熟女がAV女優に向いているところを挙げてみる
一昔前までは、風俗業界で熟女は売れない存在と認識されていました。
AVにおいてもそれは同様であり、今では一大ジャンルとなっている熟女・人妻等と言うものはキワモノとして認識されています。
とにかく若い女性がキャスティングされることが多かったのです。
昔は熟女系AVはキワモノ扱いだった
熟女系AVというジャンルを確立させるのに多大な貢献をしたのは溜池ゴロー監督でしょう。
溜池監督は今から10年以上前の2001年、まだ熟女は売れないと認識されていた時代にソフトオンデマンドから熟女独特のやや崩れた体型とつやのない肌を持つ熟女をキャスティングして撮影をしたのでした。
女優は若いほどよく年をとるにつれ価値がなくなっているとしていた当時のAV業界では、27歳を超えた女性は熟女と呼んでいました。
今では27歳で熟女と呼ぶことはほとんどなく、30代半ば以降、40代や50代の女性を熟女と呼んでいますが、当時ではこのようなキャスティングをしても需要が望めませんでした。
熟女作品を仮に作っても、熟女を演じる女優たちは全て企画女優扱いであり、複数の女優を出演させることで数で勝負し、絡みはハードな内容にしないと売れないと言われていました。
それくらい、当時のマーケットにおいて27歳以上の女優を起用した作品はないにひとしかったのです。
性欲旺盛な熟女たち
しかし、時代とともに少しずつ熟女ブームに火がつくようになってきました。
この当時の世相を見るとある傾向が見えてきます。
それは熟女としてこのときデビューした熟女たちは不況の時代に10~20代を送っているということです。
好景気の時代には男たちは有り余る金をもっているため、女性をちやほやして、贈り物などして付き合いを求めます。
女性は努力をしなくても男からちやほやされ、言い寄って来た男性の中から、良い伴侶を選べば良かった時代でした。
つまり、受動的だったのです。
しかし不景気となると、男性も余裕がないため、女性に贈り物などしてちやほやしている場合ではありません。
好景気の時代はたくさんの男性が言い寄って来てよりどりみどりだったのが、不景気になって男性を選べる時代ではなくなりました。
でも世の女性は、地位、金、名誉を持ち合わせている「いい男」を本能的に追い求めます。
そこで、女性が男性を楽しませるテクニックを取得し、積極的にアピールして「いい男」を自分から捕まえるようになったのです。
つまり、能動的になったのです。
「不況な時代の女性は厳しい環境を生き抜くため、したたかになった」
ということです。
女性から男性を楽しまなければ相手にされないのが、不況時代の特徴です。
不況の時代を過ごした熟女たちは、当時の厳しい時代を生き抜く術としてセックススキルを手に入れたのです。
これが、ここ10年のAV業界で花開いたと言うことができます。
熟女AV女優には、若いAV女優では絶対にまねできない領域のエロさや肉食性を持っているのです。
そして、現代の傾向である女性はますますたくましくなり、男性はますます軟弱になる傾向から、肉食系熟女という女優像が形成されていきました。
そして、肉食系女優が人気を博すると、熟女ではなくとも性欲旺盛んな人妻という形で人気になる女優もたくさん登場しました。
これによって、今では熟女というジャンルが確立されています。
今までは年増の女性がAVに応募するなどと言うことはほとんどあり得ないことだったのですが、近年では応募すれば受かる可能性は十分にあるのです。
今は、空前の熟女ブームと言えます。
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