AV女優って精神的にヤバい人がなるって本当ですか?
AV女優は精神的にヤバい人がなると言うイメージを持っているかもしれません。
しかし、今ではそういう精神を病んだ女性はAV女優のなかではすっかり少数派になっています。
精神病を患うAV女優は少なくなった
AV女優は精神的にヤバい人がなると言うイメージを持っているかもしれません。
たしかに、かつてAV女優はリストカットや心療内科通院歴のある女性が多かったため、そういったイメージが定着しているのでしょう。
しかし、今ではそういう精神を病んだ女性はAV女優のなかではすっかり少数派になっています。
特に、セルメーカーとレンタルメーカーが争ったことや各メーカー間でクオリティの向上競争が一段落した2006年以降は、精神を病んだ女性はまさに激減といった状態です。
競争に買って活躍しているAV女優の中では本当に稀にしか姿を見なくなりました。
1990年代から2000年代初頭までは、AV女優には鬱、自傷癖、不眠、パニック障害といった軽い症状の女性がいました。
統合失調症、境界性人格障害、演技性人格障害、サイコパスなどといった治療の施しようがないほどの重い症状の女性まで当たり前のように存在していました。
なぜ激減したのか
では、なぜ精神を病んだ女性たちはAV業界から激減したのでしょうか。
それは、色々な問題を起こすからです。
撮影に来ない、求められる最低限の演技ができない、現場で問題を起こすなどのトラブルです。
昔ならばAV女優として働く女性が少なかったため、AVプロダクションとしても精神を病んだ女性を止むを得ず起用していました。
しかし、昨今では自らAVプロダクションに応募してくる女性が増えたため、AVプロダクションやAVメーカーは精神を病んだ女性を起用せずともよくなったのです。
モデルプロダクションは同じAVメーカーや出版社に繰り返し女優を提供する存在です。
そのためクライアントとプロダクションの関係は深いです。
商品であるAV女優が精神を病んでいる等何らかの問題がある場合には、プラスの面もマイナスの面も知っている限りの情報をクライアントに流すのが普通です。
もし精神的に病んでいる女性の病気を隠してその場では仕事が取れたとしても、なにか問題があった時には信用を落とすこととなってしまいます。
モデルプロダクション側も、撮影が決まってギャラが入ったから仕事完了というわけではありません。
クライアントも満足して円満円滑に撮影が終わってこそ、初めて仕事完了となるのです。
撮影に支障をきたす女性はNG
病んでいる女性は生活が不規則で、不眠状態で撮影現場に来るので遅刻が多いものです。
もし時間通りに来ても眠っていないためコンディションは悪く、撮影に何かしらの支障をきたしてしまいます。
やる気がなく、共演女優などにも悪影響を及ぼします。
AV女優はセックスという肉体労働をする存在なので、健康状態は良いに越したことはなく、たとえ不眠というだけでも問題となるのです。
そのような女性を起用せざるを得なかったのは、需要が多く、一定以上のルックスの女性を選ぶ選択枠がない売り手市場だったからです。
特に、演技性人格障害やサイコパスといった深刻な人格障害の女性は、その日限りの撮影では周りに迷惑をかけずに与えられた仕事をこなせたとしても、どこかで必ず人間関係でのトラブルを起こしてしまいます。
また、病的な虚言などでまともなコミュニケーションが取れないと、プロダクション側も「とても管理ができない」と判断して、解雇や契約解除に踏み切るケースがあります。
特に今は経費削減が著しく、限られた予算の中で高いクオリティが求められるものです。
そのようなAV撮影の現場においては計画に沿った合理性が必要で、自己中心的な女性や協調性のない女性、自己管理のできない女性は向かないのです。