現役スカウトマンからぶっちゃけ話を聞き出した!
最近はスカウトではなく、AVモデルプロダクションのホームページを見て自ら応募してくる女性が増えています。
それでも多くの女優がスカウトから誕生していることに変わりはありません。
現役スカウトマンからぶっちゃけ話を聞き出すことに成功しました!
スカウトマンと知りあった幸運
現役スカウトマンのSさんは、スカウトマンを初めてもう20年になるベテランです。
とあるパーティで知り合った筆者がお酒の席でスカウトマンのお仕事について色々聞いてみると、面白い話が出るわ出るわ。
そこでいっそのことインタビューしたほうがいいんじゃないかと思ってお願いしてみたら、快諾してくれました。
今回はSさんに日ごろ疑問に思っていたスカウトの色々な事を聞いてみることにします。
スカウトしやすい時期
―スカウトがしやすい時期ってるんですか?
「やっぱり春はしやすいよ。
春はスカウトの季節っていわれるほど。
春は進学とか就職とかで地方から上京してきたばかりの女の子が多いからね。
そういう女の子って東京では騙してくる人がたくさんいることを知らないから、ちょっと怪しいスカウトだなって思うことさえあんまりないし、もし思ってもそこまで警戒しすぎることがないんだよ。
だから『モデル事務所なんだけど、モデルの仕事興味ない?』ってきいたら目を輝かせる子が多いんだよ。
まぁ、スカウト慣れしてないってことだよね。
東京で育った女の子ならそんなスカウトには乗らないもん。
あとは、まだ上京したての時期って言うのは相談できる友達がまだいないのもいいところだね。
スカウトの時には『絶対ばれない』とか『みんなやってる』とか『やってみて無理だったらやめればいい』とか言うんだけど、実際にはバレる確率はゼロじゃないし、皆やってるわけじゃないし、やってみて無理だと思ってもできるだけ説得するでしょ。
だから近づかないに越したことはないと俺なんかは思うんだけど、相談できる友達がいたら『やめといた方がいいよ』って忠告してくれるから。
でも友達がいないとそれができない。
結局下着姿になってモデルの撮影と思ったら経験人数とか聞かれて『モデルって何のモデルなんですか?』とかってもう後戻りできないようになる。
最近ではこういうのも少なくなってきてるけど、昔は多かったね。
まぁそういう内容のじゃなかったとしても、スカウト慣れしてないことと相談できる友達がいないことは多いよ。
やっぱスカウトするなら春だね」
スカウトのされやすい女の子
―私の感覚なんですけど、やっぱスカウトされても断ると思うんですよ。
そういう子って多いですよね?スカウトにコツとかってあるんですか?
「そりゃあなたは美人だけど見るからにAVに出るガラじゃないもん(笑)最初から声かけないよ。
スカウトが成功する女の子っていうのはパターン見たいなのがあって、長年やってるうちにそれが分かって来る。
だからスカウトされる女の子っていうのは新宿あたりを歩くと何度もスカウトされる。
可愛くてもスカウトに応じるタイプじゃないって思われる女の子は、一回もスカウトされないなんて事が起こる。
スカウトされやすい女の子の特徴っていうのは、簡単にいえば暇そう・田舎っぽい・ヤリマンっぽいってとこかな。
例えば茶髪とか金髪で巻髪、服の露出度が高い。おっきなサングラスをかけてる、メイクが濃い、ブランドもののバッグをもってる、こんな感じ。
そういう女の子を見つけたら、余裕あるならちょっとだけ観察してみる。
その時の場所が駅近くで、ゆっくり歩いてうろつく感じがあったり、ショップバッグを持ってたり、街頭ビジョンをみちゃったり、そういう女の子は高確率でイケるね」
―ショップバッグ?
「うん。まぁ暇がなければショップバッグかかえてうろうろしたりしないからね。こういう女の子は大体OK」
―OKじゃなかったらそのまま諦めるんですか?
