AVに出てその後、幸せな人生を送っている人と不幸になってしまった人の違いとは
AV女優が引退後も幸せな人生を送っている事は多いものです。
引退後、幸せになるか不幸になるかの違い検証し対策を考えてみましょう。
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引退後も幸せな人生を送っているAV女優は多い
ネットなどではAV女優を卑下するが多く見られますが、その中の一つに「AV女優はセックスをさらした以上、AV引退後の人生は惨憺たるものである」とするものがあります。
しかし、AVを引退してからも幸せな人生を送っている人は多く、不幸になってしまった人ばかりが注目されて「AV女優=引退後不幸になる」という図式が成り立っているのです。
そもそも、AV女優が引退すると言うのは、二種類の場合があります。
- モデルプロダクションを自ら辞めた場合
- 依頼が全く来なくなってモデルプロダクションとの関係が自然消滅した場合
つまり、オファーがなくなってAV女優としての活動をしなくなった時点で引退と言うことになります。
引退後幸せになるか不幸になるかの違い1:キャリアを活かせるか
引退後にAV女優が幸せになるか不幸になるかの違いは、ひとえにその後の人生のスタンスにかかっています。
たとえば、ここではキャリアの活かし方がどうであるかによって、幸・不幸がわかれてくるのです。
最近のAV業界は一般女性も続々と参入しています。
しかし、裸やセックスを切り売りする仕事である以上、履歴書に書けるような経歴とは言えません。
どれだけAV女優として頑張ってきたとしても、一般社会に戻る時にはゼロからやり直す必要があります。
(AV業界関連の職業や風俗店勤務など、延長線上の職業につく場合は例外です)
しかし、AV女優は男性に性的興奮を与えると言う仕事を行う中で、着実とスキルを伸ばしており、そのスキルは必ずキャリアに活かすことができます。
そのスキルを活かすことができるかどうかが幸せになるか、不幸になるかの差とも言えます。
名前を売って芸能界へ
これをスキルと言うと語弊があるかもしれませんが、これもAV活動の中で手に入れたものです。
例えば、それなりに活躍したAV女優ならばアイドルやグラビアアイドルなどとは比べ物にならないくらい大きな知名度を獲得することができます。
知名度をうまく利用することができれば、脱がない芸能人やタレントにキャリアアップしていくことができます。
これはAV女優の中でも最も成功した形態と言えるでしょう。
90年代まではAV女優が芸能人に転身できる可能性などは万に一つも可能性のないことでした。
しかし、AV女優と言う仕事が社会的に認知されつつある現代ではそのような女優は次々と出現しています。
才能さえあればどうなっていくかわからない時代です。
代表例として及川奈央が挙げられるでしょう。
http://www.dmm.co.jp
及川奈央は大人気AV女優として活躍した後2003年に引退すると、マルチタレントに転身しました。
そして才能を認められ、子供番組である「炎神戦隊ゴーオンジャー」にレギュラー出演しました。
そして、日本中老若男女とわず観るNHK大河ドラマの「龍馬伝」に出演するなど、快進撃と言える活躍を見せたのです。
この他にもみひろなども一般メディアに進出して大いに活躍しています。
AV女優の活躍の分岐点は及川奈央と言えるでしょう。
そこを突破口としてAV女優たちの活躍の場は急速に広がりつつあり、何が起こるかわからない状態となっています。
この他、蒼井そらや小澤マリアなどは海外、特に中国で爆発的人気を誇って国民的人気となっています。
このような場合、これを足掛かりにするのも幸せなその後を送るためには一つの手でしょう。
実際に、小澤マリアはAV引退後、中国の芸能界に進出を果たしています。
http://www.dmm.co.jp
ただし、ここで言っておくべきことは、AV女優からタレントへ転身できるのはAVの歴史に名を刻むレベルでの活躍をして名前を売った女優だけだと言うことです。
一般的な単体女優や企画単体女優ではどう考えても芸能界への進出は難しく、企画女優などでは夢のまた夢でしょう。
つまり、AVの歴史に名を刻むレベルの活躍を通して、一般社会からも広く認知されるほどの知名度を獲得する必要があるのです。
また、ある程度の知名度を獲得した女優といえども、いかに自らをマネジメントしていくかによっては、知名度を活用することができないかもしれません。
この他例外的なケースではありますが、AVアイドルと言われるような人気の高いAV女優に対しては、政財界や要人、富裕層から「あのAV女優を抱きたい」という依頼がモデルプロダクションによくあります。
そこでうまくそれらの特権階級と関係を築くことができれば、思わぬ成功や展開があるかもしれません。
「元AV女優+ルックス+セックス」を売りにする
人気女優であれば引退作などを発表して華々しく引退するケースもありますが、多くの女優たちは突然私たちの目の前からいなくなります。
全てをさらしてしまって将来どうするのだろうか?生きていけるのか?という心配をする人は多いでしょう。
しかし、彼女たちは一般的に普通の女性よりルックスが良く、セックスもうまいものです。
だからこそ、大多数のAV女優はこれを利用して第二の人生を幸せに送ります。
ただし、これが不幸につながるケースもあることは、詳しく後述します。
例えば、ある業界関係者の話では、AV女優全体のうち3分の2の女性は、引退後風俗業に流れているといいます。
