AV女優を本業として生計を立てられるのでしょうか
AV女優を本業にしてやっていける人はどのくらいいると思いますか?
AV女優を本業として生計を立てられるのでしょうか?
AV女優が本業に
最近は、AV女優が「セクシーアイドル」などと名前を変え、より市民権を得るためにテレビ出演などをする例が多くみられます。
AV女優がテレビ進出などを果たした今、ひな壇に多くのAV女優が並んでバラエティ番組に出演している様子などを見ると、本業でAV女優をしている女優が非常に多いように感じるかもしれません。
確かに、バラエティ番組に出演するくらいの知名度を誇っているAV女優はAVに出演すれば相当の販売数が見込めるため、AV女優を本業とすることができます。
このような女優のほとんどはメーカーと専属契約をしている単体女優と呼ばれるAV女優か、もしくはメーカーとの専属契約を結んでいないにも変わらず、出演本数を重ねることで高い知名度を誇る企画単体女優とよばれるAV女優です。
稼ぎの額は?
これらのAV女優は、高い報酬を約束されているため本業としてAV女優をすることができます。
例えば単体女優はメーカーと出演本数を決めた上で専属契約を交わしますが、1本当たりの出演料は100~250万円です。
ただし、芸能人や元芸能人がAVに出演する場合には相応の報酬を用意しなければAV業界に引き込むことができないため、何千万円という出演料が支払われることもあります。
企画単体女優の報酬は日当で支払われ、30~80万円となっています。
撮影内容は単体女優よりも過激なものになることが多く、内容が過激になればなるほど報酬はあがります。
単体女優に比べて報酬が低いですが、人気の企画単体女優になると出演本数を伸ばすことができ、単体女優を大きく引き離す額を稼ぎだす企画単体女優もいます。
また、単体女優は専属契約が解けた後、再び契約を更新することができなければ企画単体女優になります。
このとき、一度単体女優として大手メーカーからデビューしている場合等は名前と鮮度とクオリティが保証されるため、企画単体女優としては最高の報酬である約80万円の日当を稼ぎだすことができます。
単体女優としてデビューしていないものの出演本数を重ねて人気が高い企画単体女優は高い報酬を得ることができます。
AV女優の収入の現実
30万円の報酬を取れるのは、企画女優以上企画単体女優以下というポジションのA V女優です。
ちなみに、企画単体女優の40%はこの層に属しています。
企画単体女優として1日当たりの日当が30万円もあれば、月に1日でも出演することができれば生計を立てることができるため、AV女優を本業にすることができるでしょう。
しかし、このレベル(つまり企画単体女優)で働くことができるAV女優はAV女優全体でみればほんの一握りです。
AV女優のほとんどは報酬が多くとも25万円程度で出演できるかどうかの保証がない企画女優とよばれる層に属します。
つまり、テレビのバラエティ番組などを見ているとAV女優が昔に比べてよく出演していますし、AV女優という職業も随分と食っていきやすくなったと思いがちです。
しかし、実際にはバラエティ番組出演している、すなわち本業でAV女優ができる女性はAV女優全体のほんの一握りであると言うことができます。
また、単体女優は専属契約の期間中に実績を残さなければ契約を更新することができず、契約が切れ次第企画単体女優に落ちることとなります。
企画単体女優であればまだ本業として成り立ちますが、企画単体女優は契約に縛られないだけに、人気が低迷すればすぐにでも出演のオファーが来なくなり、月あたりの出演本数が0本、つまり報酬は0円となることもあり得ます。
AV出演のオファーが来なかった時にもヌード写真撮影などによってくらかの報酬を得ることができるかもしれませんが、それも生計を立てていくには不十分な額です。
つまり、AV女優の世界では、本業として働いていける時期があったとしても安定性は非常に乏しく、人気が出なくなればすぐに企画女優に落ちて副業としてAV出演をしなければならなくなることが少なくないと言うことです。
企画女優に落ちた場合、かつては本業でAV女優をやっていた知名度を活かして風俗嬢になる女性も少なくありません。