AV業界で働く人の苦労を知っていれば、「空気が読める」女優になれる
出演が決まる理由のひとつに、「あいつは空気が読めるから使いやすい」と監督から指名を受ける場合があります。
そんな女優は業界を知っていて、業界人の苦労を理解しています。
業界全体の作業を少しでもラクに簡単にするためにも、女優ができることはたくさんあるのです。
そんな女優になるためには、業界を知り、業界人の苦労を理解する必要があります。
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業界における女優の立ち位置を理解し、うまく立ち回ろう
これからAV女優を目指す際、やはり気になるのはAV制作の現場の事情でしょう。
制作会社について知ることによって、業界全体の構造を学ぶことができます。
これから挑戦しようと思っている業界の構造を理解してから挑戦するのと、なんの理解もなく挑戦するとでは、やはり成功の確率には差が出てくると思います。
「彼を知り己を知らざれば一勝一敗す」とは孫子の言葉です。
自分がどれだけ成功できるか良くわからずにAVに挑戦してくる女性、つまり「己を知らざる」女性が多いものですが、そんな女性でも業界の構造を正しく把握しておくことで、成功の確率は確実に高めることができます。
AVに対しては黒いうわさが流れやすく、悪いイメージが抱かれやすいものです。
時差しにはそのようなイメージとは程遠い現実があるものの、それを知る機会はなかなかありません。
もしAV業界に興味があるならば、この記事を読んで業界の現実を知っておくと何かと役にたつことでしょう。
AV業界の仕組み・雰囲気
まず、AVの会社には2種類あることを知りましょう。
一つは撮影現場でカメラを回してAVを撮影し、それを編集して作品にする「制作会社」であり、もうひとつは出来上がった作品を流通させる「流通会社」です。
AVときいて、多くの人が思い浮かべる会社はソフトオンデマンドでしょう。
この会社はAV業界でも非常に大きなシェアを獲得しており、これからAV女優になりたいと思っている女性ならば耳にしたことがあると思います。
ここでよくある勘違いは、「ソフトオンデマンド」がAVを制作しているという勘違いでしょう。
実はソフトオンデマンドは流通会社であるため、その役割は経営点や小売店へ営業を行い、作品を流通させるのが仕事となります。
では「SODからデビュー!」とか「SODの新人AV女優なというのはどういうことかと言うと、これはソフトオンデマンドの子会社である「SODクリエイト」という会社があり、ここで撮影を行っており、専属女優を抱えているSODクリエイトとはここのことなのです。
この他にも、ソフトオンデマンドには様々なメーカーが存在しますが、これは全て別名義の制作会社であり、ソフトオンデマンドに流通を委託しているだけなのです。
したがって、これらの制作会社が契約に納得しなければ流通会社を変えることも可能です(いろいろなしがらみがあるため現実的には移籍は不可能)。
これが制作会社と流通会社の関係の代表例です。
撮影現場は戦場
そして、気になるのは制作会社の雰囲気でしょう。
制作会社はAVを撮影するのですから、エロい男があつまってエロい雰囲気で行われていると思っているかもしれませんが、そんなことはありません。
スタッフにはさわやかな男女が多いものですし、デスクに座って資料整理や会議などといった、普通の会社でも行われているような一般的な業務も真面目にこなされています。
企画を立てる会議などは真剣そのもので、どのような企画をたてて、どのような女優をキャスティングすれば売れるAVを制作できるかを話し合い、プロダクションが売りこんできたAV女優を吟味してキャスティングしています。
そして撮影現場ですが、撮影現場もエロい雰囲気など露ほどもありません。
たしかに、AV女優に会える、AV女優の絡みを生で見られるという希望を抱いて入社する男性は多く、そのような男性はエロいまなざしで働こうと思うかもしれません。