AV女優をキャストにそろえたキャバクラがありますし、高級ソープランドや高級デリバリーヘルスなどを見ると、元AV女優がキャストとなっている店舗を見かけることがよくあるのはこのためです。
特に、性風俗業に流れる場合には、女性自身に身体を売ることで稼げた成功体験がありますし、名前が売れた以上それを利用しない手はないのでしょう。
だからこそ、AV女優時代の名前そのままでサービスが高く売れる高級店に流れる傾向があるのです。
「元AV女優」であるという事実そのものが付加価値として認められ、一般の風俗嬢の何倍もの価格がつくのです。
したがって、しばらくの間(身体が売れる間)は安泰に過ごすことができます。
熱狂的ファンを見つけて生活している元AV女優もいます。
ある女優などは「自分と食事に行く権利」、「自分の下着」、「自分とセックスをする権利」などをオークションに出品して稼いでいる女性もいます。
知名度がある女優ならば、一緒に食事にいって食事をおごってもらうだけで数万円、下着を売って数万円、セックスをして数十万円という稼ぎを得ることができます。
彼女の熱狂的なファンを十数人相手にして優雅に過ごしています。
中には、パトロンを見つけてセックスを提供することで衣食住の世話をしてもらうという女性もいます。
しかし、性風俗に流れたとしても、いずれは年齢的・肉体的に限界が来るものです。
また、パトロンや熱狂的ファンを見つけて最終的に結婚にたどり着くなどすれば良いのでしょう。
しかし、ただそれらに寄生しているだけであれば、いずれパトロンやファンの熱が冷めた時には生きていく手段がなくなるという刹那的な生き方であるとも言えます。
引退後幸せになるか不幸になるかの違い2:堅実に歩めるか
この要素も非常に大切なことです。
上記の通り、AVを引退した女性の3分の2は風俗業に流れていますが、それ以外の3分の1は堅実な方向、すなわち脱がない方向で人生設計を行います。
このタイプの女性の性格として特徴的なのは、もともと性を売る育ちや気質ではなく、どちらかといえばアクターの意味合い・意識からAV女優をしていた女性であることです。
だからこそ、AVを引退するとそれをよいきっかけとしてとらえ、裸になって稼ぐことから綺麗に足を洗ってしまいます。
一般女性に意識は近く、AV女優をしている時期はあくまでも自分の長い人生の中で本の一時期の特殊な期間であるという自覚を持っているのですね。
堅実な職業の代表例は看護師やヘアメイク
だからこそ、このような女性はAV女優のような裸で稼げる華やかな期間が長くはつづかないものであると言うことを認識しています。
だからこそ、現役時代から無駄な消費はせずに貯蓄をし、第二の人生設計を堅実なものとして見据えていることが多いのです。
したがって、脱がないと決めた第二の人生では女優時代に稼いだお金で学校に通ったり、資格を取得したり、中途採用の就職口を探したりします。
また、AV女優と言う「いつオファーがなくなって引退を余儀なくされるかわからない」
という不安定さを経験していることから、手に職をつけようとする意識が強いのも、このタイプの女性の特徴です。
そのため、中途採用の就職口をさがすというよりも、高い収入を得られる、価値ある資格取得をしたがる傾向があります。
例えば、看護師やヘアメイクがそれに当たります。
看護師は国家試験であり難しい仕事でもあるため、覚悟を決めて挑む必要があることから、引退後は業界人とはきっぱりと縁を切るケースが多いです。
逆にヘアメイクになる場合にはAV業界とは縁を切らず、AV女優のヘアメイクになることも珍しくありません。
後者の場合は、AV女優をやってAV業界とコネをもったということ、つまり自分のキャリアをプラスに転換して第二の人生を堅実に歩んでいるケースと言っていいでしょう。
オススメはAV業界
脱がずに堅実な人生を歩もうと思った時、もっともおすすめできるのはAV業界です。
AVメーカーの広報やADは、脱がない人生を選択したAV女優に対して門戸を広く開放しており、これは芸能界への転身の際に必要となる知名度も不要です。
知名度が低かったAV女優であろうとも、AV業界に貢献した女性の一人として、それをむげにしない体質がAV業界にはあるのです。
やる気さえあれば積極的に採用しています。
特に、元AV女優が広報に就くことにはメーカーは非常に大きな価値を見出しているため、多少知名度があるならばこちらに挑戦してみるとよいでしょう。
また、AVプロダクションの女性マネージャーになると言う道や、アダルト関連のコラムライターになるという道もあります。
これは、元プロ野球選手が引退後にコーチや球団職員、あるいは野球評論家になるようなものです。
ただし、いわゆるエロ本業界が苦戦を強いられ減少傾向にある今、コラムライターになるには相応の実力が求められ難しい道になるかもしれません。
しかし、AV女優がセックス論を展開する著書を出版するような現代においては、ライターを目指すことができるAV女優も少なくないでしょう。
また、「元AV女優ライター」という肩書きはライター業界でも非常に特殊な存在として認識されます。
その為、フリーライターとして活動を始めたとしてもすぐに仕事は舞い込んでくることでしょう。
筆者もフリーライターをしている経験から推測すると、もしそのような異色の経歴を持っているライターであり、
なおかつ文章力やタイピング力などにも一定の実力があるならば、おそらくは一般のサラリーマンの月給程度の水準は簡単にクリアできると思います。
一般企業で働ける?
