AV女優はピルを飲んでいる?中出しのカラクリとピルの副作用について
一昔前のAVでは中出しが行われるAVはほとんどなかったのですが、セルビデオ時代になってからは次第に中出しが行われるようになり、いまやスタンダードな行為となっています。
その為、AV女優は対策としてピルの服用をしています。
撮影時期に合わせてきちんとピルを服用することで、妊娠してしまう危険性を限りなくゼロに近くしています。
よく知られていないピルについて解説していきましょう。
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中出しというAVジャンル
AVのジャンルの一つに「中出し」があります。
これはゴムを着けずに本番行為を行い、膣内で射精を行う撮影のことです。
男と言うものは「男は強い」という思い込みを持ちたいものらしく、中出しはそれを具現化してくれる描写と言えます。
本来中出しと言うのは妊娠を目的として行うことであり、より生物学的に表現するならば「種付け」に当たる行為です。
したがって、自分の遺伝子を後世に残すという生物の本能を達成したことの充足感や、そこまで深く考えずとも「この女は俺のもの」という満足感をもたらしてくれるのです。
AVの視聴者たちは、中出しの描写を通じてそのAV女優を自分のものとしたような疑似体験を得ることができます。
一昔前のAVでは中出しが行われるAVはほとんどなかったのですが、セルビデオ時代になってからは次第に中出しが行われるようになり、いまやスタンダードな行為となっています。
AV女優はピルを飲んでいる
中出しがスタンダードとなり、あまりにも手軽に行われているのをみた若い視聴者たちは、中出しが安全であると誤解してしまいます。
中出しを平然としているケースもあるといいますが、これは明らかな誤解です。
上述の通り中出しは妊娠のために行う行為であり、何の対策もしないまま中出し撮影をしまくっていれば、AV女優たちはたちまち妊娠してしまいます。
しかも、交際相手や夫ならまだしも、相手はAV男優です。
AV女優たちはそこまでバカではありません。
対策とは、ピルの服用です。
あらかじめ監督面接などで中出しが行われる撮影であることを伝えられます。
撮影時期に合わせてきちんとピルを服用することで、妊娠してしまう危険性を限りなくゼロに近くしています。
ピルとは?
ピルとは経口避妊薬のことです。
歴史は古く、アメリカで認可されたのは1960年にさかのぼります。
現在、世界中で約1億人もの女性が使用しており、ほぼ確実な避妊ができるとして非常に多くの女性から支持されています。
また、可逆性のある薬であり、飲むのをやめればきちんと妊娠することができます。
月経周期が正しくなる、出血量が減少する、月経痛・月経前症候群が緩和する、子宮外妊娠の可能性が低下するなどがあります。
また、長期の服用を行うと、乳房疾患・子宮内膜症・子宮体がん・卵巣がんにかかる可能性が低下するなど、色々なメリットをもたらしてくれます。
女性の性の強い味方になってくれる薬であり、性を売りにしているAV女優ならば武器になってくれる薬であると言えます。
ピルの副作用を考える
しかし、ピルも薬である以上、いくつかの副作用を抱えていることは否定できません。
死亡リスクがゼロではない
ピルを飲むことには死亡リスクが伴います。
ただし、これは「ゼロではない」という程度のことであり、死亡するリスクは10万人に1人の場合です。
もっとも、この統計は「健康な非喫煙者が受けるリスク」であり、喫煙者は事情が異なります。
一部の報告では、タバコを吸う習慣がある女性がピルを飲むと喫煙量と年齢にもよりますが、血栓症や心筋梗塞、ある種のがんにかかるリスクが高まるとされています。
AV女優になると口内射精を受けた時の口直しとして喫煙する女性が非常に多くなると言うことから考えると、
「AV女優がピルから受ける死亡リスク」はやや上昇するかと思われます。
したがって、喫煙するAV女優がピルを飲む場合には医師と相談して服用を行います。
もっとも、喫煙者であってもあまり重大に捉える必要はありません。
なぜならば、例えば血栓症の発生率は元々1万人当たり0.5人であり、これが少々上昇したところであまり気にする必要はないのです。
ホルモン環境への不適応
次の副作用は、ホルモン環境不適応によって起こります。
ピルは体内のホルモン環境を人為的に変化させることによって妊娠を避ける薬であるため、飲むと体内のホルモン環境が従来のものとは変化します。
ピルの服用によって生じるホルモン環境に適応するまでは、体が異変であると感じ取ってしまい、しばらく軽い吐き気などの軽度の副作用が見られることがしばしばあります。
一時的な副作用であり、自分の体質に合うピルを服用することによって、この副作用はかなり軽減することができます。
副作用の始まりは吐き気である場合がほとんどです。
つまり、ピルの服用後に吐き気が生じたならば、それはおそらくホルモン環境への不適応です。
それは決して悪い方向への変化ではありませんから、上述したような色々なメリットも同時に得られる証拠と捉え、プラスに考えてよいでしょう。
ピルの副作用は初期だけのもの
ピルには、上記のような副作用があり、とくに吐き気などは不快であるし、程度によっては厄介に感じるものです。
しかし、そのような副作用は服用初期だけのものなので、安心して服用を続けて構いません。
なお、個人差も大きく、この副作用を全く感じない人もいます。
成人女性の体の中では様々なホルモンが作られ働いていますが、中でも卵胞ホルモンと黄体ホルモンは性周期を作り出す重要なホルモンです。
したがって、このバランスが変化することによって体が受ける影響は、良くも悪くも大きなものにならざるを得ないのです。
また、個人差があると書きましたが、これも自然な状態でのホルモンの分泌状態は人それぞれ違うためです。
このことは、月経痛のつらさや月経周期など、生理に伴う症状に個人差があることからもわかります。
ピルを服用すると、体内のホルモン環境が変わり、分泌周期に大きな変化がなくなります。
つまり、一定のホルモン水準が保たれた状態になるため、妊娠しなくなるというわけです。
自然な状態で作られているホルモンの量は個人差があり、ピルによって作られる環境に対して起こる違和感、それが吐き気なのです。
ピルの服用を続けていくと、最初は不適応を起こした女性も次第にピルによってつくられるホルモン水準に違和感を覚えることがなくなってきます。
このことは、あたかも制服を着るようなものです。
最初は違和感を抱く人もいれば、最初から似合っていると思う人もいるでしょう。
しかし、最初違和感を抱いた人も、継続的に制服を着ていると、その違和感は日ごとに薄れていきます。
ピルもこれと同じようなもので、最初は体が違和感を抱いて吐き気を催したとしても、それは最初だけのことで次第に慣れていきます。
やがて、ほとんどの人が何の副作用も感じないようになっていきます。
ピルの副作用は気にしなくていい
現在、世界的に利用されているピルの主流は低用量ピルであり、重篤な副作用を心配する必要はほとんどないものです。
上記の通り世界で1億人もの女性が服用しており、風邪薬よりも安全と言われているほどの薬です。
たしかに、先ほど述べたような副作用やリスクもないわけではありません。
しかし、同時に色々なメリットも生じ、このメリットとデメリットを秤にかけた時には、メリットの方が大きいと言える薬です。
以上がピルの副作用の解説となります。
これを読めばわかる通り、中出しAVを撮影しない女優であろうとも、ピルは服用して大いに結構と言える薬でもあります。