AV女優として成功したければキカタンの仕事ぶりに学べ!
ここ数年のAV業界では、キカタン(企画単体女優)が活躍することが増えてきました。
中には単体女優をはるかにしのぐ知名度・人気・稼ぎを得ているキカタンもおり、このことは上原亜衣がDMM.R18アダルトアワード2014で最優秀女優賞を獲得したことからも明らかです。
また、ツイッターのフォロワー数を人気の尺度として捉えると、単体女優と同等、あるいはそれ以上のフォロワーを獲得しているキカタンは少なくありません。
キカタンとはどんなAV女優?
キカタンは単体女優のように特定のメーカーと専属契約を交わしていないため、オファーさえあれば何本でも出演することができます(単体女優は契約しているメーカーの作品に毎月1本出演する)。
そのため、稼ぎも多くなるのです。
しかし、キカタンにはキカタンなりの苦労もあります。
キカタンはメーカーのバックアップがないため、自分の腕一本で生き抜いていかなければなりません。
単体女優ならば製作費もキカタンより多いため、ソフトな内容で作りこむこともできますが、キカタンは弱小メーカーも含めるあらゆるメーカーの作品に出演することになるため、単体以上の実力が求められることになるのです。
また、ソフトなAVは単体女優の作品で需要が満たされているため、キカタンたちはNGを解禁してハードな作品にも出演することによって人気を高めたり、活動期間を延ばしたりする必要があるのです。
キカタンが出演するハードな作品には、大量潮吹き、ペニスが大きな黒人とのセックス、100人中出し、アナルセックス、ハードSMなどがあります。
あらゆるAVを鑑賞してきたAVファンたちはこのような企画AVをバーチャルなものとして鑑賞していますが、キカタンはそれを実際にやってのけなければならないのです。
この記事を読んでいる人の中にはAV女優志望の女性がいるかもしれませんが、単体女優は非常に狭き門であるため、企画女優としてAVデビューする可能性が極めて高くなります。
そのため、企画女優の中でも実力があり単体作品に出演するキカタンとして成功を収めるのが現実的な路線でしょう。
そこで、本稿ではキカタンの撮影がどのようなものであるのか、見ていこうと思います。
キカタンに求められる演技力
裸になる覚悟さえあればだれでも企画女優になれる時代は終わり、また企画女優になれたとしても仕事を安定的に受けられるAV女優は少ないものです。
出演を重ねていかなければ、才能や頑張りを見出されてキカタンになることはできません。
では、どのような企画女優が出演オファーを獲得していくことができるのでしょうか。
まず間違いないのは、ある程度の演技力があることでしょう。
といっても、これはドラマや映画の俳優のような演技力というのではなく、不自然に見えないレベルの演技力のことです。
なぜならば、企画AVでは色々な役柄に扮して出演することが多いからです。
女子高生、素人ギャル、OL、ナースなど色々な女性を演じていくことになります。
色々な役をこなしていくにあたって、不自然になっては視聴者が興ざめしてしまいます。
例えば、素人役で出演しているのに妙にこなれていれば、視聴者は「(わかっちゃいるけど)なんだよ、素人じゃないのかよ」となってしまいます。
また、晴れて単体作品に出演することとなれば、コスプレAVに出演しなければならないこともあります。
メイドやキャバ嬢、CA、ソープ嬢などといった実際に存在する職業に扮するならばまだやりようもあるのですが、中には潜入捜査官のコスプレをするようなAVもあります。
特に潜入捜査官もののAVは一つのシリーズとなっていますが、この作品ではぴったりとしたレザースーツを着て潜入捜査官を演じ、悪の組織にばれて拷問されるという内容となっています。
この作品では、勝気な女性捜査官が男言葉で悪の組織に抵抗するような描写もあり、演技力が低いAV女優ならば大コケしてしまうことでしょう。
ソープ嬢の役を演じることは比較的多いです。
ソープにはソープなりの特殊なプレイやセリフがありますから、AV女優気分から抜け出してソープ嬢気分で演じることができないAV女優には難しい役柄でしょう。
ちなみに、ソープもののAVに出演する際には、実際の元ソープ嬢が指導に当たり、接客方法や言葉遣い、細かな挙動(お辞儀の仕方など)を教えられる通りにできなければなりません。
作品の中ではプロのソープ嬢を演じるわけですから、それらの教えに忠実にこなせなければ違和感が生じてしまい、作品のクオリティが落ちてしまいます。
