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AV女優になって大丈夫?本当はメッチャ怖い世界では?

「AVプロダクションは怖い…」AV女優になる時、不安に抱く人は今でもたくさんいます。

不安の中でも大きいものは、AV業界は女性が酷い性搾取に遭っているというイメージがあることです。

AVプロダクションを運営しているのはアウトローであり、プロダクションには怖い男の人がいて、AV女優がやりたくない撮影でも無理矢理やらせているのだというイメージです。

AV女優になって大丈夫???

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AVプロダクションを運営しているのは程度の差こそあれアウトローとしての一面を持っています。

ただし、それは芸能業界にはどこにでもあることと見なすこともできるかもしれません。

実は、AVプロダクションより、芸能プロダクションの方がアウトロー色が濃いのはあまり知られていない事実です。

CM一本で数億円が動く芸能業界は、アウトロー無しではやって行けない業界です。

対し、AVプロダクションを見ると、「ちょっと怖いEXILE」といった感じで若いイケメン男性が多く、アウトロー色ムンムンではありません。

 

 

女優を大切にするのは今や当然

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AV業界がクリーン化した今では、女優を非常に大切に扱うのが当たり前になっており、性的な搾取が行われていることもなければ、そのイメージに伴ってさわやかな普通の男性や女性が働いているプロダクションばかりなのです。

しかしながら、前述の通りアウトローな色があるのは間違いのないことです。

もとより特殊な世界である以上に、かつてのAVプロダクションは非常にブラックな存在であったことから、そのような歴史がある業界に参入する男たちは一癖も二癖もある人間が多いのです。

したがって、モデルプロダクションの運営側の人間と言えば、暴走族、ホスト、ギャング、チーマー、AV男優、AV女優、AV監督、風俗嬢、詐欺師、お笑い芸人、金貸し、ヤクザなどの経験がある人間が多いのです。

もちろん、現役でそれらの顔を持っているわけではありませんが、ともかく魑魅魍魎巣食う業界と言っても過言ではありません。

なぜこのようにアウトローが参入するのかと言えば、それは言うまでもなく稼げる業界だからです。

AV女優の世界

大きなものでは政治を初め、金の匂いのする業界には常になにか危険なイメージがあり、それはAVプロダクションにも同じことが言えます。

メーカーなどのクライアントは売れるAV女優を斡旋してもらうことさえできれば良いため、プロダクションが法人であろうと個人であろうとあまり気にすることはありません。

また、プロダクションがAV女優を派遣する先は撮影現場であり、これは法律外の業種であることから認可証の必要もありません。

したがって、プロダクションを運営する際には面倒な手続きなどは必要ではなく、AV女優を確保することができれば先行投資はほとんどなしに誰でもすぐに開業することができ、しかもAV女優が売れれば一攫千金を狙えます。

例えば、獲得したAV女優が見事メーカーとの専属契約を果たし、1本100万円の10本契約を交わしたならば契約料は1000万円であり、この半分がプロダクションの取り分としたならば、すぐに500万円の儲けが出るのです。つまり、ローリスクハイリターンの職種であり、これはビジネス形態としては最高のものなのです。

 

 

なぜアウトローが多いのか

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しかし、おいしいビジネス形態の職種でありながら、誰もが参入することはできません。

例えば一般企業がAv業界に進出したり、一般人が脱サラして開業したりすることはほぼ不可能です。

なぜならば、一見何の問題もなさそうなAV撮影というのは捉え方が非常にあいまいであり、撮影現場で本番行為をすることは見方によっては公共の福祉に反するとして売春防止法に抵触することがあるのです。

つまり、AV女優を所属させて撮影現場へと送り込むのは法律に触れる可能性が高いからです。。

ただし、AV女優を堂々とメーカーに斡旋しているにもかかわらず、プロダクションが摘発されたという話はほとんど聞きません。

これは、AVは作品を警察関係者が絡んでいる審査団体に通すことで、一応は合法の建前を整えてから販売しているからです。

つまり、デリヘルやソープが売春防止法に抵触しないことや、パチンコが賭博罪にならないのと同じことで、社会における必要悪として成立しているのです。

プロダクションが摘発されるとすれば、未成年を撮影現場に斡旋した場合の児童福祉法違反や青少年保護育成条例違反であり、それは明らかな非合法として即摘発されます。

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これは斡旋したプロダクションだけではなく、起用したメーカー側も摘発されることとなります。

しかしながら、警察は時代の流れや世論など、いわば「警察の都合」によって活動に流動性があるもので、いつ何が起こってもおかしくなく、それまでは良かったものがいきなり摘発の対象となることもあり得ます。

