AV不景気?アダルトビデオ業界は無くなるの?
昔と違ってアダルトビデオ業界も様変わりしています。
AV女優の収入にも直接影響する景気はどうなのでしょうか。
アダルトビデオ業界の現実は?
10~20年前、AVの製作費は250~300万円くらいあるのは当たり前でした。
スタッフは充実していて、撮影日数も3日ほどあり、余裕を持って撮影することができたものです。
しかし、今は違います。
景気の波と同じように、AV業界も良い時代と悪い時代があります。
現在は不況と言える
しかし現在は、その半分以下の100~150万円が総予算です。
女優の出演料を除いたすべてを、この予算の範囲内で済ませなければ収益を見込むことはできません。
そのため、スタッフは最低限の人数に減らし、スタジオ使用料の削減のために撮影は1日で済ませなければなりません。
撮影現場に朝集合すると、数分刻みのスケジュールで撮影が進みます。
スタジオ使用制限時間を1分でも過ぎれば追加で費用が必要になるため、そのようにすることは避けねばならず、とにかくスムーズに進行することが求められます。
昔は食事の時間や休憩時間もとりながら、女優の体調も考慮しながらの撮影だったのですが、最近は女優に多少無理をしてもらっても、撮影を早く済ませることが多くなっています。
昔は3日でやっていたものを、1日で済ませるのです。
撮影の際に女優が消耗する体力は想像以上に大きいため、分刻みのスケジュールで撮影にあたる女優の労働環境は悪化しています。
しなしながら、内容やクオリティは10~20年前に比べて格段に上がっているわけですから、どれほど大変であるかは想像に難くありません。
このように、AV業界は年々厳しくなっており、女優のギャラも少なくなっています。
このまま、AV業界は廃れてしまうのでしょうか…
ぜったい無くならない業界
でも、絶対無くならない業界でもあります。
エロの市場はぜったい無くならないのですから、AVが無くなることはないのです。
稼げる額は変動しますが、「絶対無くならない」という特徴を持ったのがAV業界です。
どの業界でも、良い時代と悪い時代があり、それを繰り返しているだけです。
また、良い時代が来る可能性はあります。