AV女優に必要な要素と、向いている女性とは?
現代においては、自らAV女優を志願する女性が非常に増えたことで、数千人もの現役AV女優が活動している状況となっています。
その中で活躍し、AV女優として生計を立てられる女優は2割未満であり、大きく稼ぎ一定以上の知名度を獲得する女優はわずかに1割程度となっています。
そのような状況では、AV女優になってはみたものの思うように稼ぐことができずに引退を余儀なくされる女優も多く、毎年3分の2に当たる女優が入れ替わっているとも言われています。
では、AV女優としてある程度の活躍ができる女優と、それほど活躍できない女優はどこにあるのでしょうか。
ここでは、AV女優として活躍するために必要なものを挙げていきます。
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絶対に必要なものは「真面目さ」
AV女優に対する誤った偏見として、
- AV女優がセックスを披露してはばからないのは頭がおかしいからだ
- 低学歴できちんとしていない女性ばかりだ
と言うようなものがありますが、とんでもないことです。
AV女優のインタビュー記事などをみてもよくわかることですが、AV女優にはびっくりするほどにきちんとした女性が多いのです。
確かに10年以上前のAV女優は出演依頼を承諾したにもかかわらず撮影現場に来ない女性や、まともにインタビューできない女性も多く、高校中退という女優も多かったものですが、最近のAV女優は見た目だけではなく中身もハイスペックな女性が多くなっているのです。
AV女優のほとんどの女性が、AV女優である自分のことをきちんと理解し、そして自分の考え方を他人に話すことができる、聡明で真面目な女性ばかりなのです。
現代の若い人には自分のことをきちんと話すことができない人が多いものです。
個性は消失し、自分を見つめることができず、また見つめる機会もなく、自分について語ろうとしても何を話していいかわからない人が非常に多いのは周知の事実ですが、AV女優たちは自ら語ることができるのです。
そして、なにより真面目な女性が多いのです。
自分について話すことができると言うのは、おそらくは特殊な職業に就いていることによって自分自身を見つめる機会が普通の人より多いために、自然と自分と言うものをしっかり持つことができているのだと推測されます。
真面目な女優が増えたことは、AV女優の私生活にも顕れています。
一昔前のAV女優はブランド物のバッグなどを持っている女優も多かったのに対し、今の女優たちは質素で堅実な女性が多くなり、いわゆる「しっかり者」が増えたのです。
稼いだお金は高級品などに費やすことなく、貯金や生活費といった堅実な使い道に消費されています。
また、AV女優には低学歴な女性がほとんどであるというのも明らかな誤りで、大卒のAV女優や大学在学中のAV女優はざらにいます。
現役の東大生や京大生のAV女優までいますし、トップ女優の紗倉まなが高専出身であることは一時期話題になりました。
大学にいっていない女優でも介護士などの何らかの資格を持っていることも多いです。
中には介護士などをやっており、それだけでは稼ぎが少ないために兼業でAVをやっている女性もいます。
頭が悪いからAV女優になっているのではなく、きちんと勉強をし、社会のしくみについてよくわかった上でAV女優になっているケースが非常に多いのです。
このことから考えると、AV女優として活動するために必要な要素として、真面目さは絶対的に必要な要素でしょう。
単に可愛くスタイルがよいと言うだけではなく、挨拶がしっかりとできて、言葉づかいもまともであり、常識があり、真面目という内面的にも優れた女性がAV女優の標準的なスペックになっているのです。
AVで成功する女性は、他の仕事でもそこそこの成功を収めるスペックを十分に持っていると断言するAV関係者もいます。
AV女優に向いている女性
真面目さがAV女優として成功するための絶対的な条件であると書きましたが、それ以外にどのようなものが必要なのでしょうか。考えられるものを挙げていきましょう。
好奇心
好奇心が旺盛であることは必要な条件であると言えます。
セックスは嫌いではなければ、特に好きである必要もないでしょう(もちろん、好きであるに越したことはありません)。
AV女優になりたてのころはセックスにそれほど好きではなかったとしても、撮影で快感をしってセックスが好きになる女性もいます。
ただし、好奇心は持っておくべきです。
AV女優として活躍していく上で色々な撮影に応じていくことになりますが、好奇心旺盛であれば様々な内容に対して自分を掻き立てて積極的に撮影に臨むことができ、それがよい作品づくりをするための武器になるのです。
人間が好きであること
人間好きということも条件でしょう。
人づきあいは嫌いでとにかくお金目当てという女優は成功しません。
なぜならば、仕事場では撮影現場のスタッフ、プロデューサー、事務所の関係者など色々な人とうまく付き合っていかなければなりませんし、そのような人たちはすでに何千人と言う女優を見てきているため、人間嫌いで非協力的な女優は扱いにくいということを知っており、またうわべを取り繕っても本質的にそのような女優はすぐに見抜かれてしまい、活躍の場所が確実に少なくなってしまうのです。
