大手銀行を辞めてAV女優になったSさんの動機とは?
AV女優に出演している女性は、セックスを不特定多数の男性にさらさなければならないほどお金に困っているのだろう、あるいは頭がおかしいからセックスをさらすことに念の疑問も抱かないのだろうなどと思われがちです。
たしかにお金が動機となっている場合もありますが、やはり好奇心が動機の一部分になっていることは多いものであり、中にはお金はそれほど重要に考えておらず好奇心が最も大きな出演の動機になっていることも珍しくなくなっています。
好奇心がメインの動機になったよい例として、お金に困るはずもない大手銀行で働いていた女性が、好奇心からAV女優になったケースがあります。
その例を見てみましょう。
大手銀行からAV女優へ転身
不景気である昨今、大手銀行への就職率がいかに激しいものであるかは容易に想像がつくでしょう。
これから紹介する女性は、その大手銀行をやめてAV女優になった女性です。
これをきくと「何とも馬鹿なことをする女性だ」という誹りを免れないでしょうが、好奇心が女性をAVへと駆り立てたよい例として観てみましょう。
AV女優のSさんは20歳でAV女優になりました。
企画単体女優からの出発であり、コンスタントに出演を重ねています。
彼女はAV女優のどこに好奇心を抱いたのかと言うと、AV女優を足がかりとして有名になれる可能性があると言う点です。
最近はAV女優が一般メシアに進出しており、バラエティ番組やドラマ・映画、そのほか歌手活動なども行っているようになっています。
AV女優は最後まで日の当らないところでひっそりと活動しなければならない時代はすでに過ぎ去り、Sさんのように有名になりたいという夢を抱いてAV女優に挑戦する女性は非常に多くなっています。
そのため、Sさんは自分の出演作品に一切の露出制限を掛けず、雑誌にでもテレビにでもラジオにでも、求められればどこにでも出演しています。
ただただ有名になりたい一心であり、バレることを恐れていません。
彼女は、自ら応募してAV女優になりました。
大手銀行で社会のレールに乗って生きていくということはSさんの好奇心をなんら刺激するものではなく、Sさんは次第に自分の得意で楽しいことを仕事にしたいと思うようになってきました。
また、女優やタレントとして芸能活動がしたいというのは昔からの夢でもありました。
親や学校の勧めで銀行に就職したものの、本来の自分は何が好きで何が得意なのかと考えた時、自分はエッチなことや演技が得意であり、AVには自分のやりたいことが詰まっていると考え、AV女優になりました。
社会の本流からあえてはずれる
Sさんのそれまでの人生は、まさに社会の保守本流の道だったと言っても過言ではないでしょう。
中学時代は強豪ハンドボール部に所属し、猛練習を重ねてレギュラーを獲得しています。
ハンドボールといえば球技における格闘技といわれるほどに強烈な競技であり、生半な精神では耐え抜けるものではありません。
しかし、彼女はそれをやり遂げています。
そして高校は名門へと進学し、その高校の中におけるさらに名門である合唱部に所属し、全国大会では準優勝と言う成績を収めています。
大学に進学することも考えましたが、親や学校の勧めで就職の道を選びました。
就職難が叫ばれる時代でしたが、Sさんは文武両道において全国レベルでの活躍をしてきた功績が認められて世界的に知名度がある大手メガバンクに就職しています。
その銀行へ高卒で就職したのはわずか6人であり、その中でもSさんは特に認められて1人だけ本社に配属になっています。
このように、SさんがAV女優という少し変わった道を選択するまでには紆余曲折があったわけではなく、わき目も振らずにただただ保守本流の道をまっしぐらに突き進んだエリートだったのです。
しかし、AV女優になるために1年半で退職し、本当に自分がしたいことは何だろうかと考えた末の決断でした。
一般企業に就職する感覚でAV女優になる
Sさんの動機はまぎれもなく好奇心です。
それまでの人生で挫折を繰り返し、挫折を繰り返した自分でもできる仕事として風俗やAV女優を選ぶ女性もいますが、Sさんは金融業界からAV業界へと転職するといえるほどの感覚でAV女優を選んでいるのです。
SさんにとってはAV女優はなにもアウトローな仕事とは捉えておらず、非常に前向きなとらえ方をしており、あくまでも社会における色々な仕事の一種類として選択しています。
性的になにか特殊な面があったかというとそうでもなく、彼氏以外の男性とセックスをするのはAVが始めてであり、援助交際や風俗の経験も皆無でした。
Sさんのケースは、好奇心からAV女優になっているよい例でしょう。