必見!絶対知っておいたほうがいい、AVの真実7選
業界の人間でもない人が、AVの世界の真実の姿を知るのは簡単なことではありません。
情報源となるものは業界人が書いた真実の情報もある一方で、ネタとしてウケることばかりを重視して悪質な情報を垂れ流す場合もあり、情報が錯綜しているからです。
またネットの掲示板等ではそれらの錯綜した情報から色々な憶測が飛び交ったり、誤った情報をうのみにした似非知識人がそれが真実のように書き込むことも多く、そうなると何を信じればよいかわからなくなるものです。
AVの世界の真実を知る方法
最も間違いないのは、業界関係者の話を軸に判断することです。
最も間違いなのは、AV求人募集サイト等で、とにかく女性を安心させようとよいことばかりを書き連ねているような場合であり、AV業界のシビアな現実から目を背けているような情報はあまりあてにはなりません。
かといって、AV業界が完全にブラックな世界であり、女性の墓場のような書き方をしているのも疑うべきです。
あくまでも事実をもとに判断されるべきなのです。
AVの世界を広く見ていき、AV業界の現状やAV女優の生態を知るためには、AVライターやメーカーの広報担当者の話をソースとするのがよいでしょう。とくに広報担当者の話はあてになります。
広報とは商品が雑誌に取り上げられた時の対応をする、雑誌やメディアの編集者やライターに写真やサンプルDVDを貸し出す、公式サイトの更新をする、カタログを作るなどの仕事をしています。
それらを通してAV女優をアピールしていくため、ラジオ番組やネット番組をやるなど広報活動の範囲は広いものです。
また、サイン会や握手会、撮影会、トークイベントなどのイベントは多く、それらに参加するAV女優の世話を行うこともあります。
いわば、現在AV業界で行われているあらゆる活動に関係しており、業界を網羅している存在であるとも言えます。
また、広報活動の一環として、AV業界の実情に関して雑誌のインタビューなどに答えていることも多く、それだけに良質な情報源となるのです。
これからAV女優になりたいと思っている女性は、きちんと正しい情報を得て、よく考えて判断する必要がありますが、そのためには良質な情報に数多く触れて、業界のことをよく知っておく必要があると言えるでしょう。
ここで掲載するAV女優の世界に関することも、何らかの参考になると思います。
撮影現場の真実
まず、AV女優の世界について知らない人によくある勘違いの一つが撮影現場に関するものです。
ハメ撮り作品が増えたことで、AVと言えばホテルの一室で撮影しているように思っている人もいるかもしれませんが、AVの撮影は基本的にきちんとしたスタジオで行われます。
何人ものスタッフが働き、女優は大切に扱われてメイクルームで化粧をされてから撮影に挑みます。
ぶっかけや凌辱などのAVもあることで、AVというのは女優がひどく扱われてしまう世界であると勘違いする人も多いことでしょうが、実際にはAV作品の主役になるAV女優は大切に扱われており、撮影現場ではAV女優もスタッフも皆が協力して撮影を行います。
普通の映像の仕事を本質的には変わらないのです。
たしかに、ぶっかけものでパンツ一丁の汁男優が多数で女優を囲んでいたり、女優が複数人の男性から中出しをされるような作品の存在を知れば、女優が大切に扱われていないようにも映るかもしれませんが、それも作品作りの一環といえばそれまでです。
これらの行為がしたくないならばNG行為としてプロダクションに申請すれば強要されることはありません。
もしもAV女優を目指していながら、これらの作品が撮影されているという事実そのものに嫌悪感を抱くようであれば、AV女優になることは諦める必要があるでしょう。
また、酷い凌辱ものが一部のマニア向けに製作されることもありますが、それは需要の少なさからAV業界の本当に小さな一部分で起こっていることであり、そのような作品を持って「AV業界では全て女性がこきつかわれている」というような判断につなげるのは誤りと言えます。
撮影現場は案外、一般の映像関係の撮影現場と変わらず、女優は大切に扱われているケースがほとんどというのが、AV女優の世界です。
AV嬢の真実
