AV業界の最近のトレンドは?
AV業界はより一般社会と近くなっており、昔とは大きく違う世界になっています。
それだけでも大きな変化ですが、AV業界はほかにも大小の変化が仕切りに起こっており、ある年の変化を取り上げてみることは、その年のAVにおけるトレンドを知るのに非常に有益です。
本稿では、2015年に注目が集まった事柄を紹介し、最近のAV業界の変化に目を向けてみようと思います。
2015年にAV業界で話題になったものには、以下のようなものがあります。
アイアンクリムゾン
アイアンクリムゾンとは、アメリカ生まれのSM器具です。
SM器具と言えば鞭やロウソクや三角木馬などであり、SMはAV女優を痛めつけることに性的興奮を覚えるジャンルというイメージがあります。
しかし、アイアンクリムゾンは見た目は凶悪そうな器具ですが、実際にはAV女優を痛めつけるためのものではなく気持ちよくするための器具です。
開脚させた状態で固定する器具であり、AV女優はアソコをモロにさらした状態で固定され、おもちゃで弄られたり、全く抵抗できずに犯されたりします。AV女優が痛みに苦しむような描写はないため幅広い層から支持を受け、SMでありながらSMに興味がない人からも支持されました。
また、SMでありながら体を傷つける恐れがないため、大人気AV女優も多数出演しました。
レズもの
レズものAVはこれまでにもたくさんの作品があり、比較的ソフトなジャンルとして人気AV女優たちも多数出演してきました。
しかし2015年のレズものAVではリアルを追求する姿勢が非常に求められるようになり、それを原因に人気が高まりました。
出演したAV女優も、普段はレズに全然興味がないにもかかわらず、リアルを追求していくうちに本当に女性相手に濡れることもあるそうです。
全頭マスク
全頭マスクとは、顔全体を黒いマスクで隠したAV女優が出演するAVです。
どのようなジャンルに関わらず、この手法を用いればAV女優はルックスで勝負することができなくなります。
スタイルが非常に良いAV女優も、ルックスに問題があればキャスティングしにくくなるものですが、そのようなAV女優に全頭マスクを付ければスタイルの良さが際立ち、良い作品が撮れるのです。
また、ルックスに問題がある企画AV女優はギャラも安いため、制作側にはキャスティング費用でもメリットがあります。
引退ビジネス
引退ビジネスとは、引退をほのめかして引退までの期間で大いに稼ぐという手法です。
AV女優が今ほど一般社会に近くなかったころは、AV女優が引退する時には事前に告知されるわけではなく、突然引退作品が発表されて引退してしまうというケースがほとんどでした。
しかし、最近はAV女優のアイドル化が著しく、ツイッターなどのSNSでは数万人のフォローを受けるAV女優が続出しており、引退日を発信することができます。
そのため、引退日を定めたら引退までにできるだけたくさんの作品をリリースして引退需要で稼ぐ「引退ビジネス」が盛んにおこなわれる用意なってきています。
2015年はトップAV女優の上原亜衣などの大物が引退を発表して引退ビジネスで稼いだようです。
引退するAV女優が単体女優でなければ出演本数の縛りもないため、最後の一稼ぎとしてハード作品や裏もの作品に挑戦することもできます。
実際、上原亜衣は引退間際に裏もの作品に出演しました。
2015年に話題になったのは以上のような事柄です。
皆さんもAV業界のことを深く知りたいと思えば、DMMなどのAV関連ニュースなどを見て、トレンドを掴んでみると面白いと思います。