとうことが多いのです。
もちろん、売れっ子になったAV女優といっても、一般の芸能界に入って成功できるのはごくわずかです。
しかし、中にはAV女優だった過去を含めて愛してくれる男性が現れ、幸せな結婚生活を送っているAV女優もいます。
彼女たちの引退後もさまざまですが、一般の人よりも苦労するケースが多いのは確かなようです。