本番をやらないAV女優??
AVが初めて販売されたのは1981年のことであり、AVの歴史は30年以上に上ります。
まだ今のようにセルビデオと言うものが存在せず、レンタルビデオが主流であった時代はAVの黎明期に当たりますが、この時代にはまだ本番行為と言うものを行わないのが普通でした。
疑似本番と言うものであり、AV男優はAV女優に対して挿入しているかのような動きをし、AV女優は感じている演技をすることで、視聴者にはあたかも本番行為を見ているような感覚を与えていたのですが、実際には粗いモザイクの裏では本当に挿入が行われているわけではなかったのです。
本番をしないのは昔の話
当時はまだAV女優に志願する女性は非常にまれであり、AV女優の数はごくまれでした。
それだけに、AV女優が本番行為を拒否して疑似挿入しか受け入れなかったとしても、プロダクション側は何も意見することができなかったのです。
しかし、セルビデオの時代になると事情は一変します。
この時代になるとそれ以前とは比べ物にならない勢いでセルビデオが制作されていきました。
レンタルビデオの時代には視聴者も数百円のレンタル料を支払ってAVを視聴するだけであったため高い内容を求めることはありませんでしたが、セルビデオになるとその10倍程度の料金を支払ってAVを購入するのですから、視聴者は相応の内容を求めるようになります。
メーカーとしては視聴者の希望に答えるように動かざるを得なくなり、結果的に疑似本番ではだめだ、本当に本番をしようという流れになっていきました。
この時代になるとAV女優に自ら志願する女性もそれ以前に比べると多くなってきたため、女優たちも生存を掛けて本番に積極的になっていきました。
それまでの単体女優は、AV女優の数自体が少なかったことから自分の代わりがいなかったため、本番を拒否しても仕事を続けることができました。
しかし、新規のAV女優も巻き込んで業界全体が疑似本番を辞めて本番を行う方向に動き出すと、疑似本番しか受け付けない女優たちは淘汰されていきました。
そのような業界の流れがあり、今ではAVでは本番が基本です。
生本番や中出しさえ行っているのですから、本番くらいで驚いていてはAV女優として働くことはできないのです。
また、仮に疑似本番を行ったとしても、今はモザイク技術も非常に進化しており、モザイクを掛けていても男性器と女性器の形状がぼんやりと見えるほどになっているため、疑似本番はばれてしまいます。
一部ネット情報などではAV女優は疑似本番をしていると言う情報もわずかに見られますが、それは遥か昔のことであり、今は本番を行うのが当たり前になっているのです。
本番が苦手だったらAV女優にはなれない
「本番はちょっと苦手…」という人は、AV女優になることを考えたほうがいいです。
アイドル並みの容姿の女の子が、バンバン本番をやっているのですから、本番をやらないで売れることは絶対にありません。
基本的にはエッチが大好きで、「大好きなエッチをして稼げるなら」と思うくらいの人でないと、AV女優はつとまりません。
容姿端麗で、四六時中セックスをしていても平気な人なら、可能性は十分にあります。
絡み(セックスをする撮影)ができないAV女優に仕事のオファーは来ません。