また、ソープものではマットプレイも定番ですが、これは他の作品ではあまりないものであり、慣れない演技に苦労するAV女優は多いようです。
また、ローションを大量に使うため、滑ってケガをしたりしないように注意を払って撮影が進められます。
マットプレイでは普通のAVとは全く違う動きをしなければならないため肉体的負担は大きく、初めてマットプレイを経験したAV女優の多くが筋肉痛になるほどです。
もちろん、ソープだけではなくデリヘル、ピンサロ、イメクラ、性感マッサージなど色々なタイプの風俗嬢を演じることがあります。
そのそれぞれにおいて違った演出が施されるため、卒なく演じる演技力が必要です。
このほかにも特殊な役柄は色々ありますが、痴女もそれに当たるでしょう。
痴女とはM気質のある男性を責める女性のことですが、女性の多くはMであるため、痴女を演じるときには本来の自分の性質と真逆の役を演じることになります。
隠語(いやらしい言葉)をアドリブでうまく使いながら男優を責めていくのですが、この隠語は非常に難しいものであり、痴女をうまく演じるためには隠語のバリエーションを増やすための勉強も必要となります。
また、ハードな痴女ものになればペニスバンド(女性が装着する疑似陰茎)を装着して、男性のアナルに挿入して責める作品もあります。
このような役柄を演じるときも、普段は使わない筋肉を使う事となるため、肉体的な負担は大きくなります。
単体女優ならば月に1本の出演ですから、コスプレAVに出演することがあってもそれほどの本数をこなすわけではありません。
また、単体女優としての知名度で、演技力がそれほどなくとも支持されることが多いです。
しかし、キカタンは単体女優の何倍もたくさんの作品に出演していきますから、色々な役柄に扮する機会も多くなり、演技力がなければ失敗作を量産してしまうことになります。
ですから、キカタンは演技力がなければならないのです。
キカタンと潮吹き
キカタンとして様々な作品に出演していくにあたって、今も昔も人気の火をつける可能性があるのがアナル解禁、そして最近では普通になりつつある潮吹きも現時点では人気のきっかけになり得るものです。
実際に、AV女王の上原亜衣がキカタンでナンバーワンにのし上がった背景には、アナルと潮吹きでの人気がありました。この二つのプレイは上原亜衣の代名詞になっているほどです。
また、最近は潮吹きを得意とするAV女優も増えてきつつあり、キカタンと潮吹きは切っても切れない関係と言ってもいいでしょう。
もちろん、これはAV男優の激しい手マンによって“吹かされる”潮のことではなく、自ら工夫して良い画が採れるように“吹く”潮のことです。
潮吹きは、訓練次第で誰でもできるようになるものです。
潮吹きをテーマとして色々な作品を見て角度などの研究をし、どこをいじれば潮を吹きやすいか、どのような体勢が良いかなども練習するうちに分かります。
また、練習を続ければ潮の量や勢いも自由自在に調節できるようになり、潮を吹くべきではないタイミングでは絶対に吹かないということも可能となります。
ちなみに潮の吹き方には2種類あり、潮が多方向にスプラッシュするタイプと、水鉄砲を撃ったように綺麗な一本線を描いて吹くタイプがあります。
このどちらかを練習によって選択的に習得できるという話は聞いたことがないため、陰部の構造的な理由が大きいのだと思います。
潮吹きが得意なAV女優の作品を見ていると、勢いよく潮を吹いてかなりの距離を飛ばしているものがありますが、距離は工夫によって伸ばすことができます。
ポイントはたくさんの水を飲むことであり、体に水分をため込むことによって出る量と勢いが増え、遠くまで飛ぶようになるのです。
AVの撮影では豪快な潮吹きが画になるため、たくさんの水を飲まなければなりません。
ちなみに、上原亜衣は1回の潮吹きシーンに備えて4リットルの水を飲むそうです。また、元祖潮吹き女王の紅音ほたるはポカリスエットを大量に飲んでいたといいます。
つまり、初めて知った人はびっくりするでしょうが、4リットルの水分を摂取し、潮吹きの際に一気に噴射するという事です。
もちろん、人間の体は本来、数リットルの潮を一気に吹くことを想定して作られているものではなく、体に良い行為ではありません。
実際、大量の潮吹きをした後はかなりの疲れを感じることになります。