「うーん。NGっていうのも全部同じNGじゃないから。
ちょっと興味あるけど危ないと思って嫌がってる場合もあれば、興味無くて嫌だと思ってる場合もあれば、警戒心が強すぎて取り付く島もない場合もあれば、本当に色々ある。
そこを探った時にちょっとでも興味持ってる異様に見えたら少しは粘るかな。
コーヒー御馳走したりして。
若手のスカウトマンなんかになると結構強引なヤツもいるよ。
スカウトが下手なもんだから企画レベルの女の子にも『キミなら絶対稼げる!』とかいって強引に誘って、『一回事務所で話すだけでもいいから』って事務所にほぼ無理矢理連れてくるわけ。
でも女の子の方もそんなことされたら嫌がるかと思うんだけど意外とそうでもない。
そういう女の子はAVがヤクザな世界でコワモテの男たちが雑居ビルに事務所構えてるようなイメージ持ってるでしょ。
でも実際に行ってみたら一等地のキレイな事務所で、働いてるのはさわやかなスタッフたちで、ここでAVに対するイメージが大きく変わるんだよね。
だからAV事務所のインテリアはオシャレな感じになってることが多いよ。
まぁオシャレっていっても、所詮は田舎の子が考えるところのオシャレなんだけどね(笑)」
スカウトの極意?
―スカウトの時に他に使う極意みたいなものってありますか?
「あるよ。それも一つじゃなくて、女の子のタイプ別に違うのがある。
まず最近増えてきたんだけど、アイドル願望を持ってる田舎の子ね。
最近はアイドル戦国時代とか言われるし、ホントにアイドルで一番になりたくて上京してくる女の子が多くなった。
しかもそういう子って可愛い子が多いから、AVでも通用するんだよ。
だからそういう子を狙いたいなら、やっぱり『芸能関係の仕事に興味ないかな?』とかいって、芸能関連をほのめかしながらスカウトするよ。
捉え方一つでAVを芸能っていっても嘘ではないしね。
アイドル願望がある女の子は多くて、競争はハンパなくすさまじいからチャンスがあるなら何でもモノにしたいと思ってる。
だから、AV女優になりたい願望はなくても、それを足がかりにして芸能界に行けるって言われたらそれを呑んじゃう子は多いよ。
実際に最近はAVから芸能界にいってる女の子は多くなってきてるし、着エロやAVで名前を売ってから徐々に脱がない方向で働こうと言われればスカウトに応じる子は多い。
次に熟女ね。
最近は熟女ブームだから熟女をスカウトすることも多くなってきてるけど、熟女のスカウトにもコツがある。
まず熟女の中でも若づくりしてる人を選ぶことが大切。
若づくりしてるっていうことは若く見られたい、女として認められたいっていう願望の表れだからね。
だからそういう人を見つけてスカウトしたいって思ったら、まずその女性のどこを褒めるか考えるわけ。
例えば『モデル事務所ですけど、足のパーツモデルとか興味ないですか?』みたいな。
最初から全身モデルとかAVっていうと自分にそれほど自信があるわけでもないから失敗するけど、パーツを褒めるのは効果的だよ。
女性自信もパーツを褒められることは嬉しいし、お小遣い稼ぎができるからスカウトは成功することが多い。
その後パーツモデルの仕事のあとに『全身を撮影したいって言ってきたクライアントがいて・・・』とかいってAV撮っちゃえばAVデビューってわけ。
最後のパターンはギャルね。
これは結構簡単かな。
ギャルってバカっぽい子が多いじゃん。
俺の偏見かもしれないけど、それでもギャルとその他の女性を比べてその集団の中で馬鹿っぽい子の割合数えたら、やっぱギャルの方が比率高いと思うよ。
だから目先のお金でに釣られる子が多い。
例えば顔は完全にモザイク駆けてパンチらを取らせてくれたら1万円あげるっていって釣るの。
そしたら喜んで応じる女の子は多いよ。
そんでおっぱい見せてくれたら5000円プラス、パンツも脱いだら5000円プラス、おっぱい触らせてくれたら・・・
とかいってちょっとずつエスカレートして、最終的に5万円とかそこらへんで生ハメ顔だしとかまで行くわけね。
そんなAVも素人ナンパもので出回るわけだから、彼女も立派なAV女優だよね」
女の子にアドバイスお願いします
―そういう話を聞くと、やっぱり良く分かってない女の子がスカウトされることが多いみたいでちょっと不憫な気もします。
なんか女の子にアドバイスありませんか?
