元AV女優M.Nが語るリアル話5「AV制作におけるもう一つの仕事」
AV女優の仕事内容を元AV女優さんに聞いてみました。
現場を知っているからこそ話せるリアルな話を教えてもらいました。
リアル話その5、AV制作におけるもう一つの仕事とは…。
パッケージ撮影がつらい!
―それでいよいよリリースだよね。最初のリリースってどんな気分?
ちょっと待ってください、まだ大事な仕事が残ってますよ。パッケージ撮影です。
―パッケージ撮影?ああそうか、パッケージはDVDにするとき大切だもんね。
はい。かなり大切です。だった内容がいくら良くてもパッケージが可愛くなかったら売れませんからね。
―ごめん、ならパッケージ撮影について教えて?
まずパッケージ撮影の日程はメーカーによって違いますね。
VTRを撮影した当日に撮ることもありますし、別の日に改めてスケジュールを組んで撮影することもあります。
めったにないですけど、どうしても都合上の理由でVTRより先にパッケージ撮影が行われるなんてこともありますね。
パッケージ撮影はスチールカメラマンとプロデューサーでやることが多いですね。
単体女優の場合はほとんど別の日に行われます。
やっぱりメーカーとしても売れなきゃこまりますから、パッケージ撮影に力入れるんです。
都内のスタジオ使って、半日くらい駆けて行いますね。
パッケージ撮影っていうと、普通に写真とって、あとは写真を加工してハイできたみたいな印象があるかもしれませんけど、これめちゃくちゃキツいんです。
パッケージ撮影ではパッケージ写真だけじゃなくて、メーカーがプロモーションに使う写真とかもたくさん撮影すんです。
だから、女優は衣装替えとかメイク直しを3回も4回もしながら、半日以上撮影しなきゃいけないんです。
衣装とかメイクがなかなか決まらなくて時間がかかることもあるし、同じポーズと衣装で1時間以上も撮影し続けなきゃいけないこととかもあって、ほんとキツい。
VTR撮影よりずっとキツいですよ。
さっきも言ったようにVTRは楽しいし時間の流れも速くてそんなに疲れないんです。
でもパッケージ撮影は一番嫌いな仕事でしたね。
マネージャーもパッケージ撮影は大切だから、前の日にはコンディション作っとくように言われるし。
あんまり食べずに良く寝てって言われましたね。
でも普通に撮ったよりも何倍も可愛く撮ってもらえるから、完成品を見るのは好きでした。
―VTR撮影とパッケージ撮影が終わったらAV撮影自体は完了になるんだ。
そうです。
―じゃぁ1ヶ月のうち27日くらいは休みってこと?
そうじゃないです!他にもグラビア撮影とかプロモーション撮影とかいろいろ忙しいんですから。
特に単体女優はプロモーション活動が忙しいですね。