また、大量の潮吹きを行ったときにたまに聞くのは、水分を一度に失ったことで脱水症状になるという事です。
潮吹きを得意とした上原亜衣も、「鬼イカせ」という潮吹きをテーマとしたシリーズの中で脱水症状に陥ったことがあります。
この作品では、ドリルバイブという工業用のドリルの先端にバイブを装着したものを用いて徹底的に潮を吹かせるという演出を行いますが、この撮影の際に彼女は過剰に潮を吹きすぎてしまい、途中から意識がもうろうとしたそうです。
ついには失神してしまい、失神後も潮を吹いていました。
このほか、上原亜衣や紅音ほたるなどの潮吹きを売りにしているAV女優のエピソードとして有名なのは、潮で機材を壊すことです。
一般的なAV女優の潮吹きしか知らない人たちからしてみれば、彼女たちのような潮吹きは想定していないものです。
そのため、彼女たちの潮の量や勢いを知らないカメラマンが潮を吹く様子をアップで撮ろうとして(特にアオリ(立った状態で潮を吹くAV女優のアソコをしたから見上げるアングル)で撮った際に、大量の潮がカメラにかかってしまってカメラを壊れてしまうのです。
上原亜衣は過去に2台のカメラを壊したといいますが、制作側としては嬉しいのやら悲しいのやら。
キカタンとアナルセックス
次に、キカタンといえばアナルセックスです。
単体女優として活躍していたAV女優が専属契約を更新せずにキカタンになったとき、人気を持続させるためにアナルを解禁するケースはしばしば見られます。
一応説明しておけば、アナルセックスとは肛門でセックスをすることをいいます。
アナルセックスはプライベートで試みるには勇気がいることであり、また彼氏やセックスの相手の性的好奇心が余程強くないかぎり試みる機会もないため、多くの女性にとってはアナルセックスは無縁のものです。
それだけに様々な説が流布しており、ある作家が「アナルセックスは一度やったらやめられない」といったかと思えば、風俗嬢が「アナルセックスなんて気持ちよくもなんともない、痛いだけ」といっているのを見かけることもあります。
これは、どちらの説が間違っているというものではありません。
アナルセックスはアナルセックスを行うための正しい手順を踏んだうえで行なえば快感が得られるものであり、それをせずに行えば痛いばかりの行為だからです。
もちろん、AVでアナルセックスの撮影を行う時には、ケガを防ぐのはもちろんのことAV女優には気持ちよくなってもらい作品のクオリティを上げるためにも、きちんとした手順を踏んで撮影が行われるため、AV女優はきちんと快感を得ることができます。
アナルセックスの際には、まず浣腸をするところから始まります。
場合によっては、アナルセックス後の脱糞を撮影するために浣腸をしないこともありますが、大抵の場合は衛生面からも浣腸を行って腸内の排泄物を綺麗に取り除いてしまいます。
お腹の中が綺麗になれば、アナルセックスによって肛門が緩んでも排泄物が出てくることはないため、綺麗に撮影を勧めることができます。
浣腸が終わったら、ローションを使ってお尻の穴をほぐしていきます。
お尻の穴をほぐしておかなければ、アナルセックスが痛いだけの行為になってしまいます。
ちなみに、ほぐす時はかなり丁寧に行われます。
いきなり肛門に指を入れるのではなく、肛門の周りをマッサージして筋肉を柔らかくしたうえで、小指から入れて徐々にほぐしていきます。
小指の何倍もあるペニスが入るようにほぐすためには、指が2~3本ラクに入るまでほぐしていく必要があり、30分以上の時間をかけてほぐしていくことになります。
しかし、時間をかけてほぐしていても、体質によっては肛門の筋肉の柔軟性があまりなく、痛みを感じてしまうこともあります。
また、AV男優のペニスが大きければ痛みを感じる可能性も高くなります。
そのような場合には、入れられている時に自分でクリトリスを触るなどして痛みを紛らわすようにするのがポイントです。
また、アナルセックスを経験したキカタンは、よりハードな撮影を行うために二穴姦を行うことがあります。
これは二人のAV男優を相手に、アナルとアソコの両方に同時に挿入するというものです。
多くの場合、一人のAV男優に対して騎乗位で挿入し、前傾姿勢を採ったところにアナルにも入れられるという形が採られます。
一般的なセックスしか経験したことがない人にとっては想像するのも恐ろしいプレイですが、アナルセックスだけの場合よりもむしろ気持ちいいと感じるAV女優もいるようです。
本当にキツいプレイとは?
