AV業界に付きまとう犯罪の匂いについて
AV業界にはいまだにダーティなイメージを持たれています。
ここでは過去のAV業界において、逮捕者が出た事件や、逮捕者は出なかったものの実際に類似した事件が起きていたことを書いていこうと思います。
もちろん、いまのAV 業界では起こりえない事件の数々ですが、今のクリーンなAV業界が出来上がる背景には色々な事件があったことを知ってもらえればと思います。
見出し
AV業界では犯罪が横行している?
AV業界と言えば、ダーティなイメージがいまだに付きまとう業界です。
その理由は様々ですが、大まかに言うと以下のような流れから犯罪的な匂いを感じるようです。
まずは一昔前に、古い道徳観念がまだまだ根強かった時代にAV業界に抱かれていたイメージが原因と考えられます。
このイメージというのは、簡単に言えば裸になるだけではなく、セックスまで不特定多数の人にさらすAVに出演するなんて正気とは思えない、出演する女性は脅されて出演しているのだ、というものです。
騙されて逃げられなくしたうえで強制的に出演させられていたり、借金を負わされた女性が仕方なく出演させられたりといったケースがあります。
また、実際に女性を騙して過酷なAVに無理やり出演させたことで警察沙汰になり、逮捕者が出た事件もありました。
このような事件が起これば、一般大衆は「やっぱりAV業界というのはロクなところではないな。女性の人権が踏みにじられている」と思うのです。
では、AV業界につきまとうこのような犯罪臭というのは、実際のところどうなのでしょうか。
最初に言っておくと、最近のAV業界ではこのような犯罪的な行為はほとんど行われていません。
「ほとんど」というと「やっぱり少しは行われているんじゃないか!」という批判を受けそうですが、そのようなことを言い出せば完全にクリーンで事故ゼロの業界などなく、どこでも「ほとんど事故・事件がない」というのが限界でしょう。
そういった意味において、AV業界も限りなくクリーンになってきています。
この背景には、AV女優の人権が踏みにじられたことで警察が動き、AV業界からはじめて逮捕者が出たことで、これまでのように女優を騙したりしてはいられないぞという雰囲気ができたのです。
苦情がたくさんのAV女優
AV女優が仕事をするためには、仕事のオファーを受けなければなりません。
AV女優とプロダクションの営業担当者が宣材をもってメーカーを回り、出演できる作品があればお願いしますと宣伝して回るのです。
最近では、高いハードルをクリアした女性でなければ仕事にありつくのもなかなか難しくなってきていますが、もし仕事を取れたならば、AV女優は撮影現場に派遣されることとなります。
派遣されたAV女優は、AV男優とセックスをしたり、撮影内容によっては一般公募によってえらばれた一般男性とセックスをしたり、汁男優から精液をかけられたりといった仕事をこなしていきます。
まず、ここに問題があります。
相手が誰だかわからないということは、撮影現場に行ってみるとどうしても生理的に受け付けない相手であったという事もありえます。
このようなことを初め、撮影現場では大小のトラブルが絶えません。
よくあるトラブルは、撮影前に伝えられていた内容と実際の行為が違うというものです。
拘束時間が長かった、AVでは通常コンドームを付けてセックスをするはずが無断で生でセックスをされた、男優が気持ち悪かった、スタッフに口説かれた、絡みの回数が台本より多かった、乱暴なセックスでケガをしたなどなど。
このようなトラブルが起こった時、AV女優はプロダクションに苦情を入れます。
苦情を入れられたプロダクションは、できればメーカーともめたくないため、軽いトラブルならば苦情に耳を傾けて慰めるだけで終わらせてしまうこともあります。
しかし、中には放っておけないトラブルもあります。
契約違反に該当するようなトラブルであった場合には、クレームを入れることが多いようです。
