なぜAV女優は「オジサン」と付き合うことが多いのか?
まず、AV女優の男性観を知る際、女優たちのもっている素質を知っておくべきでしょう。
それは男性を見抜く力、つまり瞬時に男性の本質を見抜く才能です。
つまり、男性が女性に近づく場合には、それが第一義であるかどうかは別として、ほとんどの場合下心があります。
AV女優の特質
男性というのは正常な性機能を持っているならば、普通はいい女を見ればセックスをしたいと思うものです。
その下心を瞬時に見抜くことができるほか、出会った男性が賢いか、馬鹿かということもすぐに見抜くことができるものです。
表面では紳士ぶって利口な振りをしている男性でも、腹の中は空き巣状態で本質の部分で非常に馬鹿な男性が多いのです。
さらに、男子は女性に比べてもともと精神的な発達が遅いものであり、年齢的に大人になっても幼稚な男性も少なくありません。
よくいえば“無邪気”とも表現できるのでしょうが、つまるところ男性は女性と言えばセックスのことを切り離して考える事は難しく、セックスを通して女性を支配できるケースも少なくないことを知っています。
しかし、AV女優はこれを見抜く能力にたけています。もともと女性は男性よりも異性の本質を見抜く力に長けているものですが、AV女優はさらにその能力が発達しています。
女性ならば経験のあることかもしれませんが、説教好きで厳格ぶっている中年の上司が、表面では謹厳なことをいって貫禄あるようにふるまっていても、実際には女性を見る目つきがいやらしかったりすることをよく分かっているのです。
そのため、陰で女性社員の間で「スケベおやじ」などと悪口をいわれ嘲笑われるのです。
AV女優などの性風俗産業に従事する女性は、このような男性のスケベな視線に対して特に敏感です。
だからこそ、自分がスケベな視線を浴びる事を自信とし武器として働いているとも言えます。
今のAV女優はしたたかである
このような女性独特の武器はいつの時代の女性も持っていたものです。
しかし、昭和から平成の初めごろのAV女優はこの武器をうまく活用できる女性が少なくありませんでした。
男性の本質を見抜く力を持っているものの、その本質を許して男性を甘やかす面があったのです。
そのために男性に騙されて堕ちていった結果AV女優に流れ着いた女性が少なくなかったのです。
しかし、今のAV女優は非常にしたたかで男性に甘くありません。それだけに騙されることもありません。
私生活で男などいらないという女優も少なくなく、女優のプライベートを見てみると一人で映画を見たり旅行を楽しんだりしていることがよくあるのです。
最近になって、女性の間で一人の時間を楽しむ女性が増えてきました。
そのことは、旅行会社やホテル業者などが“おひとりさま”の集客に熱心であることからもわかります。
AV女優たちはこのような風潮の先端にいる存在と言うこともできます。
また、AV女優は仕事の中でセックスを行うため、私生活でもセックスを行うことを敬遠する傾向があります。
私生活で男性と交際したりセックスをすることはある意味束縛を意味するものと考え、面倒だと思うようになっているのです。
AV女優には年上好きが多い
このように男性交際を希望しないAV女優が増えていますが、もちろん交際する女性もいます。
そして、どのような男性を対象として交際しているかを見てみると、年上好きの傾向があることが分かります。
それも何歳か年上というのではなく、だいぶ年の離れたオヤジ世代を恋愛対象とする傾向が強いです。
これは若いAV女優はもちろんのこと、熟女系AV女優にも同じく言えることです。
作品の中では熟女系AV女優は若い男を誘惑するような設定の物が非常に多いですが、実際には年上が好きであることが多いのです。
また、これまでに付き合った男性も年上が多く、初体験の相手も年上と言うことが非常に多いのです。
この傾向は一昔前のAV女優にもあったことでしたが、それらのAv女優がなぜオヤジ好きかと言うことは現代のAV女優とは理由が異なっています。
昭和の時代に育ったAV女優では母子家庭の比率が高かったため、父親からの愛情を受けずに育ったことからファザコン気質に育つ女性が多かったのです。
だからこそオヤジ好きになったわけです。
しかし、最近の若いAV女優には母子家庭の比率が多いと言うことはないにもかかわらず、オヤジ好きが非常に多いのです。
この傾向を分析すると、初体験が早いか遅いかによって差が現れます。
例えば初体験が早く、10代の頃から早熟だった女優などは、年の離れた相手と交際することで性に対する知識や技術を若いうちから教わったと言うケースがあります。
中には10代のうちから中年既婚者とセックスフレンドの関係にあった女優もいます。このような女優では、初体験を15歳前後で経験するケースも多いようです。
初体験が遅い例を見てみましょう。初体験が遅い女性というのは、20歳を越してから初体験を終えるような遅咲きであり、遅咲きであっただけに経験が乏しく、性に対する好奇心が旺盛であることが多いものです。
そうなると、年下の男性や同世代の男性にはその旺盛な性的好奇心に答える事が難しいため、どうしても年上と交際してその好奇心を満たすことになるのです。
このほか、私生活で男を必要としない女優の中にも、もし付き合うならばオヤジと付き合いたいと言う女性が大多数を占めます。
若い男性と交際すると束縛や嫉妬が激しく、わがままも多いものです。
そのため、自分の女がAV女優として働くことを苦々しく思うようなケースも少なくないため、女優にとってはお荷物になるのです。
その点、熟年のオヤジならばこのような束縛や嫉妬、わがままがなく、プライベートで一緒にいて安心できて癒されるのです。
AV女優がこのように「束縛せず、嫉妬せず、わがままを言わず、プライベートで一緒にいて安心できる」ということを交際する男性の条件とした場合、対応できる若い男性はほぼおらず、結果的にオヤジ好きとなるとも言えます。
もっとも、いくらオヤジ好きとはいっても一般的に「クソオヤジ」と言われても仕方がないような男性は恋愛の対象となりません。
AV女優の恋愛対象となるのは「オジサマ」というべき、清潔感があり、落ち着いており、若ぶらず年相応におしゃれで、女々しくないというようなものでしょう。
これらの要素があればAV女優の恋愛対象となり、たとえハゲ、デブ、加齢臭の要素があってもOKということが少なくありません。