「○○さんみたいにAVアイドルになりたい!」って子は絶対なれない理由
AVアイドルとは、アイドル的な要素を持っており、ファンからはアイドルのような扱いを受け、さらにAV女優自身も握手会や撮影会、トークイベントなどに出演するというアイドルのような活動を行うAV女優の事を言います。
AVアイドルが増えたAV業界
AVアイドルと呼ばれている彼女たちは可愛らしさを武器として活躍し、数千人と言う現役AV女優がしのぎを削る中でトップクラスの人気を獲得しています。
ツイッターのフォロワー数を見てもわかる通り、芸人やモデル、女優などにも引けを取らない人気を獲得しており、まさにアイドルさながらの人気を誇っています。
それだけの人気があるのですから、AV女優たちが社会に受け入れられる傾向に乗じて、AV女優からマルチタレントへの転向も十分に考えられます。
AV出演、テレビ出演、イベント出演、グラビア撮影など活躍の機会は多く与えられ、稼ぎを見てもかなりよい稼ぎを得ることができます。
「AVアイドルになりたい」という願望の誤り
このように人気を得ているAVアイドルにあこがれる女性が増えています。
モーニング娘やAKB48などにあこがれて若い女性がアイドルを志すのと同じように、AVアイドルにあこがれてこれを志し、AV女優になる女性が増えているのです。
しかし、AVアイドルを目指してAV業界に入ったからと言って、実際にAVアイドルになれる女性はほとんどいません。
AVアイドルになりたいと思った結果AVアイドルになると言うよりも、AVアイドルになれるかどうかということは度外視して、AV女優業に邁進した結果、内外からAVアイドルとしての評価を得るに至ったというAVアイドルが多いのです。
アイドルは他人が認めてこそのアイドル
なぜそのようになるのか、これはアイドルと言うものの根本的な意味を考えるとよくわかるでしょう。
英語で言うところのidolとは、人々が崇拝や進行の対象とする偶像や銅像や石像のことを言います。
教会にあるイエスの像などがまさにidolであり、奈良の大仏もidolです。
イエスは自ら崇拝の対象になることを目指したからidolになったのではなく、本人の意思とは無関係に人々が崇拝の対象として祭り上げたことでidolとなりました。
ブッダにしてもそうです。
つまり、アイドルは本人がなりたいと思ったからといってなれるものではなく、自分に与えられた業務などを一生懸命とこなしていたところ、いつしか周りが自然とアイドルと見なすようになって生まれるものです。
これがアイドルの根本的なところです。
正規アイドルにしても、アイドルになりたいと志してオーディションに受かるのはごく少数の女性であり、受かったとしてもファンたちが祭り上げることで始めてアイドルとしての地位を確立できるのです。
AV女優業をメチャメチャ真剣にやるしか道はない
したがって、AVアイドルになりたいとう願望を抱いてAV業界に入ってきたとしてもそれがかなうことはあまりないでしょう。
AVアイドルになりたいならば、AVアイドルになりたいという願望を持つのは決して悪いことではありませんが、それ以前にファン交流や一つ一つのAV撮影を大切にこなすほかありません。
そのなかで、自分がAVアイドルとして売り出したいということをプロダクションに伝え、プロダクションもAVアイドルとして売る見込みがあると判断した場合には、撮影内容によって生じるイメージなども考慮しながらAVアイドルとして売りだすことを考えてくれることでしょう。
AVアイドルは一日にしてならずであり、AV女優を頑張りまくって得た副産物と言えます。
AVアイドルになれるかどうかとは関係が無いところで、着々とAVアイドルとしての下地が形成されていくのです。