このようなトラブル処理の際には、細かいことまで文句を付けるとメーカーからうるさい・やりにくいプロダクションとして悪い噂が広まってしまいますし、だからと言って放置しすぎると所属AV女優からは女優を大切にしていないと不満を持たれるため、バランスがとても大切です。
女優の苦情で一番多いのは、絡み(セックス)が多かったというものです。
AV女優のギャラは絡みの回数で計算されていることが多いため、聞いていたよりも多くさせられたとなれば、プロダクションとしても契約違反としてクレームを入れることとなります。
通常、AV女優の定価は絡み2回分として支払われるため、絡みは1回として契約してギャラも半分しか支払われなかったところ、実際の撮影では絡みを2回させられた、などという苦情が出れば、プロダクションはクレームを入れて定価分のギャラを要求することになります。
このほか、拘束時間が長かったことやプレイ内容が大きく違うことなども大抵はクレームとなります。
これらのトラブルはお金で解決となることがほとんどです。
使い捨てられるAV女優
プレイ内容が違う事がクレーム対象になると書きましたが、クレームをつけてもプロダクションが動かないこともあります。
なぜならば真実を知らなかったのはAV女優だけで、メーカーとプロダクションが手を組んで、故意にAv女優に異なる内容を伝えて撮影現場に送り込むというケースがあるからです。
特に、一昔前に一部のマニアの間で需要があったリアルなレイプや凌辱ものでは、だましが行われていました。
つまり、AV女優を騙して撮影現場に送り込み、本当にレイプをしていたのです。
もっとも、上記の通り、最近のAV業界ではコンプライアンスや倫理的な問題から、そのようなことが行われることはありませんでした。
アリスJAPANの名物シリーズである「出会って○秒で合体」というシリーズでは、インタビューを受けているAV女優がいきなりレイプされるという設定の作品になっていますが、すべて演技でリアルなレイプではありません。
なぜレイプや凌辱ものが流行ったかといえば、やはりAVに求められる非現実性にあるでしょう。
あり得ない状況であり得ないセックスが行われる映像はAVの中でしか見ることができないものであり、AVの醍醐味でもあります。
2000年代前半にセルビデオの流通によって各AVメーカーの競争が過熱した際、各メーカーはもっと激しい行為をと求めるようになり、犯罪的な作品も多数制作されました。
そのような作品では、AV女優の同意のもとで製作すればどうしてもリアルさに欠けてしまうため、プロダクションとメーカーが手を組んでAV女優をだまし、AV女優が本気で拒否しながらレイプされるような作品が作られていたのです。
つまり、AVというものに犯罪的な匂いがあり、女性の人権が踏みにじられているというイメージは、このような過去の歴史から生まれているものなのです。
特にひどかったのは2002~2005年あたりで、過熱の末に過激なレイプや凌辱作品が最も多くなりました。
ここでひどい体験をして、逃げるようにAV業界から去った女性もたくさんいます。
ところで、レイプはなんとなく想像がつくでしょうが、凌辱作品とはどのような物なのでしょうか。
凌辱作品は「AV女優の墓場」と言われる過酷な作品のことです。
レイプは当たりまえであり、殴る蹴るといった暴行も行われる作品であり、ほとんどのメーカーを一周してもう出演できる作品がなくなったAV女優がいた場合、プロダクションは最後の一稼ぎをするために、メーカーと手を組んでAV女優を騙し、はじめから潰すつもりで凌辱作品に出演させていたのです。
当時の監督たちは、AVの手法の一つとしてこのようなだまし討ちを頻繁に行っていました。
この手法での撮影ならば、どんなにポンコツで演技ができないAV女優であっても、リアルな反応が得られるために言い作品ができるというわけです。
AV女優は恐ろしい体験をしてプロダクションに泣きつきますが、もとよりプロダクションが許可したうえで行われる撮影であるため、トラブルになることはありません。
AV女優はプロダクションから使い捨てられたことを知ってAV女優を辞めることになりますが、プロダクションとしては売れないAV女優を所属させ続ける必要がなくなるため一石二鳥です。
