AV女優のプライベートはどんなもの？

最近はAV女優の人気が一般的なものとなり、エロ雑誌はもとより一般雑誌やネットコラムなどでもインタビューが行われることが多くなっています。

そのインタビューの中から、彼女たちのプライベートが垣間見えます。

本稿では、AV女優の恋愛や私生活、交友などに迫ってみましょう。

AV女優の恋愛

AV女優として人気が出てくると、インタビューの中で彼氏はいるかどうかを聞かれることが多くなります。

AV女優をリスペクトする雑誌ならば、そのAV女優のことを掘り下げるためにこのような質問をしますが、下世話なB級雑誌になるとAV女優という特異な仕事に就いている女性の複雑な恋愛事情をネタにしたいためにこのような質問をすることがあります。

実際の彼氏の有無は別として、この質問にどう答えるかはAV女優ごとに異なります。

AV女優としてのキャラクターが淫乱なお姉さん系のAV女優であれば、プライベートでもバリバリやっているイメージは好ましいものとなるため、彼氏がいることを認めることが多くなります。

しかし、AV女優がセクシー女優と言われる昨今では、AV女優にアイドル的な要素が増えてきたため、彼氏はいないと答えるAV女優が増えています。

AV女優はファンに夢を与える存在であるため、彼氏がいることはイメージダウンにつながると考えるのです。

アイドルファンの心理はおそらく、映像の中でバンバンSEXをしているとしてもそれはあくまでも仕事としてやっているのであって、プライベートでは彼氏もおらずみんなのAVアイドルであると思いたいものなのでしょう。

しかし、彼氏の存在を否定しているAV女優たちも、普通の女性と同じように恋をすることもあればプライベートでセックスをすることもあります。

最近は現役女子大生のAV女優も増えていますから、合コンをして一夜限りのセックスをすることもありますし、好きな人ができて恋をすることもあります。

もっとも、恋愛やプライベートでのセックスができるAV女優というのは、比較的余裕があるAV女優に限られるようです。

売れっ子のキカタンなどは頻繁に撮影を行わなければならないため恋愛どころではなくなるでしょうし、仕事でセックスをしまくっているためプライベートでセックスをしたくなることはあまりありません。

AV女優も一人の女性であり、恋愛もプライベートでのセックスもしています。

しかし、それは忙しい女優にはとてもできないことです。

したがって、月に1本しか撮影がない単体女優や、そこそこの忙しさのAV女優たちは普通の恋愛をしていると考えてよいでしょう。

特に単体女優ともなればルックスもスタイルも飛び抜けて良い美人ばかりですからモテないはずはありません。

単体女優は芸能界ともつながりができるものですから、芸能人と付き合っているAV女優もいます。

ちなみに、ジャニーズ事務所のアイドルの中にはAV女優と交際しているという噂がしばしば流れています。

私生活は意外なもの

AV女優は有名になれば爆発的な稼ぎを得られる職業です。

稼げるAV女優と稼げないAV女優の格差は激しいのですが、稼げるAV女優はたくさん稼いでいます。

単体女優は月に1本の出演で100万円以上稼ぎ、その他の活動でもいくらか稼いで月収100~200万円というケースが多いようです。

キカタンは1本のギャラが20~50万円くらいとされているため、単体女優よりもギャラ低いのですが、1本撮影すれば一般的な女性の月収と同等かそれ以上を稼ぐことができます。

しかし、特定のメーカーと専属契約をしている単体女優とは違って撮影本数に制限がないため、大人気のAV女優になれば単体女優を軽く超えるようになります。

例えば上原亜衣はピーク時には月に20本くらいリリースしていましたが、1本のギャラを少な目に見積もって1本30万円としても月収600万円となります。

中年男性サラリーマンの年収を1ヶ月で稼いでしまうのです。

また、アナルや中出しといったハードな撮影の場合にはオプション料金が発生するため、ハードな撮影で人気を博している人気のキカタンになればもっと多く稼げるようになります。

そんな彼女たちはさぞかし派手な生活をしていると思われがちです。

実際、AV女優になって稼ぎが増えたことによって金銭感覚を狂わせてしまうAV女優もいます。

金銭感覚が狂ったAV女優は、稼げていた時代の金銭感覚が残ったまま人気が低迷して稼げなくなったり、AVを引退した後に苦労することも多いようです。

しかし、最近は金銭感覚がおかしなAV女優はかなり少数派になってきているようです。

金銭感覚がおかしなAV女優は昔は多かったものですが、まだAV女優という仕事が一部の特殊な女性に限られていた時代には、精神疾患を患っていたり特殊な体験を抱えて育った女性が多かったため、お金の魔力に惑わされてしまう女性が多かったのです。

