AV女優は外国の方が活躍できる!?
海外で活躍する日本人ポルノ女優たちは日本国内ではほとんど取り挙げられることがありませんが、海外では大人気です。
しかし、実際には海外で活動するAV女優はそれほど多くはありません。
海外は性的描写に偏見が少ない
アメリカやヨーロッパのAVを見たことがあるでしょうか?
ほとんどの場合無修正であり、女優や男優は「イエス、イエス」とか軒並みのあえぎ声を上げているイメージがありますね。
そして、多くの場合日本のAVより変態性に乏しく、とにかくハードなセックスに奔る傾向があるように思えます。
なぜ海外のAVが無修正なのかといえば、それは海外では性器や裸体がアートとしてとらえられることが多く、セックス産業に対しても偏見が少ないからです。
日本ではちょっとした性的描写に対しても過剰に反応する傾向があるため、AV以外ではほとんど女性の胸を見ることすらあまりありません。
しかし、海外ではそれがアートと捉えられています。
それほどいやらしいものとは捉えられないため、映画を見ているとごく普通の映画で有名なハリウッド女優が胸をさらけ出しているのを見ることがあります。
例えばバイオ・ハザードではミラ・ジョヴォヴィッチが胸を出しています。
ラブ&ドラッグではアン・ハサウェイが胸を出しています。
最近頭角を現してきたジェシカ・アルバに至っては「世界一セクシーな女性」第一位に選ばれております。
プレイボーイ誌などの男性誌でセックスシンボルとして扱われているほどです。
これを見ても、日本と海外の性に対する認識の差が大きいことが分かるでしょう。
そのため、ポルノ女優として人気を博した女性が、引退後にハリウッド女優として活躍します。
そして、ラスベガスのショーで主演をしたりしてセレブの仲間入りをすることも珍しくありません。
これに対して、日本のAV女優も引退後にタレントや女優として活躍することは非常に珍しいことです。
これまで数万人といたであろうAV女優のうち、引退後にタレントに転身しているAV女優は数えるほどしかいません。
日本のポルノ女優はひっぱりだこですが・・・
海外で活躍する日本人ポルノ女優もいます。
彼女たちは日本国内ではほとんど取り挙げられることがありませんが、海外では大人気です。
日本人は外人からみて「可愛い」と思われていることが多いため、日本人と言うだけで大人気で引っ張りだこであるといいます。
ならば、日本国内でAV女優をやるよりも海外でAV女優をやった方がよいと感じる人も多いでしょう。
しかし、実際には海外で活動するAV女優はそれほど多くはありません。
言語の壁?文化の壁?などと考えるかもしれませんが、実は「日本のAV女優のギャラが世界で一番高い」からなのです。
これは、考えてみれば当然のことです。
日本ではセックス産業に対する偏見が強いからこそ、なかなか働こうと思う女性がおらず、業界側は働き手を見つけるために高額のギャラを支払っているのです。
働き手となるAV女優としても、偏見の強い社会の中で様々な蔑視などと闘いながら仕事をすることになるため、ギャラが高くなければ承知しないのです。
しかし、海外には偏見がありません。
普通の女性がOLや看護師やその他の一般的な職業に就職するのと同じように、ポルノ業界に就職します。
その職業を選んだからと言って偏見と闘って生きる必要はなく、ギャラが安くても納得できるのです。
日本の企画単体女優であれば、一般の会社員なみに月に20日も働けば何百万円というギャラを手にすることができます。
しかし、海外のポルノ女優は一カ月みっちりと働いたところで普通の会社員と同じくらいのギャラしか得られません。
AV女優として活動するにおいて、それにお金以上のやりがいを求めたり、一発当てて稼ぐよりも将来を見据えて活動していきたいならば、海外で活動すると言うのもよいかもしれません。
しかし、AV女優になればお金が稼げると思って、お金を主たる目的としてAV女優になりたいならば、国内で働いた方が稼ぐことができます。
ちなみに、このことから一つの示唆が得られます。
差別があるからこそ高いギャラ
AV女優として活動している女性の中には、「職業差別をしないでほしい」と主張する女性がいます。
しかし、職業差別があるからこそ高いギャラが支払われていると言うことを無視してその主張をするのは的外れだということです。
職業差別をしないでほしいと思うならば、同時にギャラの低減を受け入れなければならないことになります。
また、現在はAV女優に対する偏見が徐々に弱くなり、それと同時にギャラが下がっているという流れが生まれています。
この流れは何らおかしな流れではなく、偏見されない分ギャラが下がって当然なのです。