また、AV女優は親や兄弟、知り合いなどからばれることを恐れて活動していることがほとんどであり、警察や弁護士に相談して問題を表面化させるわけにもいかず、泣き寝入りするほかなくなるのです。
騙されたAV女優1:NGが多すぎて騙される
Sという2000年代初めに企画AV女優をしていた女性がいます。
この女性は、飯島愛の著書『プラトニックセックス』に影響され、飯島愛のようにAV女優からスターになりたいと思ってAV業界に足を踏み入れた女性です。
AV女優に対する風当たりがそれほど強くなくなった今、トップで長い間活躍し続けたAV女優でさえ、飯島愛のようなスターになっているケースはありません。
大人気であるものの、やはりAV女優の誰々という見方をされています。
はっきり言って、飯島愛は別格であり、彼女のようなスターになれる可能性はほぼゼロです。
しかし、Sは飯島愛のようなスターになり、ゆくゆくは歌手になりたいという夢を持っていました。
というよりも、明確なビジョンなどないままに「なんとなくスターになりたい」という願望があり、スカウトされた際に「AV女優からという道もあるかな」と思って活動を始めたという感じです。
彼女がスカウトされたのは2000年のことでした。
高校生の頃からギャルとして遊び回り、卒業後は専門学校に行って行政書士を目指したものの挫折して中退し、なんとなくスターに憧れてぶらぶらしていたときにスカウトを受けたのです。
「君、かわいいね。いい仕事があるけどどう?」と言われたのがきっかけでした。
自分も飯島愛や浜崎あゆみや藤原紀香のようなスターに絶対なれるはず、でも誰も気づいてくれない、気づいてくれる人さえ現れれば・・・と思っていたときに声を掛けられたものだから、彼女は喜んでスカウトに応じました。
AVと聞かされても、とりあえずカメラの前に立ってみたいと思うようになったのです。
飯島愛もAV、浜崎あゆみもVシネマに出ていたことがあるから自分もそうしようという考えでした。
しかし、事務所に行って面接を受け、質問シートでできるプレイを記入していくとき、どれも自分にはできないと思いました。
アナルやスカトロやSMなどと書いてあったのを見て「無理無理」と思い、AV女優ならば当たり前の「本番」さえ無理でした。
結局、全部×を付けました。
マネージャーはこれじゃ絶対に売れないと怒ったそうです。
最初の撮影はレズビアンものでした。
恐らく、男とのプレイは全てNGにした彼女に対して、女相手ならまだ何とかなるだろうとプロダクションが配慮したのでしょう。
しかし、撮影をこなすうちにむなしくなり、飯島愛のような道もどうでもよくなるほどでした。
そんな彼女に見切りをつけたのか、プロダクションはメーカーとの合意でだまし討ちを行います。
彼女は裸になってイメージビデオやヌードモデルならOK、しかしそれ以外は全てNGとしていましたが、プロダクションは彼女が納得するようイメージビデオの撮影だと伝えて撮影現場に向かわせました。
しかし、実際には暴力で服従させた後にフェラチオをさせるという作品でした。
撮影の際、当然ながら彼女は聞いてません、NGにしてます、といって拒否をしましたが、監督は本気で30発ほど殴って脅し、撮影に持ち込みました。
顔が腫れあがるくらいの酷い殴り方で、殴られたことなど人生でなかった彼女はすっかりおびえてしまい、言われるままに撮影をこなしました。
絡むAV男優は二人で、彼らも彼女を恫喝してフェラさせ、挙句の果てに小便まで飲まされたと言います。
彼女は我慢できなくなってキレましたが、そうなると監督と男優はヘラヘラと笑ってごまかし、怖くなってその場を去りました。
しかし怒りが収まらなかった彼女は警察へ行こうとも思いましたが、親や友達にバレるのを恐れて泣き寝入りするほかありませんでした。
騙されたAV女優2:最後の一稼ぎに騙される
次に紹介するのは凌辱作品に出演して引退したIというAV女優です。
彼女が騙された経緯は少々手が込んでいます。
