「AVにでたい」だったら、この記事を読んで準備を始めてください!
もしあなたが「AVにでたい」と思っているならば、まず何からすればいいのでしょうか。
プロダクション選びから面接の内容まで、この記事を読んで準備を始めてください!
まずはプロダクションを選んで面接を受けよう!
もしあなたが「AVにでたい」と思っているならば、まず何からすればいいのでしょうか。
まずするべきことは、所属プロダクションの選定です。
AV女優はほとんどの場合、プロダクションに所属することで活動が開始されます。
そのため、まずはプロダクション面接を受けて、プロダクションに所属することでAVに出る扉が開かれます。
プロダクションの移籍は、よほどのキャリアを積んだ場合や方向性の大幅な変更をする場合を除いてはあまり一般的ではありません。
最初に所属したプロダクションでAV女優人生を送ることになるため、慎重に選ぶ必要があります。
単体女優として活躍したいと思っているにもかかわらず、企画女優ばかりを輩出しており、単体女優に対して強みがないプロダクションを選んでしまえば、AV女優として成功はできなくなります。
逆もしかりで、企画女優としてお小遣い稼ぎをしたいと思っているにもかかわらず、単体女優にばかり強みがあるプロダクションを選んでしまえば失敗です。
また、現在でも多くのAV女優は、路上でスカウトを受けたことをきっかけとしてプロダクションに所属するため、いくつものプロダクションをまわって面接を受けるということはほとんどありません。
多くの場合、面接を初めて行ったプロダクションに所属します。
つまり、ほぼ全てのAV女優が必ず、そしてほぼ全ての場合一回だけ経験するのがプロダクション面接です。
ただし、一般応募に対しても広く門戸を開いているため、スカウトを受けて一回のプロダクション面接で全て決まりかというとそうでもありません。
一括応募して面接を複数うけ、その中から良い対応のプロダクションを選ぶと言うことも当然できます。
不合格はほとんどない
「面接」というとオーディションのような感覚を受ける人も多いかもしれません。
しかし、プロダクションはよほどのことがないかぎり、たとえば極端な不細工、体重3ケタの巨漢、派手なイレズミが入っているなどではなければ不合格にはしていません。
あるプロダクション社員も以下のように語っています。
「面接っていうとオーディションみたいなものだと思って張り切って来るんだけど、
まあ可愛くなきゃ単体でいきましょうって気にこっちもならないから可愛くはしてきてほしいけど、
別に不合格っていうのはよほどのことがない限りないよ。
すごい年とってるとか、びっくりするくらいのデブとかね。
たまに来るんだよ、そういう人も。
基本的に皆登録はするよ、むしろどういう方向でやっていくかをとりあえず決めるって感じかな。
もちろん、仕事が来るかどうかは大体判断できるんだけどね」
所属するプロダクションを初めて訪れて面接を受けうるだけに、企業や店の職員採用面接と似た側面もあります。
しかし、それよりも実際にその女性と会って売り出しの方向性を決めると言ったものが重要視されています。
つまり、採用面接と会社説明会、そして適性検査と配属決定のこれらすべての機能を併せ持ったものだと考えればよいでしょう。
面接の様子
スカウトマンからの紹介でプロダクション面接を受ける場合には、事前にスカウトマンによる日程調整で面接日を決め、スカウトマン同行の下でプロダクションを訪れます。
逆に風俗情報サイトなどからプロダクションに連絡を取って来る女性の場合には、事前に担当者と相談して面接日を決め、事務所から最寄駅まで担当者が迎えに来ることが多いです。
事前に携帯の写メールなどで顔写真を送っていることもありますが、そうではない場合には、事務所側も女性の顔は初見となります。
面接は大抵の場合、事務所内に設けられた応接室で行われます。
話に入る前に面接シート、プロフィール等とよばれるものに氏名、住所などの基本事項を記入します。
そして、身長体重やスリーサイズ、月にいくらくらい稼ぎたいか、風俗経験はあるか、どういった媒体で活動が可能かなどといった情報を書き込んでいきます。
面接は、ほとんどの場合プロダクションの社長など代表格の人間が担当し、女性マネージャーが同席することもあります。
時間は30分程度をかけて行われ、女性が話したり、担当者が説明をしたり、いくつか質疑応答が行われます。
スカウトマンから、もしくはインターネットの求人からAV業界の情報は得られません。
その為、面接に来る女性は当日に初めて詳しい仕事の内容や要求される条件、ギャラはいくらくらいかなどの情報を得ることになります。
プロダクション側も面接に訪れる女性が見た目でどのような希望を持っているのかは事前に知らないことが多いです。
その為、提供できる職と女性の希望をすり合わせ、どのような活動をしていくのかを決めるのが、この面接の大きな目的と言えます。
形式ばった面接が行われることはなく、女性が記入した面接シートをもとに対話をしながら、女性は業界の構造を知っていき、プロダクション側は女性の売り出し方を探っていきます。
説明会としての機能
説明会としての機能がまず顕著に表れるのは、報酬の額などの金銭面の話題です。
「君ならどこかに単体で決まるだろうから、そうしたら今の収入以上を月一本で稼げるようになるよ」
といった説明から、面接を受けている女性は、月の拘束時間や収入について検討をつけていきます。
プロダクションはその女性のレベル(容姿・年齢など)から、経験的なことや業界全体の傾向から、その女性をどういった方法で売りだしていけばより多くの利益につながるかを判断していきます。
もちろん、単体契約ができそうかどうかというのはあくまでも憶測にすぎないため、方向転換を余儀なくされる場合もあります。
女性は単体女優や企画単体女優として活動できることが、多くのギャラを稼ぎだすための条件であることを漠然と伝えられるだけです。
プロダクションによっては、面接の際に単体と企画のそれぞれのメリットとデメリットについて明確に説明しないこともあるようです。
これは、単体契約が撮れなかった時にモチベーションを激しく低下させる恐れがあるからだと思われます。
この「AV女優の教科書」を読んで面接に挑む女性は違いますが、一般的にはAV業界に対する詳しい知識を以てから面接にやってくる女性はあまりいないものです。
その為、女性たちは単体と企画について、一本に対するギャラは高いけれども毎月の撮影は一本までという制限がある単体女優。
一本に対するギャラは安いがその代わりに量的な制限がない企画女優という、二つの分類があることを漠然と知るのみです。
AV女優になろうとする女性がどのくらいの収入を得て、それくらいの期間、どういった活動を行っていくかというのは、
業界の時代的な傾向と景気に逐一影響され、メーカーとの折り合いによって予定を変更しながら決まっていくものです。
そのような状況の中で、スタッフたちは、どのような活動形態になったとしても、女性が不平不満を持たずに働けるようにします。
特に女性側から質問がない場合には業界の形について語ることはせず、女性に最低限必要な情報だけを断片的に教えることが多いです。
逆に、女性はそういった会話の端々の情報から、業界の構造をおぼろげながら把握していくことになります。