キカタンとして活躍するためにNG項目を外していくにあたり、三大NGを外すかどうか、外すならばどのように外していくかという問題には必ず行き当たることでしょう。
何を以て三大NGとするかはいくつかの説がありますが、一般的にはハードSM、アナル、スカトロとされています。
ハードSMは縛りや吊るしなどを含むSM、アナルセックスは上記の通り、スカトロは糞尿を用いたジャンルです。
ちなみに、スカトロは最も慎重になるべきジャンルであり、NGを全て解禁しているキカタンでも手を出さないことが多いジャンルです。
スカトロには一定の愛好家がいるため、スカトロものに出演すればその層の支持を得られることになりますが、愛好家以外は一般的に嫌悪感を催すジャンルであるため、一部の愛好家の支持のためにその他のファンの支持を失う事にもなりえないからです。
このように、アナルセックス以外にもハードなプレイは色々なものがあります。
例えば、上記の「縛り」というのは、「緊縛もの」とよばれるプレイです。
AV業界には「景気が良くなると緊縛ものが流行る」というジンクスがあり、真偽はさておき2015年ごろから緊縛ものの需要が急速に高まっているようです。
緊縛ものでは、荒縄に縛られてセックスをすることになるため、一見非常にハードなプレイに見えるものです。
しかし、実際には縄師と呼ばれるプロの手で縛ってもらうため、痛くないように縛ってもらうことができます。
また、プロはAV女優の体が映えるように綺麗に縛る技術を持っているため、女優にとってはおいしい仕事となります。
ただし、緊縛ものは場合によってはかなりハードなものとなります。
それは吊るしを伴う場合です。
緊縛した体をつるし上げて色々な行為を行っていくのですが、特につらいのはイラマチオをした時です。
通常のプレイならば体の自由が利くため、苦しくなってもいくらか調節することができます。
しかし、緊縛してつるされた状態では全く体の自由が利かないため、イラマチオをされて苦しくなっても逃れることができず、非常に苦しい撮影になるようです。
このほかに意外とNGにされることが多いのがレズものです。
レズビアンではない女性にとっては女性とのセックスは不快感を伴うものであり、生理的にどうしても受け付けないというAV女優は多いのです。
また、生理的にはどうにか大丈夫という場合でも、女の子を相手にリードする“タチ”役を演じなければならない時などはどうしてよいかわからない場合も多く、またペニスバンドをつけて相手の女優に挿入する際には腰を振ることになれていないため、非常に疲れる撮影となります。
そして、中出しも解禁されにくいNGの一つです。
最近でこそ中出しに挑戦するAV女優が多くなっていますが、一昔前までは中出しを解禁したときには大きな話題になったものです。
しかし、中出しがそれほど特異なプレイではなくなりつつある今、キカタンとして活躍するためにはいつまでも中出しをNGとしておくことはできないでしょう。
実際、上原亜衣は早い段階で中出しに挑戦しており、それ以降は中出しが当たり前になった結果、出演作の9割以上は中出しとなっています。
AVの中出しは多くの場合本当に中出しをしています。
卵白とコンデンスミルクで作った疑似精子を膣内に注入する疑似中出しという手法もありますが、最近では疑似中出しは少なくなっています。
もちろん、中出しものの撮影をする際には撮影日に合わせてきちんとピルを飲んで撮影に挑むため、妊娠する心配はありません。
また、AV男優もAV女優も性病検査をして、診断書を確認してから撮影が行われるため、性病の心配もありません。
ちなみに、AVでは中出しをして男優がペニスを抜いた後、アソコをアップで映して精液が膣内から垂れてくるシーンを必ず納めます。
中出しを経験したことがある人は、中出しをしてもあのように綺麗に垂れてくることはないため、疑似精子を垂らしているのだろうと思うかも知れません。
