悲惨なイメージがまだ残っていますが、AV女優は全然悲惨ではありません!
AV女優と言う職業に対しては、まだ悲惨なイメージが残っているものです。
なぜそのような悲惨なイメージが残っているのかと言えば、過去に起こった事件があまりにも悲惨であったからです。
その為、その時のイメージを未だに引きずっているのでしょう。
過去にバッキー事件という事件が起き、これが非常に悲惨な事件で警察沙汰にまでなったのです。
業界上最も悲惨だったバッキー事件
2004年12月16日のことでした。
AVメーカー「バッキービジュアルプランニング」の代表と責任者ら8人が強制わいせつの疑いで逮捕されました。
容疑は驚愕のもので、凌辱ものAVの撮影に際して、女優に脱法薬物を吸わせました。
そして、無理矢理わいせつ行為をしたうえ、肛門に器具を挿入して内臓を破損させて重症を負わせたと言うものです。
この女優は全治4カ月の重傷を負い、訴えたのです。
この時の凌辱がいかに凄まじいものであったのか、撮影に参加していたスタッフが書きしるしています。
それによると、男優の一人が女優の肛門にゴム風船状のものを入れ、そこに空気を送り込んで破裂させました。
その為、部屋中が血まみれになる大惨事となり、女性は人工肛門を付けざるを得ない大けがを負ったと言うものです。
しかし、その女優は薬を飲まされていたため記憶がおぼろげで、そこに誰がいたのかも覚えていませんでした。
その為、最初の逮捕者たちは証拠不十分で処分保留のまま釈放されました。
しかし、この事件がきっかけで池袋署の組織犯罪対策本部が本腰を入れてバッキー壊滅に向けて動き出しました。
それまでに出演していた女優たちも次々と警察の説得に応じて被害届を提出して翌年三月にバッキーの凌辱シリーズが起訴され、逮捕騒動へと繋がっていきました。
なんでもありのメーカーが過去には存在した
バッキービジュアルプランニングというメーカーは、当時、鬼畜レイプや凌辱に特化した作品を多数リリースして知名度を挙げていました。
監禁輪姦、浣腸、水攻め、陰毛焼き、強制飲酒などをやらせなしでやっていました。
やらせなしとは、メーカーがプロダクションに打診すると、プロダクションは女優に詳しい撮影内容を伝えないまま現場に送り込み、何も知らない女優を激しく凌辱を行うことです。
そのようなことをされれば、当然女優は泣き叫んで助けを乞う悲痛な反応を見せるため、演出技術が必要なく、映っているそのままが現実なので非常に迫力のある映像が撮れるのです。
カメラの前では男たちが本気で凌辱するため、非常に非倫理的、反社会的なインパクトが凄まじく、これがバッキーの知名度を押し上げたのです。
そんなバッキーも代表に懲役18年、責任者に懲役15年、現場にいた男優やスタッフにも懲役3年6ヶ月から懲役14年という実刑判決という重い判決が言い渡されました。
ただ現場で仕事をしていただけのカメラマンやエキストラにまで実刑判決が下ったのです。
このことで、「AV撮影は一歩間違えれば現場にいた全員が立件されてしまう」ということが分かりました。
この事件には業界全体が震撼し、そのごこのような激しい凌辱作品は撮影が行われることはなくなりました。
この事件を境に凌辱作品は一気に自粛となり、コンプライアンス見直しの方向に動きました。
そして、女優への騙し打ちの企画や身に危険が及ぶ作品の撮影は行われることがなくなったのです。
ですから、こんな過去はあったものの、いまのAV 業界は全く悲惨ではありません。
悲惨なイメージがあるならば、安心して大丈夫です。