AV女優のNG項目にはどんなものがある?
AV女優のプロフィールには、NG項目があります。
AVには色々なジャンルがありますが、その中で自分がどうしてもやりたくないというジャンルがあれば、それをNG項目として事前に拒否するのです。
AV女優のNG項目にはどんなものがある?
NGとして設定しているジャンルは撮影の依頼もなくなるため、NG項目が多ければ多いほど仕事は少なくなり、逆にNG項目が少なければ仕事が多くなります。
AV女優たちにプロフィールに載せているNG項目を聞いたところ、スカトロが23%、アナルファックが23%、ハードSMが16%、ごっくんが3%、顔射が2%、外人との絡みが2%、獣姦が2%、中出しが2%、レズが2%、その他が8%、特になしが5%、無回答が12%となっています。
最も標準的なNG項目はスカトロ・アナルファック・ハードSMであり、これらは三大NGと言われるものです。
マニアックなプレイであり、多くのAV女優がNGとしています。
しかし、当初設定したNG項目を、引退まで貫き通すというAV女優はあまりいません。
デビューの時はソフト路線でスタートし、出演本数を重ねていくうちに、ファンを飽きさせないために徐々にNG項目を外していくというのが一般的なパターンです。
NG項目を外して挑んだAVは、「○○に初挑戦」という宣伝のもとに売り込むことができるため、ファンにとっては刺激的なイベントとなりますし、それまではその女優のファンではなかった人も、自分が興味のあるジャンルに出演すれば見てくれるかもしれません。
NG解禁にはそのようなメリットがあります。
NG項目が多ければ、撮影内容は単調になってしまい、ファンから飽きられてしまう要素となりますが、少しずつNGを解禁することでAV女優を長く続けていくことができるのです。
また、メーカーにとってもNG解禁は切り札となるため、NGを解禁した際には特別にギャラを支払うこともあります。
しかし、ファンの心理は複雑なものです。
例えば、清純派路線でファンを獲得してきたAV女優の場合には、いくらファンを飽きさせないためとはいえ、ハードな路線に変更するとファンを失う事にもなりかねません。
そのような女優の場合には、あえてNG解禁を控え、ソフトなジャンルだけで活躍を続ける女優もいます。
ごっくんというのは、男優の精液を飲む行為です。
顔射は顔面その他に精液をかける行為であり、女優と絡むことはなく精液を発射するだけの汁男優が次々と精液をかけるのは人気のジャンルとなっています。
中だしは膣内射精であり、ピルを飲み安全性を確保してから行います。
これらの派手な演出は日本のAVでは人気が高く、欧米ではあまり一般的ではありません。
なぜこれらの特殊な内容が日本で発達したかと言えば、日本ではモザイク規制が厳しいからです。
性器にモザイクをかける必要がない欧米のAVでは、性器を見せることで視聴者を興奮させることができますが、日本ではそれができないため、性器を見せずにいかに興奮させるかを考えた結果、これらの内容が発達したのです。
顔射は村西とおる監督が発明したものですが、モザイク越しでは射精が見えないため、それを克服するために編み出されました。
外人との絡みは黒人との絡みであり、白人との絡みはほとんどありません。
これはなぜかと言えば、肌の色のコントラストによって、モザイクをかけても見えやすいことを狙っているのです。