AV女優になる動機はやっぱお金?イマドキ女子の意外な事情
現代は、AV女優が社会的地位を獲得しつつある時代であり、自ら応募してAV女優になる女性が少なくありません。
彼女たちは、何を動機としてAV女優になっているのでしょうか。
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動機はやっぱりお金?
現代は、AV女優が社会的地位を獲得しつつある時代であり、自ら応募してAV女優になる女性が少なくありません。
彼女たちは、何を動機としてAV女優になっているのでしょうか。
「AV女優になる=お金を楽して稼ぎたい」という印象を持っている人も多いでしょう。
確かに、お金を稼ぐことを目的としてAV女優をやっている女性も少なくありません。
しかし、イマドキの女子のAVに出演する動機は多様化しており、お金以外にも色々な動機での出演が見られます。
ここでは、実際に活躍しているAV女優たちが何を動機としてAV女優になったのかを見ていくことで、イマドキ女子の意外な事情をお教えいたしましょう。
お金がほしい
お金を動機としてAVに出演する女性もたくさんいます。
AVのギャラは10年前に比べて半分以下に低下していると言われていますが、それでもやはり他の業種に比べて高い収入を得られる可能性が高いです。
なにしろ、単体女優になれば毎月1本の出演で100万円前後の収入が得られ、人気の企画単体女優になればそれ以上の金額を稼いでいくことも夢ではないのです。
1万人いると言われているAV女優の9割は企画女優に属し、企画女優はギャラが低く悲惨であるとよくいわれます。
しかし、企画女優は「名前のない女優」であり、顔や名前がバレてしまうことはほとんどないため、数万円を効率よく稼ぐ副業としては企画女優はオススメです。
1回の撮影で数万円を稼ぐことができるため、学生がアルバイトとして行ったりしています。
そのほか、他の職業についているもののその職業から得られる収入が少ない人が副業に行ったり、お小遣いが欲しい主婦が行ったりしています。
有名になりたい・特定のAV女優への憧れ
最近のAV女優には、「AV女優になって有名になりたい」という明確な願望を持ってAV女優になっている女性が多くなりました。
このことには、昨今のAV女優の活躍があるでしょう。
AV女優が一般メディアのバラエティ番組に出演したり、大河ドラマや子供番組に登場することもあります。
AV女優の恋愛論やセックス論を書いた書籍が一般の書店の一般のコーナーに陳列される頃もあります。
一般大衆向けの雑誌にセクシー女優としてインタビューが掲載されたり私服姿・誌生活が公開されたりしています。
そして、アイドルユニットを組んで歌を歌えばオリコンにチャートインしたりと、多方面で目覚ましい活躍を見せています。
このように、AV女優の人気は大衆化しました。
彼女たちの本職がAV女優であることを知らないままにファンになる女性もいるほどです。
ツイッターを見てみれば数万人、数十万人がAV女優をフォローしており、ツイートがリツイートされたりしています。
昔はAV女優という職業が蔑まれる職業であったため、AV女優立つは人目を忍んで働いていましたが、今や彼女たちは人目を忍ぶ必要がなくなりました。
いえ、人目を忍ぶ必要がなくなったどころか、憧れを以て見られるようになっているのです。
実際に、AV女優のインタビューなどでAV女優になったきっかけを聞かれた際に、特定のAV女優の名前を挙げて、そのAV女優にあこがれて自分もAV女優になったと語っているAV女優は少なくありません。
性的刺激を求めて
一昔前の日本では昔ながらの古典的な道徳観念から、女性が性的なことに関心を持つことがタブーとされている時代がありました。
しかし、最近は社会全体が性に対して寛大になったことによって、女性が性的な事柄に関心を持つこともごく普通になってきています。
AV女優は、セックスをする姿を披露する仕事です。
当然仕事としてAVに出演する際にはセックスをし、その仕事には性的な刺激も伴います。
だからこそ、この性的刺激を求めてAV女優になる女性も増えてきています。
性的刺激を求めるのは男女ともに変わらないことであり、なんらおかしなことではありません。
このケースとして特に顕著なのは、主婦でありながらAVに出演している女性たちです。
結婚していないころは色々な男性とセックスしていたかもしれない彼女たちも、結婚してからは夫以外の男性とセックスをすることができません。
それでも、夫のセックスが上手で、満足がいくだけの頻度でセックスがあればいいのですが、夫婦と言うのはなかなかそうもいかないものです。
恋愛感情が冷めてセックスをしなくなることもあれば、夫が仕事に疲れてセックスをしなくなることもあります。
また、夫が妻に性的興奮を覚えなくなり、セックスをしなくなることがあるなど、色々な理由からセックスレスになるものです。
セックスレスに陥り、性的刺激を求めた主婦たちが、AVに出演することがあるのです。
変身願望がある
AV女優になる理由として、「変身願望」も少なくないものです。
AVの世界では、普通は人目にさらすものではないとされるセックスを不特定多数の人にさらし、その中で行われるセックスは多分に非日常的であり、AV女優として活動する時には本名と違う名前で活動します。
つまり、AV女優として働いている時の彼女たちは、本来の自分からAV女優としての自分に返信し、違う自分を演じていることになります。
変わり映えのない日常にふとしたときに飽き飽きとする感情を抱く人は少なくないでしょう。
そのような人にとっては、AV女優として返信することは非常に刺激的なものであり、これを「楽しい」と感じている女優は少なくありません。
好奇心や興味から
AVの世界は、過去に起こった事件等の影響もあって、未だにダーティなイメージをぬぐい切れていません。
しかし、そのイメージも昔に比べると非常に薄いものとなり、実際に現在のAV業界は昔とは比べ物にならないくらい、非常にクリーンなものとなりました。
