AV女優のクオリティとレンタルビデオの関係性
今のAVはクオリティが良くないとまったく売れません。
AV女優もクオリティが最重要視される時代です。
クオリティが良くないと売れない
昔は、AVの売上はパッケージに大きく左右されていました。
どの作品も内容はそれほど変わらず、今ほど過激な内容も少なく、今と違ってアナルやヘアを映し出すことは禁止されていたため、パッケージに映し出された女優が美しく、または可愛く、スタイルがいいこと、それが売上を左右する重要な要素でした。
中身は軽視され、パッケージばかりが重視される時代だったのです。
レンタルビデオの時代はパッケージを良くして「借りさせる」的なやり方をしていたのです。
しかし、時代は変わりました。
AVはレンタルビデオ店で借りるものであった昔とは違い、今はAVを購入するセルビデオ主流の時代です。
レンタルビデオならば数百円を支払って借りて、内容が満足できなくてもそれほど不満はありませんが、数千円を支払ってセルビデオを買った時に、内容が満足できなければ不満は大きいのです。
販売形式の変化も背景に
また、DVDショップの販売形式も大きく変わりました。
昔は買い取り方式であったため、ショップがメーカーからDVDを買い取ると言うものでした。
しかし今は委託方式であるため、ショップはいったんDVDを陳列し、売れなかったものはメーカーに返品します。
したがって、売れない作品を作った時、メーカーは在庫を大量に抱えることになってしまうのです。
そのため、メーカーもパッケージのみにこだわった作品作りをするわけにはいかなくなったのです。
これがAV業界を変化させ、「より良い作品をお届けする」姿勢に変わりました。
パッケージで騙していたのが、中身で勝負する健全なやり方になったのです。
そして必然的に、女優に求めるクオリティもアップして行かなくてはならなくなりました。
作品の中身で勝負していくには、女優がブサイクでは話になりません。
メーカーがプロダクションに求める女優の質がアップしたことにより、プロダクションもアイドル顔負けのAV女優をそろえる必要が出てきました。
このような時代の流れに沿って、AV女優の質の向上が図られたのです。