中出しされるのは絶対なのですか?
一昔前のレンタルAV時代には決してあり得なかったことですが、最近のAVでは中出しをテーマとしたAVが非常に多くなっています。
中出しというのは男性が女性を支配したいという欲求を具現化したような描写です。
男性は女性に中出しをすることで、本能的に女性を支配したと言う錯覚を抱き満足感を覚えるのです。
つまり種の保存の本能においては女性に種付けをしなければならず、そのためには女性を自分のものとしなければならず、女性を自分のものとした後に自分の遺伝子を残すために中出しを伴う性行為に至るのです。
したがって、男性は女性に中出しをすると、その女性は自分のものだという感覚を抱くため、男性の女性に対する中出しへの欲求は普通強いものなのです。
今や中出しは当たり前
欲求にこたえるように、セルビデオでは中出し描写が非常に多くなりました。
もはや中出しをするAVでなければつまらないという感想を抱く視聴者もいるほどです。
この中出し描写が頻繁に起こることの社会的な害悪は小さくありません。
中出しが行われるAVはインターネットを通じて気軽に視聴することができます。
特に、ネットでは無修正中出し動画もたくさん視聴することができます。
モザイクありの一般的なAVであれば、疑似の中出しを行うこともできますが、無修正ではもはや本当の中出しを行うほかありません。
このようなAVを見た10代は、AV女優たちが頻繁に中出しをしているのを見て、中出しをしても大丈夫と考え、本当は妊娠のリスクが高いにも関わらず生でセックスを行い、中出しをしてしまいます。
しかし、これは明らかな誤解です。
業界の内部を知れば、中出し撮影のカラクリを知ることができます。
まず考えてみるべきことは、中出しに応じている女優がなぜ妊娠しないのかと言うことです。
中出しをしながらも妊娠しない何らかの理由があることに気づかなければなりません。
何らかの対策をしなければAV女優たちはたちまち妊婦ばかりとなってしまい、正常に機能しなくなってしまいます。
また、恋人でも夫でもない男性の精液をいくつも受け入れ、妊娠することを仕事とすることができる女優がいるとも考えられません。
中出し撮影のカラクリ
ではどのようなカラクリがあるのかというと、まずはピルの服用です。
女優は中出し撮影が決まると、中出しをすることを事前にきちんと説明され、中出ししても大丈夫なように撮影日に向けてピルを服用して準備をするようにします。
とはいっても、ピルを飲んでも100%妊娠を避けられるわけではありませんが、ごくわずかに妊娠の危険性があることを容認した女優のみが本当の中出しを行っています。
本当の中出しを容認できない女優はどうやって中出し撮影をしているのかといえば、疑似的な中出しを行っています。
つまり、撮影中にはゴムをつけてセックスを行い、射精のシーンになると人工的に作られた疑似精液を膣内に注入します。
無修正動画でなければ局部周辺と男性器にはモザイクがかかるため、ゴムをしていることがばれる気遣いはありません。
そして、疑似中出しが終り、女優の局部をアップにすると疑似精液が膣内から流れ出てくることが映し出されます。
こうして、視聴者には本当に中出しをしているものとして興奮を提供するのです。
また、生本番のときはもちろん、本当の中出しを行う時にも男優は性病検査を厳重に行います。
そして性感染症のリスクがないことを確認したうえで撮影になります。
もし性病に感染させてしまったならばその女優は性病が完治するまで撮影ができない体となってしまし、万が一完治不可能な性病であれば賠償問題にまで発展します。
そうなるとプロダクションには莫大な被害が生じるため、メーカーは何千万円という賠償金を求められても何も文句はいえません。このような事態にならないためにも、性病対策にも万全を期しているのです。
女優の意思が尊重される
女優の中にはそれが疑似であっても中出しをNGとする女優もいます。
これは女優のプライドに基づいてNGとなっているほか、プロダクションが戦略として中出しを解禁しないということもNGの理由となります。
後に「中出し解禁」という形で売り出すためです。
女優がNGを出せば、プロダクションもメーカーも無理に中出し撮影をさせる事等はできません。
無理強いは一切なく、あくまで女優の意思が尊重されます。
撮影現場においても、女優の承諾の元に撮影が行われている以上は、何の告知もなく中出しを行うことなどはまずありえないことで、そんなことをすればプロダクションからクレームをつけられて大変なことになってしまいます。
したがって、AV女優になったからには必ず中出しをしなければならないと言うことはありません。
また、もし中出し撮影を行うとなった場合にも、それは徹底したリスク管理の元に行われており、疑似中出しという形を取ることもできます。
もちろん、元から中出し撮影をNGとすることもできますが、「中出し」という需要は多いのですから、擬似中出しくらいはOKにするべきです。
最近のユーザーは擬似中出しを見破る
擬似中出しを行うには、男優が擬似精子を膣内に注入しなくてはなりません。
販売されているAVでは、この注入場面が編集でカットされていますので、本当の中出しが行われているような演出となっています。
しかし、最近のユーザーは目が肥えています。
射精寸前に画面が切り替わり、次の瞬間に女優の局部アップで精液が流れ出るという、不自然なカットが入るのを見破るのです。
擬似中出しには必ず編集が入り、注入場面がカットされますので、分かる人には分かってしまうのです。
リアルさを求める作品になると、本当の中出し場面を撮影する必要があります。
その場合には、ピルを飲んで中出しOKの女優がピックアップされるのです。
やはり、NG項目は少ないほうが仕事が取れるのは間違いありません。