撮影(さつえい)とは?
撮影とは主に、「VTR撮影」とも言われ、実際にDVDに収録する作品映像を撮影することです。
単体女優は毎月1本のVTR撮影をこなし、企画単体女優と企画女優は承諾したオファーのAVに出演してVTR撮影をこなします。撮影をこなすペースは本人の希望にゆだねられます。
VTRの内容は監督の脚本によります。
VTRのシーン数は10以上あり、複数の部屋やスタジオを使うことが多くなります。
ドラマ形式のVTR撮影では20以上のシーンに分けられることも珍しくありません。
撮影はシーンごとに分けて行われ、シーンによって撮影時間は異なり、20分程度のシーンもあれば1時間半以上かかるシーンもあります。
そして、ひとつのシーンが終わるたびに小休憩があり、メイクルームではメイク直し、シャワー、着替え、喫煙、軽食などがおこなわれます。
撮影の形態は様々で、ハメ撮り等で監督と男優が兼任する場合には徐湯と男優以外はだれも部屋にいないような状況になることもあれば、ドラマシーンやイメージシーンなどの脚本が非常にしっかりしている撮影では、スタッフたちが勢ぞろいで配置についていることもあります。
ちなみに、VTR撮影におけるドラマシーンは脚本によって細部にわたっての指示が行われている場合が多いのですが、性的な行為を伴うシーンではセリフも行為も大まかな指示だけで、女優と男優のアドリブによって行われるものがほとんどです。