現在、AV女優に対して世間一般が認識しているものと言えば、一昔前であれば飯島愛が代表格であり、それについで穂花や及川奈央が引退後にマルチタレントになったため、それらのイメージが強いでしょう。
最近になると、代表格は恵比寿マスカッツとしてアイドル活動までしている女優や、蒼井そら、麻美ゆま、Rio、吉沢明歩などが代表的なイメージとなっています。
このようにアイドル的な活動をしているAv女優が着実に増えているのは事実であり、AV女優の実情はこれらのイメージ通りのものです。
ルックスが可愛く、アイドル的な要素をあわせもっていることからイベントなどで人気の女優はどこか親しみやすさを持っており、男性のみではなく女性からも人気を獲得しているような女性です。
したがって、今のようにAV女優にアイドル性が求められるより以前は「近寄りがたい美人」のAV女優が人気を博したものでしたが、最近ではもっぱら親しみやすく、男女とわず人気を得られるような可愛い女性がAV女優として成功しています。
また、AV女優に対してよくあるイメージとして「負のオーラを抱えている」と言うものがありますが、これも誤りです。
昔のAV女優は借金があるためにAV女優になる、過程的な事情で精神的に患って自暴自棄からAV女優になるような女性は確かに多いものでした。しかし、最近の女優にはそれらがありません。
たしかに借金を理由として業界入りする女性がいるのも事実ですが、性的好奇心からデビューしたり、AVアイドルに自分もなりたいと思ってデビューしたりといったプラスの動機が含まれることが非常に多くなったのです。
「性的好奇心を満たしてお金ももらえてラッキー」というようにです。
中には、ただセックスが好きで、性欲を満たすためにAV女優になる女性もいます。
そのような女性にとってはAVは天職でしょう。
このような女性が増えることに伴って、負のオーラを抱えたAV女優はほとんどいなくなりました。
そもそも、ポジティブな気持ちで活動しており、元気で明るいアイドル的なAV女優が人気を博する世界で、負のオーラを抱えたどこか悲しげなAV女優は人気を得ることは不可能でしょう。
私生活の真実
AV女優は明るい女性が増えたと書きましたが、出演料に関する話題では暗い話題ばかりです。
近年のAV業界は不況であり、出演料がどんどん下がっているのです。
下がり方はもはや急降下とさえ言える物で、元AV女優でAVライターの峰なゆかによると、10年前に比べると出演料は5分の1に下がっているとも言われます。
相場は単体女優で1本当たり100~250万円、企画単体女優で30~80万円、企画女優で15~25万円です。
しかもこれは高待遇の場合であり、酷い現場になると企画女優は本番までして3万円くらいしかもらえなかったという話もあるほどです。
このことの背景には、AV女優の絶対数が非常に増えて買い手市場になったことや、インターネットの発達によってAVが売れにくくなったことが挙げられます。
つまり、AV女優が一概に稼げる仕事という認識はもう古いということです。
そのため、今すぐにどうしてもお金が必要だからAV女優になるという女性はあまりいなくなりました。
それだけに、今のAV女優は質素な女性が増えています。
昔のAV女優は出演料も多く、高級ブランドのものを身につけることでストレスを発散したり、ホストにハマってそのためのお金を稼ぐためにAV女優になるような女性もいましたが、最近のAV女優でこのような女性は少数派です。
普通の一人暮らしの女性と大差ない女性が多く、服もブランド物の高級品ではなく109で買ったりするのが普通になっています。
そしてお金を貯金しているのです。
出演料が減ったために贅沢ができなくなったことや、新人女優が大勢デビューしていくために単体女優でも1~2年で飽きられることが多い事を女優自身がよく知っているのです。
そのため、引退後に備えて貯金にいそしみ、引退後の人生に備えているケースが非常に多くなっています。
内面の真実
前述のように、真面目で、地に足のついた活動をしている女優が多くなっています。
仕事に対する姿勢は至って真面目で、一般メディアに進出してからも、AV女優があってこそ一般メディアの仕事があるという根本を見逃さず、AVの仕事をおろそかにしない人が多いです。
また、メディアの仕事があった場合には、視聴者を楽しませるためにはどうすればいいだろうかと真剣に取り組んでいます。