また、AV女優にアイドル的な要素が多く求められるようになってきた現代では、AV女優は撮影以外の様々な場で活動し、ファンとも交流していかなければなりません。
ブログやツイッターで交流したり、握手会、撮影会、トークイベントなどのイベントでファンと交流しなければならないのです。
したがって、本質的に「人間好き」であり素の部分からの愛きょうの良さを持っていなければ、ファンはついてくれないのです。
ファンがつかず人気が出ない女優は売り上げにも伸び悩むこととなり、結局は成功の可能性は低くなります。
AV女優はお金ばかりを求めても成功することは難しく、人間が好きであればお金は後から付いてくるものなのです。
無理をしていない女性
無理をしていないということも必要な要素かもしれません。
確かにAV女優として活躍していくためにはルックスやスタイルは良いに越したことはありません。
そのため、整形してからAVデビューする女性もいるほどです。
しかし、整形をするというのは間違いなく「無理をして」綺麗になっている状態です。
そのような状態になったとしても、自分の中にもともとあったコンプレックスまではぬぐい去れるものではなく、外見は飛びぬけて綺麗であるのに内面は暗いなどの魅力のない女性になってしまうこともあるのです。
もちろん、整形をすることによって自分に自信がついて元気はつらつと魅力的な女性になれるならば、それは良いことでしょう。
しかし、外見が非常にキレイで内面は非常に暗い女性よりは、外見はそこそこで内面が非常に明るい、「無理をしていない」女性の方が売れる見込みがあるのです。
また、無理に豊胸などをしてデビューすることも考える必要はありません。
胸は巨乳であれば売れる見込みが大きくなることも多いのですが、女性を総合的に判断したときにはそこそこの胸の方がかえって良いと判断されることもあるのです。
したがって、自ら無理をすることは考えず、プロデューサーが「あなたは二重にしたほうが絶対に売れる」とか「あなたは胸を大きくした方が絶対に売れる」という判断をしたときだけでよいでしょう。
業界の人がそうだと判断してGoサインを出したならば、それはもはや無理をしている状況ではなくなります。
難しく考えない人
物事を難しく考えないことも重要でしょう。
業界についてあまり知らないAV女優が「売れるためにはどうすればよいか」と色々考えてやきもきするよりも、プロデューサーが見出してくれた方向性を素直に聞き入れ、自分がどうしても嫌な方向だと思わないならば難しく考えずにその方向を受け入れるのです。
自分で難しく考えた結果、正解かどうかわからない方向性に沿って努力をしても結果が出ないことは往々にしてあることです。
しかし、正解である確率が高い方向性に沿って努力したほうが、結果は出やすいことは明白です。だからこそ、難しく考えすぎないという性格はAV女優として必要なものであると言えます。
頑固ではない人
AV女優に限らず、頑固な人はなかなか大成できません。
上昇志向は悪いことではありませんが、世の中にはどうにもならない流れがあり、いくら望んでも結果が得られないこともあるため、上昇志向が強いことが空回りの結果を生みだすことも多いのです。
ほどほどに上昇志向をもっておき、あとは自分の目の前のことを精一杯に取り組むことが必要な要素です。
頑固であるばかりに、たとえば「私はアイドル女優になりたいのだから、こういうジャンルの撮影は困る」などと言い出すようになれば、女優として成功する見込みはなくなります。
引退後の人生に響く要素
以上のことは、現役のAV女優に求められる要素です。
しかし、AV女優は死ぬまでAV女優をしていられるわけではありませんし、1~2年で引退となるケースも多いものです。
引退後の人生の方が長いため、そのこともきちんと見据えてAV女優ができると言うことも大切な要素になるでしょう。
AV女優の哀れな末路が話題になることがありますが、それらのAV女優は全て、AV女優を引退した後もAV気分が抜けない女性です。
つまり、裸になってセックスをすることでお金を稼ぐと言う手段を忘れられないのです。
したがって、AV女優を引退した後、しばらくは元AV女優という肩書でデリヘルやソープではたらき、風俗店でも稼ぐことが難しくなれば個人売春などに際限なく堕ちていくのです。
このような女性は、初めからAV女優にならない方が人生全般では幸せに生きられることは間違いありません。
AV女優を引退した後に、すぐに一般社会に戻れるというのはAV女優として必要なことです。
このような女性も多く、引退後に専門学校などに通って資格を取得して就職する女性、結婚して幸せに暮らす女性もたくさんいます。
元AV女優であることを隠さず、結婚して子供を作り、子育てブログをやっている女性もいるほどです。
AV女優は進化し続ける
AVの歴史は30年以上になりますが、黎明期と今ではAV女優の質は明らかに変わっています。
AV女優として必要なものも大きく変わりました。
昔は一般社会でイメージされるように、家庭に問題があったり、中卒であったり、非常に騙されやすい女性が止むを得ずAV女優になっていることが非常に多かったのですが、今は幸せな家庭に育ち、学歴もあり、常識もある真面目な女性がAV女優になることが多いのです。
このような変化は、今後も随所に顕れて来るでしょう。
AV女優になりたいと思っている女性は、その時代の流れに沿って柔軟な態度で、必要なものを身につけていく必要があるのです。