誰でもAV女優になれた時代は、とっくの昔に終わっているのです
あなたはAV女優になれるのか?誰でもAV女優になれた時代は、とっくの昔に終わってしまったのです…
あなたはAV女優になれるか?
脱ぐ覚悟さえあれば誰でもAV女優になれると思っている人が未だにいます。
その論理の根本には、人前で脱いでセックスをさらす等だれもやりたくないことであるからAV女優はなり手が非常に少ない、だから脱ぐ覚悟さえあれば誰でもAV女優になれると言うものです。
たしかに、90年代などはAV女優になりたい人がおらず、誰でもAV女優になることができました。
しかし、今では一部の女性のみがAV女優になることが許される時代です。
現在活躍しているAV女優を見ればそれは明らかです。
全員がルックスとスタイルが非常に優れており、中には高学歴の女性もおり、女性としてのレベルは非常に高くなっています。
誰もがAV女優になれた時代とは比較にならないほどハイスペックになっており、ルックス・スタイルなどの外見の良さはもちろんのこと、性的センス、撮影を円滑に進められる協調性などといった性格的なものまで求められるようになっています。
これらを全て兼ね備えていて、初めてAV女優として名乗りを上げることができるのです。
スカトロやSMなどといった異常性が高いジャンルは、昔はクオリティが低い女性の仕事であったのに、いまや美人が平然とこれらのキワモノに出演するようになったことをみても、この変化がよくわかります。
このように、脱ぐ覚悟だけでお金を稼げる時代は完全に終りを告げ、一定の基準を満たした女性のみがAV女優になることができ、さらにその中でもクオリティが高い女優にのみ撮影の機会が与えられるようになっています。
稼げる女優の倍率は25倍、憧れのAV女優になれる確率は0%
実際に、AVプロダクションのマネージャーも以下のように語っています。
この話により、いかにAV女優になることが難しいかがよくわかります。
何しろ、7割は写真で落とされるのですから、100人の応募のうち70人は落とされます。
面接した30人のうち企画単体女優は7~8人に1人ですから、採用確率は12.5%で3.75人です。
企画女優の採用は3人に1人ですから33%で面接した人のうちわずかに10人です。
つまり、大まかに計算すると、100人の応募があった時に晴れるAV女優になれる女性はわずかに14人程度です。
AV女優として稼ぎたいと思うならば企画単体以上になる必要がありますが、企画単体女優は100人のうち3.75人ですから倍率は約25倍にも上ります。
単体女優は応募では難しいと言うことですから、基本的には自ら応募して単体女優になれる確率は0%です。
つまり、テレビに出演しているような女優には単体女優が多いですが、そのような女優にあこがれて「AV女優の○○ちゃんみたいになりたい!」と意気込んで応募したところで、理論上は○○ちゃんみたいになれる確率は0%なのです。
AV女優になれる女性に求められるもの
では、具体的にはどのような女性がAV女優になれるのでしょうか。
まず、顔が可愛いあるいは美しいというのは絶対条件です。
どの程度が基準になるかを知りたいならば、稼ぐ企画単体女優になりたいならば上原亜衣くらいを目安にし、バイトがてら企画女優になりたいになりたいと思っているならば、無料動画で企画ものAVを観賞してみるとよいでしょう。
企画女優くらいならば誰でもなれるだろうというのが甘い考えだと言うことがよくわかると思います。
また、スタイルも求められます。バランスのとれたスタイルであることはもちろんのこと、バストは少なくともCカップはほしいところです。
そして現場を乱さない協調性があり、監督の求めるものを提供できる素直な性格であり、スタッフと正しく会話できる社会性も必要です。
この他、よくある勘違いに「セックスは嫌いだけどお金のためならできる、だから出演したい」と言うものです。
セックスが嫌いな絶世の美女であれば、たしかに我慢して行うセックスでも需要があるでしょう。
しかしそうではなく一般的に見てキレイ・かわいいという女性がセックスが嫌いではAV女優は務まりません。
演技のプロでもあるまいし、セックスが嫌いな女優が演技をしたところでやはり魅力的な作品にはなりにくく、容姿が同程度ならばセックスが好きな女優の方が魅力的な作品を作ることができるのです。
少なくとも嫌いではないことが必須です。
このように、必要な条件を照らしていくと、多くの女性はどこかに問題があって脱落すると言うことが分かると思います。
脱ぐ覚悟をしたにもかかわらず酷な状況ですが、クオリティの低い女性や人並みの女性には活躍の場は与えられません。
特にブスは相手にされることさえありません。
実際に、ブスが好きと言うユーザーを標的にしてブスな女性を起用し、「世界一醜いAV女優」というコンセプトでAVが販売されたことがありますが、販売本数はわずかに82本にとどまり、製作費の方が高くついて大赤字になり、そのAVを撮影した監督は「業界一売れないAV監督」というレッテルを張られたといいます。
ブスはどんな企画を立てようと売れないのが現実であり、そのように語る業界関係者は非常に多いです。
外見が優れていない女性は、AV女優としてのスタート地点に立つことさえ不可能なのです。
単体女優は当然のこと、企画単体女優として活躍するAV女優たちは高倍率の競争を勝ち抜いてAVプロダクションに所属し、さらにAV監督やプロデューサーといったこれまでに何千人ものAV女優を見てきた人たちの目にとまった、いわば選びぬかれた存在です。
このように考えれば、最近のAV女優たちがびっくりするほど容姿に優れているのは当たり前のことであることが分かるでしょう。
受験生が一流大学に合格するよりも、就職生が一流企業に就職するよりも難しいのです。
企画女優も減少傾向に・・・
ここまで読んで、「単体女優や企画単体女優になるのが難しいのはよくわかった。それなら企画女優でいいや」と思ったならば、それも難しいことです。
上記では企画女優の倍率は10倍くらいであるという計算をした通り、企画単体女優よりは随分倍率が下がります。
しかし、企画女優の世界も年々厳しくなっています。
誰でも覚悟さえあればなれるはずだった企画女優ですが、今では狭き門であり、10倍の倍率を勝ち抜いてプロダクションに所属したとしても、だからと言ってクライアントから出演のオファーがあるとは限りません。
アダルトメディアの需要はどんどん減っており、AV女優になれてもAV出演ができない企画女優がかなり多いのが現実なのです。
AVメーカーや出版社は、これまでに書いてきた通り人並みの女性あるいはそれ以下の女性を使うことがありません。
この傾向はプロダクションへの依頼に明らかな形で反映されます。
作品を制作するにあたって、キャスティングの際には外見が重視されるのは当然であり、リリースされる作品では企画女優を多数起用して撮影する企画AVは少なくなっていき、企画単体を主役とした作品が増えています。
つまり、どのような企画作品であれ、ともかく女優のクオリティを挙げようとする流れがあるのです。
企画女優の出演をささえるのは一つの作品に付き複数人の企画女優が出演できるような作品であったため、この流れは企画女優にとって厳しいものです。
企画女優が出演する隙間は徐々に減ってきており、現在は数千人いるとされている企画女優の枠は縮小化を余儀なくされることは目に見えています。
求人広告やサイトを見た女性が、たくさん応募してくるようになりました。
しかし、その中でも女優として使える女の子はほんの一部です。
私のプロダクションでは応募の際に写真を添付してもらい、7割の女の子は写真を見ただけで無理と判断して落としています。
残りの3割を面接し、その中でも使える自女の子は3人に1人で、企画単体女優として活躍できそうな女の子は7~8人に1人と言うところです。
単体女優は応募では難しいため、いまだにスカウト頼みですね。