AV女優の経歴があなたの人生を幸せにする!
AV女優の人生とはどのようなものをイメージするでしょうか。
多くの人は、性的に搾取されて摩耗しきった末に業界から追い出されてしまい、その後はどうしようもなく困窮した人生を送ることになると考えているかもしれません。
このイメージは半ばは合っていますが、半ばは誤解です。
AV女優の中には豊かな女優人生を送り、AV女優を引退してからの第二の人生もうまく送っている女性が非常に多いのです。
今や豊かな人生を送るAV女優ばかり
たしかに、一昔前のAV女優は不幸な女性が多かったのは事実でしょう。
当時は業界がまだまだブラックであり、AV女優になりたがる女性はいませんでした。
業界は働き手となる女性を勧誘するためには、半ば騙すようにして強制的に業界入りさせたり、精神的に病んで自暴自棄に陥っている女性を業界入りさせたものです。
精神的に病んでいる場合には業界入りする前から不幸な環境に置かれている場合が多く、業界入りを果たすことでさらに深みにはまっていきました。
また、騙されるようにして女優になった女性が不幸でないわけはありません。
さらに、昔のAV業界は今のようにクリーンではありませんでした。
大いにブラックであり、女優が性的に搾取されていたのも事実です。
今のAV女優は出演料の30~40%がギャラとして支払われるのに対し、AV黎明期には悪徳プロダクションも多く、出演料の5%程度しかギャラが支払われないということもあったといいます。
そのような業界では、不幸な女性が増えるのは当然のことです。
しかし、今や社会が性に対して寛大な時代になりました。
AV女優がバラエティ番組をにぎわせ、映画やテレビドラマに出演し、アイドルとして歌手活動を行い、オンラインゲームに登場する時代です。
誰もが日常的にAV女優たちの活躍を目にするようになり、女性ファンも増えるようになりました。
このことから、第一にAV女優が社会の影の部分で人目を忍んで働く必要がなくなった、社会からある程度認められる存在になったことで、AV女優が幸福に近づきました。
また、このことはAV女優たちの活躍の場をどんどん広げています。
AV女優の数が増えすぎたため、だれもがその対象となるわけではありませんが、AV業界である程度の地位に上り詰めたならば、アイドル的立ち位置が得られ、セクシー女優としてテレビ番組・ドラマ・映画などに出演する機会が得られ、歌がうまくダンスができれば歌手デビューすることさえできるのです。
これによって、かつては夢も希望もなかったAV女優という職業が「夢のある職業」になったのです。これもAV女優の人生を豊かにしています。
もっとも、このようにAV女優が世間から認められるようになったことで、AV女優に自ら志願してくる女性が非常に多くなり、今や毎年数千人の新人AV女優がデビューしているような状況になっています。
そのため、裸になる覚悟があるからと言ってルックスとスタイルが優れていなければAV女優になることはできず、また大志を抱いてAV女優になった女性がなかなか業界内で這い上がっていくことができず、AV女優の95%以上は有名AV女優に対しての「その他のAV女優」として認識されているのも事実です。
それでも、AV女優であることがそれほど負い目を感じる必要がなくなり、夢のある職業になったと言うことは、その他のAV女優にとってもよいことであるに違いありません。
また、AVを引退した後にも幸せな人生を送る女性は少なくありません。
進路としては風俗やキャバクラに流れる、普通の職業に就く、結婚するの3種類が考えられます。
風俗やキャバクラに流れるというのが最も多いケースです。
この場合、元AV女優という肩書の元に働くことができるため、一定期間は安定して稼ぐことができるでしょう。
しかし、「体は減るものではない」と思っていても、実際には肉体は確実に摩耗していきます。
加齢によっても肉体は衰えていきます。
したがって、一時期は元AV女優の肩書によって高級風俗に努めることができたとしても、次第に一般風俗店、激安風俗店、個人売春へと際限なく落ちていく可能性があります。
体で稼ぐことを忘れられない女性にはこのような危険性があります。
とはいえ、風俗やキャバクラに勤務しながら第二の人生へ向かってスロースタートを切る女性もいるため、一概に風俗・キャバクラに流れると言う身の振り方が不幸であるとは断定できません。
引退後の就職に関して
次に、普通に就職する場合です。
近年のAV女優の傾向として、堅実な女性が増えたと言うものがあります。
女優自身が、AV女優として売れることができても一般的には1~2年で旬が過ぎると言うことがわかっているため、その間に稼いだお金はきちんと貯めておき、AVを引退したら専門学校に通って手に職を付けると言う女性が少なくないのです。
このとき懸念されるのが「AV女優として裸になっているのに、普通に就職できるの?」ということですが、これはよほど有名なAV女優にならないかぎり問題ありません。
確かに裸になった映像は残り続け、インターネット上には画像や動画が残り続けます。
しかし、テレビに出たりするクラスの人気AV女優でなければ、知名度がそれほど高くなるものではありません。
さらに、AV女優は毎年何千人も新人がデビューしているような入れ替わりの早い業界ですから、引退後はすぐに忘れられるものなのです。
もし職場でばれたならば、それは運が悪かったとしか言いようがありません。
就職としてよく選ばれるのは看護師や介護士です。
そのほか、ヘアメイクなどもよく選ばれています。
ヘアメイクなどとして働くときには、AV業界は元AV女優に門戸を開いているため、現役AV女優のヘアメイクとして働くことも可能です。
実際にそのような働き方をしている元AV女優には、黒ギャルの女王と呼ばれた泉麻耶などがいます。
なぜ元AV女優を業界が広く受け入れているかと言うと、AV女優を経験していた女性が現場に入ることで現場の潤滑剤となってくれるからです。
例えば、男子禁制の女優のメイク室において、ヘアメイクと女優が二人きりになる時間があれば、同じ職業に就いたことがある女性ということで、女優も現場の不満などを話しやすくなります。
これをヘアメイクが監督やプロデューサーに伝えることで、現場は女優のやりにくいところを改善しながら撮影することができるのです。
また、あまり多いものではありませんが、元AV女優がAVモデルプロダクションを開いているようなケースもあります。
実は、引退理由の一番は「結婚」です!