彼女は最初単なる企画女優だったのですが、2001年12月からソフト・オン・デマンドの専属女優に抜擢されました。
専属女優と言えば限られた一握りのAV女優しかなることができませんし、ソフト・オン・デマンドといえば大手メーカーですから、彼女は自分が業界で認められた特別な存在だと思いました。
彼女は専属女優を目指してNGなしで「何でもやります!」と頑張っていたため、その努力が認められたと勘違いしていました。
しかし、そんな彼女のひたむきさを見たソフト・オン・デマンドは、NGなし女優なんかほとんどいない中でNGなしという希少性に目を付けたのであり、限界を超えたプレイをさせられるのは彼女しかいないと思って過激路線で売るために彼女を抜擢したのでした。
彼女はうぬぼれが仇となりました。
彼女はルックスやスタイルと言った外見のクオリティで売れる素材ではなかったのです。
数々の凌辱作品に起用されたことをみればそれは明らかです。
普通、ルックスやスタイルなどのクオリティが高く、それだけで売り出せるAV女優ならば凌辱作品などに出演するはずがないのです。
しかし、プロダクションやメーカーの真意はAV女優には伝わらないものなので、敏感にそれを汲み取ることができない女性はいいように使い倒されてしまうのです。
彼女が壊れたのは、当時注目を集めていた凌辱作品の一つである『極悪非道』という作品でした。
この作品に出演した彼女は、逆さづりにされ、大勢の男優に殴られてケガをし、半殺しの目に遭った後でレイプをされました。
撮影後に腫れ上がった顔で病院に行くと医者もびっくりする状態で、しかし理由をいう事はできず、医者からは「あと一歩で網膜剥離になって失明するところだったよ。何があったか知らないけど、気を付けなさい」と言われました。
それを聞いた彼女は、殴られて失明寸前まで追い込まれたことによって、自分は凌辱作品を撮影するのにちょうどよいAV女優だったのだという事に気づきました。
プロダクションも了承の上で凌辱されたのだろうと考えた彼女は、警察に訴えたり、慰謝料を請求したりという方法も考えられました。
しかし、それでもやはりAV女優として「専属女優」という肩書を失うかもしれないとも考えて泣き寝入りをしてしまいました(彼女は後年、ノンフィクションライターに出来事を告白することで事件を明るみに出しました)。
このような撮影は法的リスクが大きすぎるため、現在ではとても考えられない撮影ですが、AVの過渡期にはこの様なことが行われていたのです。
騙されたAV女優3:ハードSMで大けがをする
AV女優Tは老舗メーカーでハードSMの撮影をし、心身ともに大きなキズを負った女優です。
ある時、ハードSMのオファーが入りました。
事前に面接があってSMと聞いてはいたものの、その際にできることとできないことは明記していました。
そして、すでにスタジオを抑えており、断ると違約金が発生すると言われて出演することとなりました。
普通ならば、撮影の当日に同意書にサインをして撮影が始まるのですが、彼女の場合にはNGなどを書いたアンケートがアンケート兼同意書になっていたのです。
撮影前に説明をし、逃げられてはいけないという考えから、そのような形で同意をさせられたのです。
彼女は、面接の時点でおかしいと気づくべきだったかもしれません。
元々、肌が弱いためにSMはNGとプロダクションに伝えていたのですが、プロダクションからSMのオファーが来て、アンケートのNG項目の欄には「バーナー」などと記載されていました。
やばいかもしれないと思ったものの、書いて書いてと言われて書いてしまったのです。
SM撮影では色々ある無知の中でも一番強力な一本鞭を使いました。
一本鞭は、下手をすると骨が折れてしまうほどの威力があります。
アンケートの際に無理と伝えていましたが、撮影の最初に口にボールギャグをはめられて言葉を発することができなくなった状態で、一本鞭で打たれることとなってしまいました。
一本鞭で全身打撲になり、さらにバーナーであぶられて気が狂いそうになるほどの痛みを覚えました。
