社会的地位が高いのにAV女優になってしまった人の本当の理由
「なんでAV女優になったんだろう…」と思わずにはいられないような社会的地位の高い人がAV女優になっています。
なぜ、今の地位を捨ててAV女優になったのでしょうか。
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高学歴AV女優の出現
AVのタイトルを見てみると、難関大学の卒業生や現役生がAVに出演していたり、あるいは看護師や教員などの国家資格を持っていなければ勤めることができない、社会的地位がある職業の人がAVに出演していることがあります。
それらの職業から得られる収入だけでも普通に生活できるにもかかわらず、彼女たちはどうしてAV女優と言う道を選んだのでしょうか。
お金がない人がAVに出演するケースとは異なり、この場合はお金がある人が出演しているケースであり、出演の動機はお金ではない場合が多くあります。
このことから、最近のAV女優たちに出演の動機を聞いた時、その動機はお金だけではなく色々なものがあることに気づかされます。
ここでは、代表的な二つの例を紹介していきます。
人気キカタンSの動機
最初に紹介するのはSというAV女優です。
彼女は企画単体女優として活躍している女優であり、コンスタントに半年で15本近くのAVに出演を続けています。
パブ規制は全開ですから、全てのメディアに顔を出し、オファーさえあればテレビ・新聞・雑誌などどのような媒体にも登場しています。
彼女はあるインタビューで、デビューのいきさつについて聞かれて以下のように語っています。
大手銀行からAV女優へ
Sは小さい頃から、保守的な道を歩んできました。
中学時代から強豪ハンドボール部の所属し、レギュラーをつかむだけでも難しい中で猛練習に耐えてレギュラーをつかみ、高校時代は名門の合唱部に所属して全国大会で準優勝をしています。
進路に迷いはありましたが、大学ではなく就職の道を選びました。
当時は就職難の時代だったのですが、中学・高校ともに全国レベルの部活動で成績を残していることが認められ、世界的な大手メガバンクに就職をしました。
さらには高卒同期が6人いたなかで唯一本社勤務になりました。
このような、世間一般から見れば成功の道を駆け上がっていくような人生を送ってきたにもかかわらず、彼女は1年半で退職をしています。
退職理由は、上記の通りAV女優になるためです。
20歳になって自分の本当にしたいことを考えた結果の決断でした。
注目すべきは、一昔前のAV女優の理由の多くは何かに挫折して社会のレールに乗った生き方を否定する形でAV女優という生き方を選んでいることに対して、Sはまるで他の一般的な職業・企業に転職するようにAV女優に転職していることです。
彼女にとってのAV女優は全くアウトローな仕事としては認識されておらず、前向きな選択でレールの上にあるものとして認識されていたのです。
確かに、大手メガバンクとAV女優を同一線上においた価値観には同意しがたいという人も多いかもしれませんが、高学歴AV女優の多くは彼女に類似した価値観を抱いていると言う特徴があります。
高学歴AV女優と普通のAV女優の違い
ちなみに、彼女は学生時代や銀行員時代に援助交際や風俗などの経験はなく、彼氏以外の男性とセックスをするのはAVが初めてだったと言うのですから驚きです。
彼女のように、AV女優という職業にポジティブに臨む女性は他にもたくさんいますが、その中の多くは、
- アウトローな世界で活躍しているんだという誇りや成功体験による心地よさ
- 有名になれるかもしれないと言う欲やお金がとにかく稼ぎたいと言う欲
そんな理由によって働いているケースがほとんどでした。
これも高学歴AV女優と普通のAV女優の違いと言えます。
看護師からAV女優へ転職
もうひとつの例は女優Hのケースです。
Hのデビュー作には現役看護師と言う冠がつけられたタイトルとなっていましたが、その通り、彼女はデビュー当初現役看護師でした。
ヒエラルキーは企画単体女優であり、AV女優と看護師を兼業として1年間働いたのち、それからは大学病院をやめて専業のAV女優となっています。
兼業の頃と比べてみると、専業になったことで出演本数はウナギ登りとなり、専業になって間もなく軽く100本を越してしまう勢いでした。
彼女はインタビューにこう答えています。
大学病院で働いている時、仕事があまりにも忙しかったため何か思い切ったことをしたくなって、AV女優に応募しました。
16歳の時から准看護師の学校に言って、正看護師の資格を持っていないと将来が心配だと思って認知症専門の病院で働きながら、正看護師の学校に3年通いました。
就職した大学病院はきつすぎて合わなくてやめて、その後は地元の小さな病院で看護師をしながらAV女優をしていました。
でも結局両立できなくなって、どっちかを選ばなきゃいけなくなった時、迷わずAV女優を選びました。
仕事は本当に楽しくて、とりあえず30歳までは頑張りたいと思っています。
理由は勢いと好奇心だけ
Hは准看護学校と正看護学校に通い、さらに大学病院に勤務すると言う堅実な生き方をしてきています。
外見は履歴書から得られるイメージ通りに知的な美人といった感じです。
また、学生時代や看護師時代に遊びまわったこともなく、AV出演までの男性経験は病院で知り合った作業療法士一人だけでした。
それも、恋愛経験になってきちんとした形でのセックスでした。
しかし、このような人生を歩んできたからといって、彼女の本性までが社会的に堅実なわけではありません。
実を言えば、中学時代から男性やエッチなことで頭が一杯で、オナニーは日常的に行っていたそうです。
看護師になってからはバイブを購入して、大変な看護師勤務のうっ憤を晴らすようにオモチャを使ったオナニーに没頭するなど、大変な勤務体制が性欲に変貌しました。
エッチな欲望を持った彼女のことですから、インターネットでAVやセックスといったワードを検索し、AVプロダクションの募集ページにたどり着くのは時間の問題でした。
すぐに募集サイトにたどり着き、日常的にストレスが溜まっていたために勢いで応募をしました。
つまり、彼女がAV女優になった理由は、勢いと好奇心だけだったのです。
動機はお金だけではない
以上の例をみてもわかる通り、彼女たち高学歴AV女優の出演動機はお金ではなく、自分のやりたいことを探した結果であったり、好奇心からであったりしていることが分かります。
一昔前までは、
AV女優=お金を稼ぐため
という捉えられ方をしており、事実AV女優たちの多くがお金を動機として出演していたのですが、最近では高学歴AV女優を初め、多くのAV女優たちがお金以外の何かを動機にAV女優になっているのです。
AV女優には、自分で応募してなりたくてなりました。生きていく上で、自分が得意で楽しいことを仕事にしたかったからです。
AV女優はやりがいのある仕事で、作品として残るし、才能のようなものが認められます。
昔から女優とかタレントとか、芸能活動することを目指していたんです。
それで色々と動いていた時期はあったんですけど、親や学校の勧めで結局は就職することにしました。
でもある日、自分が得意なことは何だろうと考えたことがあって、自問自答してみるとそれはエッチなことだったり、演技だったんですね。
そう考えるとAV女優という仕事は自分のやりたいことが詰まっているので、会社をやめてAV女優になりました。