結婚もよい選択肢です。
AV女優が他の女性より優れているのは、ルックスとスタイルが優れていること、良い男と悪い男を見分ける嗅覚が優れていること、男性を喜ばせる技が優れていることです。
AV女優は普通の女性に比べて圧倒的にルックスとスタイルが優れています。
視覚で男を興奮させる仕事に就いているわけですから、そうでなければならないのです。
なかには悪い男に惹かれてしまう女性もいないわけではありませんが、AV女優とは厳しい競争社会で生き抜きを図った女性であり、中には生き抜くすべとしてAV女優になった女性もいるくらいですから、やはりしたたかに、時には狡猾に生きていく知恵を身につけています。
それだけに良い男を見つけて奥様に収まろうと思った時にはその才能が発揮されます。
また、AV女優としてセックスを売り物にしてきたのですから、男性という単純な生き物を色気全開で誘惑し、性的に満足させることは朝飯前です。
男性側からしても、過去にAV女優をしていた女性との交際は絶対に無理と考えている人はそれほど多いものではありません。
昔の働いていた姿よりも、今がどうであるかを重視している人が多く、たとえ過去にAV女優をしていたとしても、今はAV女優をしておらず、毎晩気持ちよくさせてくれる可愛い女性であることのほうが重要なのです。
現在は舞台女優やライターとして活躍している元AV女優の小室友里も幸せな結婚を手にしましたが、旦那さんが結婚のときに条件としたのは「今後裸になる仕事をしないこと」であったといいます。
以上のように、AV女優の人生は世間一般で思われているよりもずっと幸福であることがよくわかると思います。
不幸なパターンとは?
もちろん、世間のイメージ通りの不幸なAV女優もいます。
そのほとんどは「AV脳」が抜けきれなかった女性です。
つまり、AVという裸で性行為を披露する世界に所属することによってお金を稼ぐという考えが抜けず、風俗に流れ、風俗で働くなかでもいつまでたっても裸を売ることを忘れられず、際限なく体を売り続ける女性のことです。
実際に、そのように不幸に堕ちて行った女優は少なくありません。
また、結婚したものの幸福な結婚生活をつかむことはできず、離婚して不幸に転落する女性もいます。ひとつ例を見てみましょう。
ある元AV女優のAは、2000年代中ごろに活躍していた企画単体女優でした。
2006年には引退してすぐに結婚をし、2007年には子供をもうけていますが、1年半で離婚をし、子供は親に預け、彼氏の家に居候しながら風俗店で働き、最近では風俗店では売れなくなり個人売春をしていると言う、典型的な堕ち方を見せています。
風俗店で働けなくなったのはピルの副作用で醜く肥え太ったからであり、現役時代から30キロくらいは太っていたため、現役時代の面影は全くなくなっていました。
個人売春でも敬遠されるほどになったのです。
そもそも結婚をしたのはAV女優をやめたくなったから口実として結婚したのであり、結婚前から二股をしていて子供ができたため、結婚した旦那の子供かどうかもわからないといいます。
その子供はネグレクト状態であり、一時期は競争の激しいAV業界で一花咲かせた女性が、今は安い売春婦になり下がってしまったのですから、売春体質というのは実に恐ろしいものです。
もちろん、彼女のようなケースは最悪の部類であり、引退後に不幸な人生になったと言ってもここまでの堕ち方をする人はあまりいないでしょう。
また、このように不幸になってしまう女性には、不幸になる素質とでもいうべきものが備わっているようにも感じます。
結婚の動機、妊娠の経緯、短期間での離婚、育児放棄などを見てみると、もし彼女がAV女優という職業についていなかったとしても堕ちていく姿が目に見えるからです。
したがって、筆者はAVを引退した女性のうち不幸になっていく女性たちは、必ずしもAV女優として働いた過去が足かせとなって不幸になっているのではないと考えます。
たしかに、AV女優として裸になって稼ぐ味を覚えた女性がそれを忘れられず売春を続けると言うケースは多いでしょうが、AV女優になる・ならないとは関係なしに、上述のAのように堕ちていく女性もいるのです。
したがって、AVを引退して不幸になった女性たちのすべてが、AV女優として働いたことで必然的に不幸になったと言う見方は穿った見方です。
AV女優としての人生を決めるのはあなた次第
これからAV女優を目指すならば、AV女優は幸福な人生を送っている女性も少なくなく、確かに不幸になるケースもあるということをしっかりと認識しておくべきでしょう。
その認識が正しくできているならば、AV女優という働き方を幸福な人生のために活かすことができると思いますし、引退後も踏み誤ることは少なくなるはずです。