AV業界の都市伝説は本当なのか!?
AVのタイトルを見ていると、「これホント?」と思うようなタイトルが付けられていることがしばしばです。
特に企画ものに多く、本当なのか演出なのか分からないものもあります。
例えば、AVメーカーの新年会や忘年会で行われるとされる大乱交を撮影したとされる企画ものAVもあります。
忘年会や新年会で乱交パーティが行われる?
AVメーカーといえばAVが生み出されるところであり、イメージ的にはそこで働いている人たちはエロい人ばかりで、そんなAVメーカーの忘年会や新年会が乱交と言われればなんとなく本当っぽい感じがしないでもありません。
しかし、このようなタイトルで売られているAVは演出です。
いくらAVメーカーだからと言って、新年会や忘年会で乱交パーティなどして、AV女優との乱交騒ぎを撮影して販売してしまえば、プロダクションとメーカーの間で賠償問題になってしまいます。
なぜならば、AVが撮影されるときには、メーカーがプロダクションを通してAV女優にオファーを出し、ギャラを支払い、そのうえで撮影が行われるからです。
その為、メーカー主催の乱交が作品として売られることはありません。
もっとも、AV女優を抱えるプロダクション主催で乱交忘年会があるのは事実ですが、プロダクションはAV製作を直接行うことはないため、それが作品になることはありません。
業界内ではこの事実は有名であり、あるプロダクションでは何十年も伝統行事として開催されているそうです。
参加者は日ごろから昵懇にしているメーカーの幹部やキャスティング担当者であるため、いわば取引相手への接待として行われています。
もちろん、人気AV女優が参加することはなく、末端の売れない企画女優が接待を行います。
これらの乱交パーティは六本木の会員制バーなどを貸し切って行われます。
招待された男性とAV女優の比率は4:1くらいで行われ、気に入ったAV女優を連れてVIPルームに移動し、やり放題の接待をしているといいます。
しかし、暗黙のルールとして招待された人とAV女優が連絡先を交換することは禁止されており、もしこのルールを破れば何らかの補償を求められることになります。
あるケースでは、メーカー幹部が連絡先を交換したことがバレてしまい、末端の企画女優であるにもかかわらず1年契約を結ぶことになったといいます。
このように書けば、AV女優たちがセックスを無理矢理させられているように感じるかもしれませんが、実際にはそうではありません。
彼女たちは自主的に参加しているからです。
普段あまり売れていない彼女たちは、メーカーの役員が集まる乱交パーティに参加して顔を覚えてもらうことができれば、次回以降のオファーに結び付く可能性があるからです。
芸能界を初めてとしてどの界でも見られる「枕営業」に似たようなものであり、それほどいやらしい話でもないのです。
AV撮影前に監督が味見する?
次に気になるのは、AVの撮影現場以外でセックスをすることがあるのか?という事です。
企画ものAVを見ていても、AVの打ち合わせに来たAV女優を監督が犯してしまう描写のものや、AVの面接に来た女性をスタッフが犯してしまうものがあります。
また、風俗店でも応募してきた女性を店長が味見するという噂はよく聞くものです。
AVでは、カメラテストと言ったり、AV女優としての腕を試すなどといった名目で味見することが多く見られます。
真実を聞いてみると、AV作品として流通しているものならば、これらは全て台本通り行われているものです。
素のリアクションを求める監督が、AV女優に伝えずに本当にセックスに持ち込んでしまうケースも皆無ではないのですが、原則的には事前の打ち合わせで伝えています。
しかし、誰も文句を言えないようなAV業界の大物監督などになると、面接の際に胸を触ったり、キスをしたりして感触をチェックすることはあるようです。
しかし、これはあくまでも「原則的に」そうであるだけであり、上記の通り素のリアクションを求めて行われることが実際にあるようです。
被害に遭ったある企画女優の話によると、監督に文句を言えない弱小プロダクションに所属しているAV女優や、フリーで活動しているAV女優などが被害に遭いやすいようです。
なぜならば、弱小プロダクションやフリーのAV女優は仕事を取るのに一苦労であり、監督の機嫌を損ねたくないがために文句を言えないからです。
監督がカメラテストと称して迫ってきて、拒否を示しても「いいじゃん、いいじゃん」の流れで犯されてしまうのです。
当事者たるAV女優としても、仕事がなくなるのを避けるために文句を言うことはできません。
もっとも、このように味見をした映像は流通することはありません。これも乱交パーティと同じで、契約外の行為を販売すれば賠償問題に発展してしまうからです。
このほか、撮影前の味見だけではなく、撮影後に追加撮影があるとして呼び出され、ハメ撮りをされることもあるようです。
といっても、これらの味見や追加撮影は平然と横行しているわけではなく、一部でこっそりと行われています。
AV業界のコンプライアンスが向上した昨今では、AV業界は女性の扱いに神経を使うようになってきており、このようなAV女優の人権を軽んじるような行為には厳しくなっています。
実際、追加撮影と称してAV女優を犯したことが露見したメーカー所属の監督は、クビになったケースがあります。
以上のことから、監督が味見をするという噂は嘘ではないもののイレギュラーなことであり、これからAV業界に挑戦しようとする女性はあまり恐れる必要はないでしょう。