ちなみに、バーナーでの火あぶりは拷問の中でもかなり高いレベルに属する拷問であり、バイオレンス映画などでもきつい拷問として扱われています。
彼女は痛くて暴れましたが、そういう姿をみてスタッフたちは興奮していました。
そのような異常性癖を抱いたスタッフたちに、やけどやキズになった部位に小便をかけられ、レイプされました。
早く終われと願いながら終わるのを待ち、終わるとすぐに家に帰って冷やしました。
冷やさなければ発狂するほどの痛みだったのです。
しかし、それでも痛くてパニックになり、翌日病院に行って処置してもらい、一か月寝たきりで治療をしました。
その後、母親に全てを打ち明けて弁護士と警察に相談し、慰謝料と治療費を取ることとなりました。
有名なバッキー事件について
凌辱作品が最高潮に達した時、ついに警察が動いてAV業界から逮捕者が出ました。
これは有名な事件で、バッキー事件と呼ばれます。
2004年12月、当時新興のAVメーカーであったバッキービジュアルプランニングの撮影で、AV女優に脱法薬物を吸わせてレイプをした後、肛門に器具を挿入して内臓をひどく傷つけて重症を負わせたのです。
女優は全治4ヶ月の重症を負い、この女優が訴えたことでバッキーの代表と責任者の8人が強制わいせつ罪で逮捕されたのです。
当時の報道記事によると、AV男優の一人がAV女優の肛門にゴム風船状のものを入れ、空気を送り込んで破裂させたとあります。
また、現場は血まみれになる大惨事であり、この女優はその後人工肛門を付けなければならないほどの後遺症を負いました。
しかし、AV女優は脱法薬物を吸わされていたために記憶が定かではなく、撮影現場に誰がいたかも覚えておらず、捜査が難航したようです。
池袋署の組織犯罪対策本部が本腰を入れて捜査した結果、それまでに被害を受けたAV女優達が次々に被害届を提出し、逮捕に至ったのです。
セルビデオが飛ぶように売れた当時、一稼ぎしようと色々なメーカーが乱立しました。
中には怪しげなメーカーもたくさんありました。
バッキービジュアルプランニングはもともとアングラ系の出版業界からの参入であり、伝統的なAVに求められるものに対する理解がなく、とにかく過激な作品を作って売り出すことで名を上げていました。
AVプロダクションは、有能なスカウトマンを多数抱えて女性をたくさん引っ張ってくることができるものの、AV女優の管理は非常にずさんであり、AV女優を大切にするよりもクライアントの希望通りの撮影を容易に許可してAV女優を送り込む、クライアント寄りのプロダクションでした。
そのようなプロダクションから「ソフトなレイプ撮影だから」などといって送り込まれた女性に対して、監禁輪姦、陰毛焼き、浣腸、水責め、強制飲酒などをやらせなしで撮影していたのです。
女優は泣いて助けを求めるのですが、それを撮影して売っていたのです。
演出なしのリアルな凌辱が見られるということで、一部の凌辱マニアにはよく売れていました。
上述の通り、バッキーの関係者からは逮捕者が出ました。
その結果、逮捕された8人のうち最高で18年の懲役となり、業界は震撼しました。
AV女優が警察に駆け込むという、それまで考えにくかった事態が頻繁に起こるようになったことで、もうだまし討ちによる凌辱作品は撮影できないという事になったのです、
上記の色々な事件のなかで数々のAV女優が傷つきました。
泣き寝入りしたAV女優がたくさんいたでしょうから、実際にはもっとたくさんのAV女優が傷ついているはずです。
しかし、そのようなAV女優がいたことで、今のAV業界では犯罪的な撮影は行われなくなり、クリーンな存在となりました。
もし犯罪的な撮影を行い、警察や弁護士に駆け込まれて立件されれば、メーカーやプロダクションは大打撃を受け、最悪の場合はつぶれてしまうかもしれません。
そのリスクを負わないためにも、今のAV業界は非常にクリーンになっているのです。
したがって、このような過去の事件を聞いたからと言って、AV業界が恐ろしい場所であると思う必要はありません。
クリーン化へ向かった歴史に思いを馳せ、働きやすくなったAV業界でのびのびと働けばよいのです。