しかし、実際には撮影現場で女優の絡みを見られるような余裕はなく、バイブやローターの電池をチェックしたり、女優に気を使ったり、撮影に使う衣装を準備したりと忙しく立ち回り、さらに監督はADに厳しい要求をするため、エロいまなざしで撮影に挑む余裕などないのです。
さらに最近はAV業界の不景気に伴う製作費の削減のため、撮影費用の中でも高くつくスタジオ代を節約するために時間制限内できっちりと撮影を済ませる必要があります。
「AVの撮影現場は戦場のような忙しさである」とAV監督の溜池ゴローも語っており、AV女優は休憩時間も満足にとれないこともあるほどです。
これが制作会社の現実ですが、大きな制作会社であれば資金も潤沢で良い環境で撮影してもらえることも少なくありません。
体力勝負となるのは小規模の制作会社です。溜池ゴローの言う通りにAVの製作費削減は著しく、制作会社は苦境を強いられているのです。そのしわ寄せは確実に女優にも来ています。
制作会社が苦しくなったわけ
では、なぜこのような不景気が訪れたのでしょうか。
最も大きな原因はネットの発達でしょう。
ネットが発達した現代において、インターネットを少し扱える人は動画サイトで無料の動画を見放題であり、しかも無修正の動画もいくらでも見ることができます。
制作会社が制作するパッケージ商品は優良であり、しかもモザイク処理がなされています。
これでは、パッケージ商品が衰退していくのも無理はありません。
しかも、アダルト動画共有サイトに投稿された動画のうち、素人が投稿したビデオは1割程度です。
確かに昔は素人投稿の者も多かったのですが、需要があまりなかったためか9割は制作会社によって制作されたAV作品が流用されています。
このことは、ネットで無料動画を見られるのは、日本にAV制作会社が非常に多く存在していることの証明でもあります。
制作会社が苦労して作られた作品が無料でネット上に流れ、制作会社は益々苦しくなっているのですが、もしこの流れが長期化・激化して制作会社がなくなれば、流用するAV作品もなくなるため、世の男性は後悔することになるでしょう。
このように、多くの人が何の疑問も抱かずにネット上の無料動画を閲覧しているのですが、その陰にはAV制作会社の功労があることを知るべきでしょう。
女優の活躍の陰には多大な労力が払われていることを知る
さて、AV制作会社について学びましょう。
AVメーカーと言われるものも同じ意味であり、「メーカー専属女優」といわれる女優は制作会社と専属契約を交わしているAV女優と言うことです。
このように、制作会社のほとんどはメーカーを名乗っています。
ちなみに「レーベル」という言葉があり、メーカーとレーベルは混同されやすいものですが、これはメーカーの中での別ラインナップを指す時に使われる言葉です。
AV業界には流通会社と制作会社があると書きましたが、制作会社は性欲に真剣に向き合っています。
制作会社の最大の仕事はいうまでもなくAV撮影です。
撮影と言うとカメラを回してAV女優を撮影することだけを指すもののように思え、それほど大変なものとも思えないかもしれませんが、実際にはカメラを回すこと以外にも多大な労力が払われています。
入念な下準備の上にカメラがまわり、撮影した映像が商品になるまでには長い長い道のりがあります。
もちろん、AV女優が活躍するのは撮影ですが、それ以外でもちょこちょこと関わることになります。
AVが出来上がるまでの工程を見てみましょう。
1、面接
AV女優になりたい女性はAVプロダクションに面接を受け、合格すれば所属します。
しかし、それだけで人気女優になれるわけはなく、出演オファーを獲得する必要があります。
そのため、AV女優とマネージャーは、制作会社の監督やプロデューサーと面談を行います。
ここでは、メーカー側か女優とマネージャーに対して、撮影する企画の内容が明確に伝えられ、どこまでできるかの意思確認が行われます。
この面談の方法はメーカーや企画によって様々であるため、一口に「面接」といっても会話をするだけではありません。
例えば潮吹きをテーマにした作品の面接であれば、実際に女優は服を脱いでバイブなどを使用し、潮吹きがどれくらいできるかを試すこともあります。