ダーティなイメージが薄くなると、その影響として、AV業界に恐れを抱かず、むしろ好奇心や興味を抱く女性が多くなっています。
AVに対して好奇心や興味を抱くとのことですが、どのような好奇心・興味があるのでしょうか。
いくつか挙げてみると
- 単純にAV女優とはどのような仕事なのだろうという好奇心・興味
- 稼げる職業だというイメージからの好奇心・興味
- 楽しそうだというイメージからの好奇心・興味
- 有名人も多いことからの好奇心・興味
等があります。
これらの好奇心や興味を抱いた女性が、「自分もそうなりたい」と考えるようになり、AV女優を目指すようになるのです。
特に、最近はAVとは縁がない一般の女性でもAV女優を目にする機会が多くなりました。
バラエティ番組に出演していたり、書籍を出版していたりと、意識するとせざるとにかかわらず、AV女優たちに触れる機会が多くなったのです。
それだけに、昔に比べると格段にAV女優に対して好奇心や興味を抱くきっかけも多くなっており、好奇心や興味からAV女優を目指す女性が増えています。
自己表現の一環
日本では、まだまだエロを語ることがタブー視される風潮があります。
そのため、海外などではエロとアートは非常に密接なものとしてとらえられているのに対し、日本ではエロを芸術視することもあまりありません。
海外と日本でのセックスワーカーへの偏見の差も、このようなところに関係しているのでしょう。
そもそも、芸術とはなんぞやといえば、それは「自己の世界観の表現」に他なりません。
絵画も、音楽も、映画も、文芸も、どれをとっても自己表現なのです。
エロとアートを関連付けて考えれば、AVも立派な芸術であり、自己表現であると言えます。
意識の持ち方に差はありますが、AVに出演することを芸術・自己表現であると考えて活動しているAV女優もいます。
形に残る仕事がしたい
AVは一度出演すると、その映像が消えることはなかなかなく、ほぼ永続的に残ってしまうといってもいいかもしれません。
その映像に需要があるから流通すると言うこともありますが、それ以上にネット社会の現代においては、動画や画像がネット上に拡散すればそれを止めることは非常に難しいものです。
どこかに残り続けることとなるのです。
これは、AV女優になる時には覚悟しなければならないことであり、これをリスクとして挙げることもあります。
しかし、逆転の発想をすれば、このリスクはメリットになると捉えることもでき、このリスクをあえて求めてAV女優になる女性がいるのも事実です。
つまり、AV女優として活躍すれば、活動した結果が永続的に残ることになるため、いいかえればAVほど「形に残る仕事」もないのです。
そのため、
- 形に残る仕事がしたい
- 若く美しい時代の体を映像に残しておきたい
という思いからAV女優になる女性も少なくないのです。
やらなければもったいない
着エロアイドルやグラビアアイドルとして活動した女性の中には、「どうせならばAVをやらなければもったいない」と考える女性が少なくありません。
着エロもグラビアもAVも男性を興奮させるためのものと言う意味では同じです。
着エロなどは、ほとんど裸のような状態になって撮影が行われることもあります。
そのような活動をした着エロアイドルやグラビアアイドル達の中には、「どうせここまで露出したんだし、このまま引退するのではなくAVに出演してから引退しなければもったいない」と考える女性が多いのです。
この考え方は、非常に合理的なものです。
なぜならば、着エロやグラビアで活動してある程度知名度が高まった女性ならば、AVにデビューする際には「元着エロアイドル」や「元グラビアアイドル」といった肩書きで売りだすことができるからです。
多くの女性が企画女優として働いている中で、このような肩書きがあれば企画単体女優はもちろんのこと単体デビューも夢ではありません。
このように考えると、「やらなければもったいない」と考える理由がよくわかるでしょう。
もちろん、着エロやグラビアとして活動していなかった女性の中にも、なんの経歴も持たず「やらなければもったいない」と考える女性はいます。
この場合には、「女として生まれてきたからには、それを武器にしなければもったいない」という考え方です。
これもまた合理的な考え方であると言えます。
日本も男女平等が叫ばれて久しいですが、まだまだ男性主導の世の中です。
男性と女性が一般的な業界で働いた時、どうしても男性のほうが女性よりも昇進や昇給の機会に恵まれ、給料もいいと言うのが現実です。
女性が有利に働ける業界は女性主導の業界であり、例えば看護師やモデル、アパレルなどがあり、キャバ嬢、風俗嬢、AV女優などももちろん女性主導の業界です。
中でも、風俗嬢やAV女優は女性でなければ絶対に務まらない職業であるだけに、女性に有利な環境で働くことができます。
「女として生まれたからには、AVをやらなければもったいない」などと言えば「裸になることで楽をして稼ごうとしている」と蔑まれるかもしれませんが、実際には女性の武器を有効に活用した合理的な考え方なのです。
今しかできないことをしたい
一般的な職業では、長く勤めれば勤めるほど技術や知識や経験が豊富になっていき、その人の価値は高まっていくものです。
しかし、AV女優はそうではありません。
確かに、続けていくうちに技術や知識や経験は豊富になっていきますが、どうしても年を取ることがマイナスとなってしまいます。
経年とともに価値は低くなっていくのが一般的なのです。
視聴者から次第に飽きられてくるということもあり、毎年大勢のAV女優がデビューしている現代ではなおさらです。
そのため、AV女優は生鮮食品のようなものであるとも言われます。
AV女優と言うのは、出来るだけ若く、出来るだけ経験が少なそうな清楚なイメージが価値あるものとされるのが普通なのです。
このことから、若い時代に「今しかできないAV女優をやってみたい」「価値あるうちに挑戦してみたい」と考えるのは、至って普通の考え方なのです。