そのような業界で一般企業や一般人が活動するのはリスクが大きすぎるのです。

また、このようにグレーゾーンの仕事であり、多くのアウトローがひしめき合っている業界ですから、何かトラブルが起きた時には一般企業や一般人ではとても対処のしようがありません。

警察や弁護士や裁判所が介入するのが難しく、方に頼れないとなれば暴力性や危険性でさばいていくことになります。

プロダクションの運営者にこれらの暴力性や危険性がなければあらゆるトラブルに対処できなくなり、食い物にされる可能性が高いのです。

例えばどんなふうに食い物にされるのか、代表的な例を挙げてみましょう。

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例えば、ある一般人が脱サラをし、ルックス・スタイルが非常に優れた絶世の美女を確保して開業したとします。

その女優は単体デビューしてたちまち人気を獲得し、プロダクションの売り上げにも非常に貢献したとしましょう。

このとき、同業他社にこの女優が引き抜かれてしまったらどうでしょう。

もしこれが力を持っているプロダクションであれば、揉めると面倒であるため引き抜きも行われなかったはずです。

しかし悲しいことに運営は一般人であり、引き抜いた同業他社の運営はアウトローであったならば、手の打ちようがありません。

つまり、バックに暴力性を秘めており、駆け引きや交渉がうまいプロダクションが強者であり、弱者は奪われる業界なのです。

もし引き抜きにあって売り上げが減ったため営業妨害だとして裁判所に訴えたとしても、そもそもAV女優の斡旋が非合法であるため、訴訟を起こすことはできません。

また、そもそもAVプロダクションの起源はどこにあるかと言うと、ヒモにあります。

つまり、自分の彼女や恋人を非合法の裏本などに斡旋したのが始まりなのです。

そしてAV女優を起用するAVメーカーの機嫌は裏本出版社にあります。

このような歴史があるからこそ、今でもアウトローの色は残っているわけです、一般企業や一般人がプロダクションを展開するのはどうしても難しいことなのです。

 

 

トラブルは少ない

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しかし、アウトローとしての一面を持っているからと言って、トラブルが頻繁に起こり、その際にはいつでも暴力が起こってコワモテの人が大暴れしているようなイメージを抱くのは誤りです。

業界のクリーン化によってプロダクションのアウトローとしての側面は鳴りをひそめ、トラブルは少なくなりました。

それだけに、プロダクションの大本の運営元は別として、AV業界全体では普通の人が増えています。

元AV男優の興味深い話があります。

仮にAさんとします。

Aさんは、現役時代に美人局に遭ったことがあります。

メーカーとプロダクションがグルになって行われたのですが、まずメーカーはAさんをAV男優として起用し、ハメ撮りをするということでAV女優とAさんを二人きりにしました。

疑似挿入という契約内容だったのですが、ハメ撮りの途中に騎乗位で女優が故意に挿入しました。

そして撮影後、プロダクションは「疑似の約束なのによくも挿入してくれたな」と文句を付けてくるのです。

Aさんは損害賠償として400万円を請求されました。

もちろん、このプロダクションがアウトローであることは間違いないことです。

Aさんは自分がもし支払ったら悪い前例になると判断して支払わず、知り合いのアウトローの業界関係者に頼んで治めることとなりました。

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Aさんは知り合いに力を持った人がいたからよかったものの、AV業界では暴力性に乏しい普通の人は餌食になってしまいます。

しかし、このようなトラブルが頻繁に起こっていたのは90年代までのことで、この数年でかなり健全化しています。

それは、業界に普通の人が増えるにつれて、このようなトラブルがあった時には警察に行くようになったからだとAさんは語ります。

昔はお互いにアウトロー同士なのだからという意識から、警察にはいかないという暗黙のルールがあったのですが、普通の人の常識からすれば、そんなことがあったらまず警察に行きます。

何かあった時に自分たちの暴力性を発揮するとか、ヤクザに仲介を頼むと言うのは本来おかしいことで、最近では普通の人が増えてそのような業界のルールに従う人ばかりではなくなったのです。

業界からアウトロー性が完全になくなることは、今のところは考えにくいことですが、年々クリーン化しているのは事実であり、トラブルも減ってきています。

普通の人が業界に入って来ることも多く、女優の扱いは非常によくなっています。

したがって、AVプロダクションを危険視する必要はなく、ごく一部に存在する悪徳プロダクションを避けておけば、無難なプロダクションか優良プロダクションに所属できることでしょう。

 

 

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