レイプものの撮影は本当にレイプしている!?
最近では業界全体が正常化したことや倫理的な問題がおきた過去から、リアルなレイプもののAVは減っています。
「リアルなレイプもの」というのは、AV女優を何も知らせずに撮影現場へと送り込み、本当にレイプをする撮影のことです。
しかしこのような撮影は女優の承諾の元に行われているものではなく犯罪性があるのは確実であり、労使トラブルにもなりかねないのでこのような危険な橋を渡るメーカーは少なくなったのです。
かつてはリアルなレイプが行われていた
レイプは現実には起きにくい状況での性行為であり、このような非現実的なかたちでの性行為を見られることがAVの醍醐味出もあります。
したがって、今のように業界がクリーンではなく、メーカー間の販売競争が激化していた2000年代初頭には犯罪的な撮影がよく行われていました。
当時は監督の技術や女優の演技力でレイプを描いた作品をつくることよりも、手っ取り早く女優を本当にレイプすることで演出なしのリアルな作品を作ることが非常に多かったのです。
このような撮影は女優の人権を踏みにじるようなものもあり、中には異常性癖者でもなければとても見られないと思うようなAVも存在していました。
メーカーがあるレイプもののAVを作ると、最初はそれほどハードなものではなく、視聴者もそれで満足します。
しかし、満足した視聴者はさらなる刺激を求めるため、従来のレイプAVでは売れなくなります。
そのため、メーカーはよりハードな作品を作るようになっていきました。特に2002~2005年には非常に過激なレイプAVが流行しました。
このような撮影によってレイプをされ、ひどく傷ついた女優が逃げるようにAVから引退することが激増しました。
プロダクションとメーカーがグルになった
特に、凌辱ものとも言われるAVでは、単にレイプをするというにとどまりませんでした。
撮影内容は非常に凄惨なものであり、一部には女優を演出なしで殴ったり蹴ったりして痛めつけた後にレイプをするような作品もあり、AV女優の墓場などと言われました。
このような撮影を行うと女優は当然壊れてしまいます。
これはプロダクションにとって一見不利益に見えますが、これでよかったのです。
つまり、企画単体として活躍するうちに名前がれ、そして徐々に鮮度と人気が落ちていき、ついには企画単体としてのオファーが来なくなった時、知名度がある程度保たれているうちに最後のひと稼ぎのためにプロダクションは撮影に送り込んだのです。
また、初めから売れる見込みがない企画女優をつぶすつもりで送り込むこともありました。
AV女優は基本的に演技力がないものです。
特にもとから売れる見込みがない企画女優などに演技力はありません。
したがって、演技によるレイプ作品を撮影することは無理です。
そこで、メーカーは凌辱、レイプの作品を撮りたいとプロダクションに伝え、プロダクション側では何も知らせずに撮影現場に送り込みます。
このような騙し打ちの撮影が少し前のAV業界では頻繁に行われていたのです。
しかも、女優が拒否しても無理やり犯されているにもかかわらず、プロダクションはメーカーとの間で話が出来上がっているため、トラブルになることはありません。
女優が聞いていないのにレイプされたといくらプロダクションに訴えたところで、結局泣き寝入りをするほかありません。
ここに至って、初めて女優はプロダクションとメーカーがグルになって自分にひどい扱いをしたと言うことに気づきます。
そしてAV女優としてもう価値がないと見なされていることをしって絶望し、またこれ以上業界にいればより酷い凌辱を受けると知って辞めることとなります。
仮に恨みを抱いて闘おうなどと思っても、業界関係者はフォローすることなく、女優の周りから一斉にいなくなります。
そして孤軍奮闘する意欲さえ失い、なにもできずに終わってしまうのです。
これがかつてのAV業界の行っていたことです。
以上は過去の話
現在のAV業界は「安心、安全」に変わっていますから大丈夫です。
昔と違って、今のAV業界は本当にクリーンになりました。
最近はリアルなレイプはない
近年のAV業界はどうであるかと言えば、リアルなレイプが行われることは「ほぼない」といえます。
「ほぼ」というのは、一部非合法なAVも存在する可能性はゼロではありません。
誰も知らないようなところで、一部の異常性癖者に対して非公式にそのような映像が出回っている可能性は否定できませんが、そんなものはあまりに特殊なケースとなっています。
※怪しいプロダクションやメーカーに引っかからないためにも、安心できるところから応募することが大切です。
過去、凌辱の程度が徐々に酷くなり、遂には病院送りにされる女優なども出てきたことによって業界は変わったのです。
凌辱と言うジャンルが限界点を迎え、それ以上を求めると女優が死んでしまいかねないというところまで行ってしまった時代がありました。
こうなればさすがに女優たちも黙ってはいません。
あるAV女優が訴訟を起こしたことに勇気を得て、はじめは泣き寝入りするしかなかった女優たちが次々と訴訟を起こし始めました。
そしてそのような撮影に携わった監督やスタッフたちから多数の逮捕者が出たため、AV業界はついにリアルなレイプを撮影することができなくなったのです。
当時はどのメーカーもそのような撮影を行っていたこともあり、ほとんどのメーカーで平然と行われていましたが、今やろうものなら業界全体からバッシングを受け、つるしあげを食らうことでしょう。
そのため、今のAVでは激しい凌辱やレイプが行われることはなくなっています。
レイプものというジャンルは未だに存在しますが、それも女優の同意のもとに演出としてレイプを撮影していたり、聞かされていないまま行われるレイプの形であっても撮影の中で暴力的な行為や強引なところはなく、あくまで急にレイプものを撮影されることを悟った女優が撮影内容を受け入れて行われるといったものばかりです。
もしこれからAV業界を志すならば、かつてのようにレイプがおこなわれることはないと安心できる時代になっていますのでご安心を。