「アドバイスねぇ。
ならいいスカウトマンと悪いスカウトマンの見分け方を教えとこうか。
いいスカウトマンっていうのはデビュー後に単体とか企画単体で売りこんでくれるプロダクション、稼がせてくれるプロダクションに紹介してくれるスカウトマンのことで、悪いスカウトマンっていうのは企画女優メインのあんまり稼げないプロダクションに紹介するようなスカウトマンのことね。
ほんとスカウトマンっていっても色々なヤツがいるよ。
最近はAV女優になりたいって思う子が増えたけどさ、その時にスカウトをきっかけにAV女優になるならいいスカウトマンのスカウトか悪いスカウトマンのスカウトかで全然違うよ。
もうね、その子のAV女優人生がスカウトマンで決まっちゃうくらい違うね。
まず悪いスカウトマンだけど、質より量タイプのスカウトマンは悪いスカウトマンだよ。
こういうスカウトマンはとにかくちょっとかわいい女の子を見つけたら手当たり次第に声をかける。
もちろんそれほど上玉でもないからスカウトが簡単な代わりにスカウトされた子は企画単体以上に慣れることはほとんどなくて、企画女優メインのプロダクションに紹介されることがほとんどだね。
次にいいスカウトマンは量より質タイプ。
上玉にだけ狙いを定めて時間をかけて口説き落とす。
それこそ『これは』って思った子がいれば半年とか1年とか駆けて落とすよ。
その子が売れればスカウトマンはスカウトバックで1~2年くらい生活できるかもしれないんだからね、本気だよ。
こういうスカウトマンはスカウトした女の子を単体女優メインのプロダクションに紹介してる。
で、大切なのは見分け方。
なんとなく風貌でわかったりするもんだよ。
若くてチャラいようなスカウトマンの中には駄目なスカウトマンが多いね。
逆に俺たち見たいに中年クラス以上になって、スカウトするにもスーツでビシッと決めてビジネスやってるっていう意識があるスカウトマンは結構信頼できると思うよ。
あと街頭で立ち話しながらスカウト、これ最悪ね。
マックとかに誘ってお茶しながら話すってんならちょっとましだけどまだまだ。
スタバくらいになるとちょっといいけどもう一声ほしいところ。
ホテルのラウンジとかでコーヒー飲ませてくれるスカウトマンなら間違いないね。
だって考えてみてよ、質より量タイプのスカウトマンならコーヒー代にお金かけすぎたら赤字でしょ。
だからコーヒー代をケチるわけ。
でも量より質タイプのスカウトマンはその一人を何としても落としたいと思ってるから、コーヒーに1000円かけても全く惜しくないんだよ。
あとよくいわれるのが、コーヒーの値段×1000がギャラに変わるってことだね。
だからマックの100円コーヒーなら10万円の企画作品、スタバの500円のコーヒーなら50万円の企画単体作品、ホテルのラウンジの1000円のコーヒーなら100万円の単体作品ってこと。
だからスカウトマンに出会った女の子は、まずいくらのコーヒーを飲ませてくれるかを見たらいいよ。
安いならお断り、スタバクラス以上になるならそんな女の子ほとんどいないんだから、たくさん稼げるしAVに興味あるならラッキーと思ってもいいかもね」
色々な雑談も交えながらのインタビューだったため、スカウトに関する部分を抜粋してまとめていくとこのような感じになりました。
どうでしょう、生のスカウトマンの声は。色々参考になるところがあったと思います。
特に足後のコーヒー代から出演料を推測するくだりなんかは、かなり参考になると思いますね。
他の職種にも同じような観察が使えそうで、私もとても参考になりました。