AV女優の家庭環境はどうだったのか?
AV女優は不幸だったという世間一般のイメージがあります。
はたして本当なのでしょうか?
AV女優の家庭環境を調べてみました。
AV女優は不幸だったという世間一般のイメージ
世間的には、
「AV女優のほとんどの人は,小さいころの家庭環境に問題があった」
「両親に何かしらの問題があり、父親は一般の職業に就くことのできないわけありの人だった」
などのイメージが少なからずあるのではないでしょうか?
たまにAV女優のインタビューなどを読んでみると、いまだに多くの女優が過去の不幸な幼少期を書いているのを見かけることがあります。
はたしてこれは本当なのでしょうか?
幸福8割、不幸2割
「両親・家族との関係」についてAV女優にアンケートを採ってみたところ、意外なことに約8割のAV女優は家庭環境は「良好」「普通」と答えていました。
つまり,AV女優と一般女性の育った環境にさほどかわりはなかったのです。
その一方で「シングルマザー・離婚・家庭内暴力」など家庭環境が悪かった人も2割ほど存在しています。
実際に不幸な家庭環境で育ったAV女優が業界の門を叩いたことも、少なからず事実であることが分かります。
もちろん、不幸かどうかは本人の尺度にもよるものなので、本人は不幸ではなかったといったところで、内容は明らかに不幸だったというケースもあることでしょう。
逆もまたしかりです。
しかし、本当に不幸になってAV女優になった女性のなかでも、不幸に押しつぶされて行く先がなくAV業界に入ったような女性は、どこか人生に諦観しており、やる気や華がなく、活躍できないこともよくあることです。
このようなAV女優を見たときに、視聴者は
「やっぱりこの女性は過去に不幸な経験をして壊れてしまったんだな。そしてAV業界に入ってきたんだな」
というようなイメージを持たれることもあります。
ただ、不幸な環境下で育ち、AV業界に入ってきた人の中には、AV女優になって生き甲斐を見つけ、自信を持ち成功したケースが非常に多いようです。
AV女優に対する偏見がなくなる日は近い
なぜ、実際には彼女たちの多くは不幸な家庭環境に置かれていなかったにも関わらず、世間的には不幸な家庭環境で育ったというイメージを持たれているのでしょうか。
それは。一般大衆の穿った見方があります。
AV女優は人前でセックスをするという非日常的なことを仕事としています。
非日常的なことをしている彼女たちの活躍ぶりを認めるために一般大衆がすることは、彼女たちのなかに不幸を見出し、それが事実であるかどうかに関わらず納得する理由が欲しいのです。
最近では、AV女優がテレビのバラエティ番組などに出演し、アイドルグループを結成してCDが大ヒットするような時代となりました。
一般的な知名度を獲得したAV女優が一般の女性誌などで紙面を飾り、自分は不幸な少女時代を過ごしていたわけではなかったとインタビューに答えているのもたまに見かけます。
徐々にではありますが、AV業界に対する偏見は少なくなっているでしょう。
AV業界に存在する根強い偏見がなくなるのも、時間の問題かもしれません。