では、中途採用の就職口を探すという方向はどうなのでしょうか。
これは難しいと言えるでしょう。
しかし、AV女優をやっていたから難しいと言うのではなく、経済が縮小している今の時代が難しくさせているのです。
AV女優になったことがあると言うことは、一度社会の一般的なレールから外れてアウトサイダーになってしまったと言うことでもあります。
そのような女性に対しては、社会はAV女優であろうと誰であろうと、採用してくれない傾向が強いのです。
AV女優と言う履歴書に書くことができないキャリアを持ち、履歴書の職務経歴に空白がある女性よりも、新卒の女性を採用しようとするのは、
限られた人件費の中で採用の可否を決めていかなければならない以上当然のことでしょう。
したがって、上記のように看護師やヘアメイクなどの価値の高い資格を取得して働くことを考えずに、
なおかつ脱がない人生を歩むと決めた女性の多くは、介護士や飲食店など、常時人材が募集されている施設で勤務し、収入も激減する傾向にあります。
収入が激減したとき、なかには「AV女優時代はよかったなぁ・・・」
という思考に陥って、堅実に歩むことを忘れて再び身体で稼ぐために風俗業に流れたり、AVに復帰するケースもあります。
結局は高コスト体質から抜け出せるか
容姿が優れており、AV女優であったという経歴がある。
最終的にはセックスという武器を持っている女優は脱がないことを選択してもAV女優としての成功体験やシビアな業界で生きた経験がプラスになります。
堅実に生きるならば何とかなっていくものです。
つまり、引退後のAV女優の幸・不幸を分けているのは金銭感覚なのです。
裸になり、セックスをし、良い稼ぎが得られ、一般以上の水準の生活ができた女性の中には、高コスト体質から抜け出せない女性が少なくありません。
そのような女性が、AV引退後もその水準を保った生活を送っていくためには、やはり裸を売り続けるほかありません。
このことを売春脳と表現することもありますが、売春脳は深刻であり、引退後に時給の高い風俗業に流れる3分の2の女性は売春脳に侵された女性と言うことができます。
このことから、AV女優になることの様々なリスクのうち最も大きいものは、異常性の高い業界に身を置くことによって、一般社会とのずれが生じてしまい、なかなか抜け出せなくなることにあるとも言えます。
高コスト体質、売春脳から抜け出せたならば、それは幸せな第二の人生を送る重要なきっかけとなります。
AV女優は感覚がおかしくなって抜け出せなくなるリスクがある職業というリスクがあると同時に、濃厚な社会経験でもあります。
したがって、AV女優をこれから目指す女性にぜひとも注意してほしいのは、
「リスクや一般社会から厳しい目で見られることが多い職業であることをきちんと客観し、自分の感覚を狂わせないことに常に注意を払い、売春脳を回避する」
と言うことです。
そうすることができれば、ただ遊び呆けている女子大生や、厳しい経験をしたことがない一般の女性に比べて、活躍するチャンスはたくさんあります。
脱がずとも成功を手にすることができる可能性が高いのです。
異性にもてるというメリット
このほか、AV女優の将来を明るく照らす一要素は、彼女たちが基本的にモテると言うことにもあります。
彼女たちは一般女性より綺麗あるいは可愛く、男を喜ばせるポイントをAV女優と言う仕事の中で十分に学んでいます。
そのスキルを使えば、男性を落とすことなど朝飯前です。
すぐに恋人を見つけることができるし、結婚したいと思えば結婚相手を見つけることもそれほど難しいことではないでしょう。
したがって、何を「幸せ」で何を「不幸」とするかはそれぞれの価値観によります。
結婚して子供を作り、家庭生活を営むことを幸せと考えられるならば、次の人生のために結婚して男に依存するのは最も楽で合理的な考えと言えます。
しかも、ルックス・スタイル・性技に長けた彼女たちは、好みの男性を選ぶに優位な立場にあると言えます。
その為、ちゃんとした思考回路を持っており、少し腹黒いくらいの女性ならば、社会的地位のある男性を積極的に誘って捕まえ、結婚することによって幸せな家庭を築いていきます。
たとえ過去がどうであれ、ルックス・スタイルが美しければ過去は問わないという男性はゴマンといるものです。
例えばこの記事の読んでいる男性に想像していただきたい。
自分が最も好きなAV女優がAVを引退し、自分に交際や結婚を迫ってきたとき、はたして拒絶するでしょうか。
多くの男性は拒絶をしないはずです。
このように、見た目やセックスといった女性としての武器は、AV女優として活かした後の人生でも、いかようにも活かしていくことができるのです。
つまり、AV女優が汚れた過去であると世間は言いますが、売春脳に侵されることなく持てる武器を十分に発揮していくことができれば、いくらでもやり直しが利くのです。