また、アナルセックスをテーマにした作品であれば、アナルセックスができるかどうかの意思確認だけではなく、どのくらいの太さのまで入れられるかを実験することもあります。
このように、面接は作品の質を左右する非常に大切なものであるため、監督たちも入念に行います。
女優は監督の前で裸になって色々な要求をされ、さらに出演オファーを獲得できるとも限りませんが、だからといって躊躇しているようではAV女優は務まらないでしょう。
2、スタジオやロケーションの選定
当然、企画によってスタジオは変わります。
家庭的な雰囲気をスタジオにしたいならば、家具などもすべてそろったスタジオを借りることになりますし、ラブホテルの一室で撮影が行われることもあります。
何度も利用しているスタジオならば下見をすることはないのですが、慣れないロケ―ションを撮影の舞台にする場合には下見が行われます。
特に、野外露出ものを見ると、海岸や山の中でセックスを行っているものがあり、撮影の成り行きに沿ってゲリラ的に撮影が行われているような感じを受けるものが少なくありません。
しかし、本当にゲリラ的に行って公然わいせつで捕まってしまえば作品はお蔵入りですし、女優の所属プロダクションとも大きなトラブルになりかねないため、ほとんどが入念な下調べのもとに行われています。
3、道具や衣装の準備
大道具、小道具、衣装などの準備ですが、新米のADはこの仕事を行います。
これが意外な重労働です。
大手メーカーでは小道具や衣装が非常に多く、道具部屋として倉庫やマンションの一室を借りていることもあるほどで、それらの道具の中から企画にふさわしい道具や衣装を選んでいきます。
選ぶ対象が多いだけにかなりの時間と労力が必要となります。
ちなみに、痴漢もののAVでバスや電車のなかで撮影が行われているものがありますが、これは当然公共交通機関のなかで撮影しているわけではありません。
これも大道具としてバスや電車をレンタルしてるものです。
したがって、痴漢ものに出演するからと言って、本当に一般人がたくさん乗っているバスや電車のなかでセックスをする必要はありません。
4、撮影
このような入念な準備がすべてできてから、初めて撮影が行われます。
ADは寝ていないことがほとんどです。
この他、ADはメイクやカメラや照明のスタッフの補佐のために備品や進行管理に追われ、しかもスタッフや女優の軽食、飲料、昼食などの手配も行います。
女優との意思疎通を行うのは主に監督の役目です。
AV女優として現場に赴いた時には、メイクさんなどがきれいにメイクをしてくれ、スタジオは道具などが全て揃っており、スタッフが気遣ってくれ、あたかも自分中心に撮影が進んでいるように感じるかもしれません。
このように大切に扱われることを心地よく感じ、AV撮影を楽しんでいる女優も少なくありません。
しかし、その快適さの裏には制作会社の多大な努力があり、そこを十分に認識して撮影に挑むことで、現場のスタッフや監督から気に入られ、「またこの子をキャスティングしたい」と思われるかもしれません。
5、映像の編集
撮影が終わった後は編集を行いますが、編集は非常に重要な作業です。
一日中撮影していたような作品を2時間程度の作品にするのですから、これは大変な作業です。
監督がつきっきりで編集を指示する場合があり、これがいかに疲れる作業であるかは想像に難くないでしょう。
また、監督が付き添っていない場合でも、出来上がった作品に対して再編集が依頼されることもあります。
編集の腕によって、女優は活かされます。
絡みの中で不要な部分はカットされ、長い撮影のなかで魅力的に演じられた部分のみを集約することによって、女優を実力よりずっと魅力的に見せることもできるのです。
また、ドラマもののAVでは女優の高い演技力が要求されますが、中には大根役者も少なくないものです。
その女優の演技をなんとか見られるレベルにするのも編集の腕です。
6、モザイク処理
モザイク処理は、専門の編集業者に依頼することがほとんどです。
これも大変な作業であり、ほとんどの業者ではアルバイトを雇って男女のアソコを追い続け、ひたすらモザイクを付け続けていきます。