人気深夜番組であった「おねがい!マスカット」などをみればよくわかりますが、芸人でもない彼女たちがバラエティ番組を盛り上げようとしている姿勢には感心すら覚えます。
そして、仕事を楽しんでいる女優が多いです。
仕事を楽しんでいるからこそ、ハードな仕事であり、世間からは白い目で見られることもあり、色々な障害があるにもかかわらず気が滅入ることなく働いていくことができるのです。
プロ意識があり、ポジティブであると言うことは、人気AV女優になるためには絶対に求められる条件と言えるでしょう。
プロダクションの真実
メーカーとAV女優をつなげるのはプロダクションです。
プロダクションに伴うマイナスのイメージとしては、怖い人が勤務しているとか、女性をだましてAVに出演させているとかいうものです。
たしかに、AV女優になりたい女性がいない頃は、メーカーにつなげるAV女優を獲得するために、女性を騙してAVデビューさせるようなことも実際にありました。
しかし、AV業界全体がクリーン化に向かっている昨今では、このようなことはほぼゼロに近いと言っていいでしょう。
実際に勤務しているスタッフをみてみると、真面目でさわやかな男性が多く、女性の扱いも丁寧です。
とくにマネージャーなどは若い人が多いですが、女優を大事にするのが仕事であり、撮影がない時でも女優を食事に連れて行ってメンタル面のケアをするなどしています。
大手プロダクションで企画女優をしていた女性のブログなどをチェックしてみると、引退してプロダクションとは関係が切れてからも、プロダクションは自分を大切に扱ってくれたと書いているのを目にすることはよくあることです。
女性を扱う商売として、非常に健全に機能しているのが最近プロダクションです。
厳しい世界で生きれる真実
これからはAV女優の世界がどのように変遷していくか、これは波の激しいAV業界においては分かりにくいところです。
特に、どんな女優が売れていくかと言うことは判断がつきにくいことで、今年はお姉さん系の女優がたくさん売れていたにもかかわらず、翌年には妹系の美少女が売れるようになってお姉さん系は売上に伸び悩むというようなことが起こる世界なのです。
そのため、このような厳しい世界で生き抜いていくためには、何でもこなせるAV女優が強いでしょう。
可愛い女子高生も演じられれば、痴女や若妻も演じられるというような感じの女優です。
メイクの力や衣装などの演出でどうにかなる部分も多いものですが、やはり素質的な部分で特定の分野での撮影にしか適していない女優もいるのです。
そのような女優では、一時期は絶大な人気を誇っても、次第に人気が下火になることも十分にあり得ます。
あまり気にしなくていいのは演技力です。
ストーリー物のAVもあるだけに演技力が求められると思っている人もいますが、ストーリー物のAVドラマや映画などのようにストーリーそのものや演技力が重視される世界ではなく、いかに抜けるかということが最終的な目標であるため、ストーリーを展開する上での演技力はそれほど問題にはなりません。
たしかに演技力があれば重宝されますが、心配するほどのものではないのです。
また、そもそもストーリー物に主役として出演できる女優はAV女優全体の1割程度の企画単体女優か単体女優であり、ほとんどの女優は演技力を求められない企画女優なので、演技力を心配する必要はないでしょう。
どのようなAV女優がはたして生き抜いていけるかと言うことは、プロダクションの人事担当者でもはっきりとはわからないほどのものです。
採用したときには企画女優として活動していた女優が、女優賞を獲得するほどに大化けすることもある世界なのです。
したがって、AV女優を目指す女性に対しては、「厳しい世界だから辞めておいた方がいい」とする意見と、「ある程度のものを持っていれば思わぬところで開花する可能性もあるから、挑戦してみてもいいのではないか」とする意見があります。
どちらも間違いではなく、どちらが真っ当な意見かというのは判断しがたいことです。
したがって、AV女優になるかどうかは、本人がAV業界のことを正しく知り、出演料など労働環境がシビアであることも十分に認識したうえで、それでもわずかな成功の可能性に賭けたいと思うならばデビューするのもよいのではないか、と思います。