えっ!?っと思ってしまう豊胸や整形の真実
男性には巨乳信者、いわゆる「おっぱい星人」が多いのです。
お気に入りのAV女優を選ぶとき、「○カップ以上」と限定する視聴者も少なくないのです。
巨乳需要がある以上、おっぱいは、「ないより、あるほうがいい」ということになります。
少しでも多くのファンを獲得し、AV女優として生き残っていくには、豊胸手術をしてでも巨乳になる必要が出てきます。
巨乳になったことにより、より多く稼げ、より長く現役を続けられるなら、豊胸手術は必要な手段と言えます。
豊胸、整形は当たり前
AV業界の裏事情の一つとして、豊胸手術は「して当たり前」と言う認識があります。
実際にAV業界の事を取り上げる雑誌の編集者の話には、今から10年以上前のこと話ですが面白い話があります。
あるとき、プロダクションのマネージャーが新人AV女優を連れて営業先を回っている時、その女優は胸が小さかったため、クライアントからその指摘をされたことがありました。
するとマネージャーはすぐに「しばらくしたら大きくなります」と答えました。
これはどういうことかと言うと、マネージャーがクライアントに対して「まもなく豊胸手術をするので心配ありません」と暗に伝えたと言うことです。
このように、業界では豊胸手術を行うAV女優が少なくありません。
一昔前、まだ整形技術がそれほど発達していなかった頃には、腋の下を見るとシリコンを注入するために切開した手術痕が腋の下に残っていたものです。
しかもバストの形が明らかに固定された形状を持っていたため、仰向けに寝ても崩れないことなどからすぐに豊胸した女優だと分かりました。
たしかに人工的であるだけに形は綺麗なのですが、巨乳というものに見るからに柔らかそうな感じや、何かの拍子に波打つような動きをすることを好む人からすれば、豊胸の不自然さに違和感を抱く人も少なくありませんでした。
進化する整形技術
最近の豊胸技術は随分と進歩しました。格段に進歩したと言っていいでしょう。
人工乳腺法、ヒアルロン酸注入法、脂肪注入法、バックプロテーゼ法などといった本当に色々な豊胸技術が出ており、これらの方法で豊胸を行えば手術痕も残りませんし、揉み解していくことで人工的な感じにならないバストを手に入れる事ができます。
AVは裸が最大の武器となるため、美しく豊かなバストを人工的に手に入れることで人気が出るならばと豊胸手術に踏み切る女優が多いのです。
また、基本的には自己投資として自腹で豊胸を行うのですが、豊胸をすることで確実に売上が上がり元手を回収することができると判断した場合には、プロダクションが負担してくれることもあります。
自費で行う場合には費用は決して安くはありませんが、それを支払って美しくなり、より活躍しようとすることはAV女優としてのプロ意識の表れとみる事もできるでしょう。
また、AV業界だけではなく、一般の女性にとっても豊胸をはじめとした整形手術は格段に身近なものになりました。
豊胸だけではなく鼻を高くする、目を二重でぱっちりとしてた物にする、アゴのえらを削るなどの整形も珍しくはなく、トップアイドルの中にも元の顔は非常に不細工であったにもかかわらず、整形を重ねることで全く違う顔を手に入れおしゃれを気どり、ファッション雑誌などでも人気を得ているアイドルがいます。
今や整形は邪道だと思うのは男性だけで、女性の中ではある程度スタンダード化しているとも考えられます。
整形を受け入れられないオヤジ世代
ただし、整形をすることが障害になることもあります。
それは現在AVユーザーの年齢層は高齢化してきていることが原因です。
オヤジ世代の男性たちの中にはやはり整形によって得た体は作りものであり、無意識の嫌悪感を抱いてしまう人が少なくありません。
したがって、AV業界では当たり前の風潮になっていることであっても、ユーザーの中にはこれをまだ受け入れられない層は確実に存在するのです。
もっとも、AVをレンタルしたり購入したりする層は高齢化しているとはいえ、やはり整形などに違和感を抱きにくい若い世代の男性もインターネットを通してAVを観賞しているのは事実です。
したがって、今後ますます整形に関する違和感が薄れていくことを考えていくと、AV業界もユーザーたちも共に整形を是とする考えで一致し、もはやこのようなことは議論にさえならないことでしょう。
まだ今は面接の際にAV女優はバストのサイズが評価の対象となります。
しかし、豊胸によってごく自然なバストに近いものを手に入れる事ができるようになれば、もはやバストはそれほど大きな評価の対象とはならなくなるかもしれません。