しかし、今ではAV女優になりたがる女性が増え、一般的な体験と共に成長し、心身ともに健康な女性が多くなりました。

そのため、多くのお金を手にしても派手に使うことはないというAV女優が多数派になっているのです。

上記の通り、AV女優としての人気に火がつけば、現実的ではないと思えるほどの稼ぎを得ることができます。

正確な収入は公表されていないものの、仮に試算してみると以下のようになります。

• デビューしてからの1年目は月5本（駆け出しなので1本20万円、ノーマルな内容が多いのでオプションなし）
• 2年目は人気が出始めて月に10本（1本30万円、オプションが出てきて1本5万円の上乗せ）
• 3年目は人気が爆発して月に20本（1本30万円、ハードな作品に出演するようになって1本10万円の上乗せ）
• 4年目は人気が落ち着いて再び月に10本（1本30万円、ハードな作品は継続して1本10万円の上乗せ）
• 5年目は人気が落ち始めて月に5本（1本25万円、ハードな作品は継続して1本10万円の上乗せ）、そして引退

というキカタンがいたとすれば、5年間の活動で2億1900万円の収入を手にすることとなります。

もちろん、AV以外での活動でも収入は発生するため、これにいくらかの上乗せがされます。

一般的なサラリーマンの生涯年収を5年間で稼ぐことができるのです。

また、単体女優もたくさん稼ぐことができます。

トップクラスの人気を誇る単体女優は10年以上にわたって活動を続けますが、月に1本100万円の出演を10年間続ければ1億2000万円の収入になり、メーカーの後押しがあるためAV以外の活動も多くなります。

AV女優はハマればかなり稼げる仕事なのです。

このようにかなりの収入を手にすることもある仕事ですが、使いまくるAV女優は少ないものです。

ある程度人生を設計できるAV女優は多く、引退後に訪れるかもしれない困難も見越して貯蓄に回すのです。

必要最低限の生活用品を買ったり、たまに友達と遊んだり、疲れをいやすためにマッサージをしたりするくらいのもので、通帳の額が増えていくのが楽しみというAV女優もいます。

しかし、中には浪費家のAV女優がいるのも事実です。

特に危ないのはホストにハマるAV女優です。

いくら稼いでも際限なく貢いでしまい、全く貯蓄できず、AV女優として落ち目を迎えると「金の切れ目が縁の切れ目」でホストからも捨てられるというAV女優は実在します。

AV女優同士の交友

AV女優同士は仲が良いのか悪いのかというのも話題になりやすいものですが、AV女優同士での交友は推奨しない方針の事務所がほとんどです。

これは他の事務所と交友することによって事務所間の差が明らかになり、自分の事務所の扱いがひどいと分かれば不満につながり、事務所を移りたいと思うAV女優が多いからです。

例えば、ある事務所ではギャラの配分が事務所6割に対してAV女優4割となっているところ、他の事務所では事務所とAV女優で折半となっていれば、前者の事務所の所属女優が後者の事務所に移りたいと考えるのは自然なことでしょう。

だからこそ、そもそも比べることが内容に他の事務所のAV女優との交友を禁止する雰囲気があるのです。

しかし昔に比べれば、最近ではこの傾向は弱くなってきていると言っていいでしょう。

AV業界がまだクリーンではなかった時代、事務所がギャラのほとんどを持っていきAV女優を搾取しているような事務所もありました。

それが普通だと教えて違和感を抱かせないようにするものの、他の健全な事務所のAV女優と交流して情報が入れば、それが普通ではないと気付いてしまうことになります。

だからこそ、AV女優同士の交流を禁止していました。

しかし、最近はAV業界がクリーンとなり、事務所とAV女優が出演料を折半することが多くなっていますし、悪くとも6：4の割合での配分となっているためAV女優が大きな不満を抱くことは少なくなっています。

きちんとギャラを支払、管理もできていれば事務所にやましい所はなく、比べられたところで問題は起きないのです。

また、ツイッターでAV女優のアカウントを見てみると、異なる事務所に所属するAV女優同士がお互いにフォローしています。

このことから、必ずしも交友が禁止されているという事ではないことが分かります。

このほか、AV女優の世界は競争が激しい女の世界であるため、AV女優同士は仲が悪いのではないかと思っている人もいるかも知れませんが、AV女優同士は基本的に仲が良いものです。

これは、どちらもAV業界という特殊な世界で生きており、同じような考えや悩みを持っていることから、気が合う存在なのです。

同じ事務所のAV女優同士であれば何か問題が起こることもないため、非常に仲良く交友しているものです。

AVを引退してからも交友が続くケースも多く、厳しい仕事をやっている戦友のような関係を築くことができます。