やっぱ、AV女優になる人って経験人数3ケタとかのヤリマンが多いの？

AV女優はそのイメージから「AV女優＝ヤリマン」というイメージが定着しているようです。

しかし、そんなことはありません。

デビューする前の経験人数はほんの数人というAV女優はたくさんいるのです。

AV女優はヤリマンか？

AV女優は色々な所でセックスをしまくり、セックスを売る職業です。

当然ながら色々なAV男優とセックスをすることになるため、そのイメージから「AV女優＝ヤリマン」というイメージが定着しているようです。

しかし、そんなことはありません。

デビューする前の経験人数はほんの数人というAV女優はたくさんいるのです。

清楚系AV女優Oの場合

例えば、清楚系で人気のAV女優Oという女性がいます。

彼女の第一印象は地味であり、化粧する習慣もなく、女性としてのフェロモンのようなものは全く感じさせません。

役所や図書館などと言ったお堅い職業が似合うほどです。

服装にも無頓着で、流行りから遠ざかった安物のカジュアル。

人から勧められてコンタクトレンズを着用するようになったものの、撮影や取材以外の日常生活ではまた無頓着に戻ってメガネを着用しています。

人見知りをする大人しい性格であるものの、彼女は自分から応募して専業のAV女優となりました。

異性と話すこともできなかった

Oは東北の郡部出身であり、しゃべると訛りが出ます。

昔から友達は少なく、小学校から高校まで共学であったにもかかわらず異性と会話したこともほとんどありませんでした。

高校3年生になり進路を考えなければならなかった時、栄養士になろうと思いました。

それは、彼女が食べることが好きだったからです。

しかし、彼女の家は彼女を専門学校に通わせるほどの余裕はなかったため、彼女はまず仕事の多い東京で就職をします。

OLをしながら貯金して栄養士の専門学校に行こうという計画を立てました。

学生生活の破たん

しかし、彼女の計画は早々に破たんします。

まず、東京は家賃が高いです。

勤務地から少し離れた郊外のアパートは家賃6万円でした。

30万円の初期費用は親に頼みこんで出してもらったものの、学校から斡旋されて内定をもらったのはタクシー会社の事務であり、手取りは14万円程度でした。

生活するだけで精いっぱいという状況に陥り、貯金をして専門学校に通うのなど無理であるとすぐに判断することができました。

ならば奨学金を借りて栄養士の専門学校に通うしかない、生活費はアルバイトで賄おうと考えて、タクシー会社は1年で退社しました。

それからのOはファーストフード店とコンビニのアルバイトを掛け持ちで行うようになりました。

16時まで学校、17時から21時までコンビニ、22時から5時までファーストフード店で働くというハードスケジュールです。

それだけ頑張っても毎月の収入は18万円くらいであり、家賃、光熱費、携帯代、食費、学校までの交通費などを支払えばギリギリでした。

一切贅沢はしていないのに生活は苦しいものでした。

しかも、昼間は学校に行き、それ以外の時間はすべてアルバイトと言う生活で、寝る時間もないほど忙しく、そのような生活はすぐに破たんしました。

学校とアルバイトでは、生活があるためどうしてもアルバイトを優先するようになってしまいます。

いつしか学校には行けなくなり、授業にも付いていけなくなり、学校は1年で退学することとなりました。

しかし学校は辞めても生活は続くため、アルバイトは続けました。

月末の家賃の支払い、光熱費、携帯代、食費・・・などを支払っていくと、贅沢していないのに毎月1万円、2万円に追われる生活となりました。

初体験は20歳の時に1人とだけ

初めて異性と普通に話せるようになったのは20歳の時です。

東京に出てきてからアルバイト先の同僚に誘われて、初体験も済ませました。

しかし、彼氏ができても1，2万円に追われる生活は変わることがありませんでした。

22歳になった時、眠る時間がないほど忙しいにもかかわらずお金もなく、何の目的もなく生きていくことに限界を感じるようになりました。

なにかこの生活を抜けだす方法はないものかとインターネットの求人サイトを眺めていると、たまたま「日給3万5千円以上」とかかれた求人広告を見つけました。

毎月あと数万円あればお金に困らない普通の生活ができると考えた彼女は、この広告に大変興味を持ちました。

パーツモデルに応募！

求人サイトは、キャバクラ、風俗などの求人ばかりが載っていました。

男性経験一人の自分には何ができるのかイメージしてみると、まず人見知りの自分にはキャバクラは務まらないと判断しました。

異性と何を話していいのかさえ分かったものではありません。

風俗店など、男性経験がほとんどない自分にとっては論外でした。

こうして消去法で消していくと、「パーツモデル」という仕事が残りました。

身体のどこかだけを移されると言うのなら、自分にでもできるかもしれない、スタイルにはそこそこ自身があると考えました。

詳しいことはなにもわからないまま、写メで撮った写真を添付して求人広告にメールをしました。

綺麗な事務所にびっくり

すぐに電話がかかってきたので、何もわからず不安であることや、全く経験がないことを伝えました。

すると、仕事内容や収入に関することの説明をする必要があるので、一度来てほしいと言われました。

翌日12時に行きたいと伝えると、最寄駅からの道順などを教えてもらうことができました。

言葉づかいの丁寧な女性スタッフだったので安心していくことにしました。

しかも、教えてもらったのは渋谷駅から歩いて5分程度の人でにぎわっている一等地でした。

ビルのワンフロアが事務所になっており、綺麗で清潔でとてもオシャレな印象を受けました。

ファッション誌や芸能情報誌が飾ってあり、壁には映画やVシネマのポスターが貼ってありました。

若い男性や女性がひっきりなしに出入りしていて明るく活気がありました。

汚い、怪しいなど、少し怖いイメージを持っていたのですが、それとはまったく違っていました。

可愛いと言われて嬉しくなる

モデル事業部なる部署の男性の対応を受けました。

聞かれるままに出身地や現在の境遇を話し、水商売の経験すらなく、特定の彼氏はいないこと、経験人数も1人だけであることなどを話しました。

まず、パーツモデルの仕事が非常に少ないことを聞かされ、AVを勧められました。

AVに出演すればパーツモデルの何倍、何十倍の収入になること、可愛いのにそれを活かさないのはもったいないこと、経験は全く関係なくみんな未経験で始めていることなどを教えられました。

しかし、親やバイト先の人にばれては大変と思って即座に「無理です」と言ってしまいました。

しかし、男性スタッフは口説くのをやめませんでした。

その中で、AVを購入しているのはマニアックな人ばかりでバレる心配はないこと、実際にその事務所の所属している女の子でばれたのはほとんどいないと教えられました。

パブ規制があってバレる心配は少なく、バレないように事務所のスタッフが全力で守ること、そして、また可愛いからそれを活かさないともったいないこと。

彼女は男の人に外見を可愛いと褒められるのは初めてのことで、何度も言われるうちに嬉しくなってしまいました。

そして、自分は企画単体女優に所属するらしく、イマイチピンときませんでした。

しかし、現在はAV女優として活躍するのはすごく難しいことで、企画単体女優にはなりたいと思ってもなれるものではないらしいこともわかりました。

AV女優になる

そして、その事務所に所属している女性の写真集や雑誌のグラビアを見せてもらうと、皆可愛く綺麗に写っていました。

オシャレな事務所、人柄の良いスタッフ、明るく楽しい雰囲気と女の子たち、未経験でもOKでバレる事はなく、そして可愛いと褒めてくれる。

たしかにカメラの前でセックスをするのは不安でしたが、断る理由は何もありませんでした。

こうして、経験人数が1人で、フェラの経験すらないOはAV女優になってしまったのです。