単純作業ができない人では発狂しそうな気分にとらわれるほどにある意味で重労働です。
熟練アルバイトはモザイク職人と呼ばれ、同業者からあがめられるといいます。
7、モザイク審査
モザイク処理がきちんと行われているかどうかは、モザイク審査が行われます。
審査を行っている団体には「ビジュアルソフト・コンテンツ産業共同組合(VSIC)」や「コンテンツソフト共同組合(CSA)」などがあります。
これらの団体は、モザイクがきちんとできているかどうかだけではなく、あまりに過激な演出がないか倫理面でのチェックも行います。
8、パッケージデザイン
パッケージデザインも非常に大切です。
撮影の際にはパッケージ写真も撮影するのですが、専門のデザイナーや自社に所属するデザイナーに依頼してパッケージデザインを制作します。
パッケージデザインは商品が売れるか売れないかを左右するとても大切なものです。
AVを購入する際には第一印象となるパッケージが購買意欲を刺激するかどうかで決まることが多いからです。
したがって、必然的に修正も多くなり、パッケージ写真では女優が非常に可愛く載せられます。
元の女優が可愛ければ、パッケージ写真でさらに可愛くなったとしてもそれほど問題ではありませんが、たまに不細工な女優が修正によって無理矢理可愛くなっている場合には別人と言えるほどになっていることもあり、「パケ写詐欺」としてユーザーから大ブーイングを浴びせられることもあります。
1~8までの工程を経て、作品としては出来上がりとなります。
そして工場でプレス作業が行われ、出荷となります。
このように、撮影以外にも多大な労力が払われた上で、AVは作られているのです。
割合で示すならば、撮影に2割、それ以外に8割の労力が注がれていると言っても過言ではありません。
製作費の削減によってAV女優の肉体労働が非常に過酷になっていますが、それは業界全体のことで、監督、AD、編集マンなど制作に携わる人々は等しく過酷な労働条件で働いています。
このような多大な努力の元にようやく1本のAVが完成するのですが、1年でリリースされる作品は毎年1万本以上とされていることを考えると驚くばかりです。
また、過酷な労働条件であるばかりでなく、世間からは差別のまなざしをむけられながら働いているのですから、尊敬の念さえ抱いてしまいます。
クリーンになったAV業界
そして、最後にこれからAV女優になる人がもっとも関心を抱くところである、撮影現場の詳細を書いていきましょう。
これまで書いてきた通り、AVの制作は至って真面目な態度で行われています。
撮影現場と言うと陰湿なイメージを抱いている人もいるでしょう。
ハードな作品では女優が無理矢理出演させられているのではないか・・・そういうイメージです。
これは、ある程度仕方のないことでしょう。
なぜならば、過去には無理矢理出演させたり、だまして出演させると言うことが実際に行われていたからです。
ドラマの出演者を探していると言って撮影現場に女性を連れてきて、嫌がるのを恫喝して無理矢理出演させた事例がありますし、撮影内容を知らせずに女優を撮影現場に送り込み、本当にレイプしてしまう手法などが実際に存在しました。
しかし、これを訴える女優が出たことで業界関係者に逮捕される人が多数出たことから、AV業界はクリーン化に向かって歩み始めました。
このような過去の事例から、陰湿なイメージを抱いてしまうのも仕方ないことでしょう。
また、性産業を底辺としてみなし、そこで働くAV女優を蔑視することで、AV女優以下の底辺に生きる人々のストレスの吐け口になっているきらいがあります。
しかし、クリーン化したことで撮影現場で過酷なことを行っているメーカーなどは、ほんの一部です。
どんなクリーンな業界でもその一部で汚いことが存在するのと同じことで、クリーン化したといってもAV業界のごく一部で女優が傷ついている事実は否定できません。
しかし、そのごく一部の事実をもって業界全体を同様のものと見なすのは「木を見て森を見ず」であり、愚かとそしられても仕方がないことです。
実際に考えても見てください。
