初対面の人に「AV女優やってます!」と堂々と言える時代
AV女優であることを隠さず、公言してはばからない女性が増えています。
彼女らが「私はAV女優です」と胸を張って言えるようになった背景を探りました。
価値観が変わった現代
AV女優という職業に対して、あなたはどのようなイメージを持っているでしょうか。
もし保守的な考え方を持っており、人前で裸になる等とんでもないことと思っているならば、AV女優と言う職業をよくないイメージを抱いているでしょう。
そのような人の中には借金やその他の理由から止むを得ず裸になった悲しい女性というイメージを持っている人もいるかもしれません。
しかし、そのようなイメージはもはや古い価値観と言わざるを得ないでしょう。
AV女優の社会進出が著しい昨今、AV女優に対して良くないイメージは確実に取り払われつつあります。
なにしろ、そこで働く女性の多くが楽しんで仕事をしている現実があり、努力の成果がギャラとして得られるやりがいのある世界であります。
そのような世界にあこがれて自らAV女優を志す女性が増えているのですから、良くないイメージを持っている人たちが古いとされて当然とも言えます。
そもそも、時代に合わせて価値観は変化するものです。
極端な話をすれば、食糧難の時代には動物愛護を叫ぶのは時代に沿わない考え方として蔑まれますが、飽食の時代には動物愛護を叫ぶ人は非常に多くなるものです。
時代と価値観の変化という意味では、AV女優に対するイメージにも同じことが言えます。
かつての道徳観念では、女性は相思相愛の間柄の男性の前でだけ裸になるものであり、それ以外の場面で裸になることはご法度だったのですが、今や価値観は変化し、人前で裸になることを恥じない女性が非常に多くなっているのです。
AV女優がステータスになる
また、AV女優をやっていると言うことそのものがステータスになる時代だからこそ、初対面の人に堂々とAV女優であることを明かせるようになったとも言えます。
明かせるというよりは、女性が自慢げに自発的に明かすようになったのです。
AV女優に自ら志願する女性が増えた現代においては、AV女優が完全な買い手市場になっており、業界側が志願してくる女性の中から売れそうな女性を選べるようになりました。
そのため、AV女優のクオリティはどんどん上がっていき、今やアイドル顔負けのAV女優ばかりになっています。
このことから、
「AV女優=ルックスやスタイルが優れた女性」
というイメージが形成され、AV女優として働いていると言うことは、ルックスやスタイルが重視される業界で認められたと言う称号になったのです。
多数の男性から「あなたは非常に魅力的な女性ですよ」というお墨付きをもらったようなもので、自慢できるものになりました。
また、AV女優の数が非常に多くなった今、その中で有名になれた女性は、ルックス・スタイル・性的スキルなどの「女性としての武器」を十二分に発揮して稼げていると言うことを意味します。
その点から、AV女優は厳しい競争を勝ち抜いた「女としての成功者」と観ることもできるのです。
成功してお金を稼ぐことができ、女性としての魅力を評価してもらえていることは単純に嬉しく、これも初対面の人に「私はAV女優です」と自慢したくなる要素になっています。
AV女優たちは現代の花魁になるかもしれない
女性が恥ずかしげもなく自分がAV女優であることをカミングアウトする時代です。
現役AV女優たちの多くは、有名な女優ほど親や身近な友人に自分がAV女優であることを明かしてはばかりません。
同時に、そのことに対して「自分が裸を売りにしていることを自慢げに話して・・・」などと否定的な見方をする人も少なくなっているのです。
今やAV女優であるということは、ルックス・スタイルが魅力的であること、そして女としての成功者の代名詞になりつつあります。
いずれはAV女優が女性の花形の職業になる時代が来るかもしれません。
そして、AV女優が花形として見られることは何らおかしいことではなく、かつて吉原の花魁が江戸の庶民のあこがれの的であったのと同じことなのです。