社会全体が性に対して寛大になり、AV女優の社会的地位も向上し、またAV女優に限らず女性の地位が向上した現代において、もし女性が性搾取されているような現実があれば、女性人権団体が許さないでしょう。
そんなリスクを犯すメーカーはもはやほぼないのです。
レイプものの撮影に見る女優のプロ根性
では、世間から悪いイメージを抱かれているハードな撮影はどのような雰囲気で行われているのでしょうか。
撮影現場は真剣でありながらもストレスのない程度に和気あいあいとした雰囲気があり、カメラを向けられれば女優たちはプロとして立ち回ります。
これは、ハードなAVにかかわらず、全てのAVで言えることです。
女優たちのプロ根性が良くわかるのが、レイプ作品の実際の現場です。
レイプものの撮影を行うということを事前に女優に伝えて撮影現場に行く場合がありますが、この場合にはAV女優は本当にレイプされているような演技をして作品を作り上げますが、時には騙しの手法が行われることがあります。
このタイプのAVでは、AV女優たちはインタビューなどと聞かされて現場を訪れます。
そしてインタビューの途中で、いきなり裸の男優が登場して強引に下着を脱がせ、挿入するのです。
ドッキリレイプというべきこの撮影で、最初は女優もレイプされるとは全く思っていなかったため、驚いて混乱した反応を見せます。
そして男優から犯されることを拒否し、叩いたり、罵声を浴びせたり、マネージャーに助けを求めたりするのですが、あるところから態度が急変して、嫌がりながらも男優を受け入れるようになります。
なぜならば、カメラが回っていることに気づき、「これは女優を騙してレイプする内容の作品なのだ」と察したことで、アドリブの演技を行うようになるのです。
演技派の女優であれば、カメラに気づいてからも拒否する素振りを見せ、涙を流しながら犯されることもあります。
そして撮影が終わったら笑顔になり、自分はいいリアクションができていただろうか、などと話し始めます。
これこそ女優のプロ根性と言うべきものです。
このような例は極端ですが、撮影現場ではたとえそれがどんな撮影であろうとも、根底から女優を傷つけて使い捨てに使用などという考えはなく、女優と制作スタッフの協力の元に撮影が進められています。
信頼に応えられる女優はまたオファーが来る
どの撮影現場でも制作側は女優に対して「この女優ならばきっと良い作品を取らせてくれる」「過酷なシーンもあるけど頑張ってくれる」という信頼を置いており、女優はその信頼にこたえようとします。
この信頼関係を損なわないためにも、制作側が女優を崇拝すると言うのはどの現場でも変わらないことであり、女優を傷つけてしまおうなどと思っている人はいません。
AVの黎明期においては、監督はいかに女優を口説いてNG項目を承諾させるかがポイントとなるようなところがありました。
女優もそれを知っていますから、わがままを言って撮影現場がかき乱されることもありました。
しかし、最近はAV女優の数が増えたため、そんなAV女優はキャスティングを避け、協力的な女優がキャスティングされるようになっています。
ほんの一部のトップ女優でもわがままな人はいません。
ごく一部に、自分の気に入った衣装でなければ撮影に応じないと言うような女優もいますが、それはほんの一部のことです。
このように、AVの撮影現場では、たとえ過酷に思える内容の撮影においても、AV女優と製作スタッフの信頼関係と努力のもとに動いています。
そのため、AV女優になりたい女性が現場を恐れる気持ちがあるならば、それは無用な心配であると言ってよいでしょう。
また、このことから「信頼される女優になる」ということはとても大切なことです。
撮影がスムーズに進むように協調性をもって立ち回ることはもちろんのこと、制作側の苦労を知りそれを台無しにしないように一生懸命につとめ、また監督が撮りたいものを察して提供してあげるのです。
こうすることによって、制作側はまたその女優を使いたいと思うようになります。
1回1回の撮影でこれを心がけることは、地道ではありながら確実に効果のある方法で、逆にこの心がけがなければ人気女優になることは無理だと言っても過言ではありません。