しかし、この描写は男優が射精の瞬間に膣の入り口付近に射精しているからこそ垂れてくるようになっているのです。
ついでに言えば、中出しを伴うハードな撮影に「連続中出し」があります。中には100人の男性と中出しをするなどというとんでもないハードな作品もあります。
なにがハードかと言えば、中出しを何度もされるという内容もさることながら、100人の男性と連続でセックスをしなければならないという事です。
このような撮影ではプロの男優を100人集めるわけにはいかないため、素人を募集して撮影することが通例ですが、素人はプロの男優とは違ってAV女優とやりたい一心でピストンするため、AV女優の膣は激しく責められることになります。
そうなると、普通の耐久度であれば痛くてとても続けられなくなってしまうのです。
この撮影が許されるAV女優は鉄マン(鉄のような陰部)の持ち主だけであり、それを持っていることは非常に大きな長所となります。
キカタンになると、そのようなハードな撮影もこなしていくことになりますが、これら以上にキツい撮影もあります。
経験したAV女優たちが口をそろえて「今までで一番きつかった」という撮影と言えば、それは黒人ものAVです。
これはその名の通り、黒人男性とセックスをするというAVです。
黒人ものAVの見どころは、黒人の巨大なイチモツにAV女優が責められるところです。
中には30センチもあるペニスの持ち主もおり、太さが女性の腕くらいということもあります。
日本人の平均的なペニスとは比べ物にならない大きさです。
そのようなペニスを相手にするとなれば、前戯の際にフェラチオをしようとしても加えることはできません。
しかし外国人男性は日本人男性に比べて乱暴なドSの人が多い傾向があり、AV女優の頭を抑えて喉の奥まで加えさせようとするため、AV女優は非常にキツい思いをすることになります。
挿入するにしても普段の撮影とは比べ物にならないほど苦しいものです。
おしりをたたく「スパンキング」と言われる行為も頻繁に行われるため、AV女優達はうんざりしてしまいます。
黒人といえば、アフリカの原住民とセックスをするというAVもあります。
「野生の王国」などの撮影がそれに当たりますが、これはAV経験がある黒人が原住民に扮して出演しているのだと噂されることもありますが、実際にアフリカで本物の原住民とセックスをしています。
現地にはホテルがないためテントでキャンプをすることになるのですが、園にはライオンやトラやキリンといった野生動物がいるため、一歩間違えれば大事故にもなりかねない撮影となります。
シャワーなどの設備もないため、撮影前は井戸で体を洗い、セックスは全て野外セックスとなります。
AV以外の仕事
キカタンとして知名度を得たAV女優は、やがてAV以外の仕事もこなしていくことになります。
AV女優にアイドル的なイメージを抱いて自分もそうなりたいと考えAV女優を目指す女性たちが目指すところはここでしょう。
バラエティ番組や歌手活動や映画出演などといった色々な活動が待っています。
例えば、「おねがいマスカット」というバラエティ番組はAV女優を多数起用して人気を博しましたし、そのバラエティ番組から派生して結成された「恵比寿マスカッツ」は歌って踊ってまさにアイドルのような活動をすることになります。
このほか脱がないグラビアの仕事もあります。
グラビアもAVも性的魅力を売りにするという意味では同じですが、訴求する媒体はグラビアは写真でありAVは映像であることから、大きく異なる活動となります。
グラビアでも実績を残すためには、カメラマンがシャッターを切る瞬間に全てを凝縮する必要があります。
腰の入れ方や足の位置といったポージングにはこだわらなければなりませんし、表情も目の開き方その他を非常に工夫することが求められます。
グラビアの仕事が入れば、勉強熱心なAV女優はグラビアの研究もしなければなりません。
グラビアでの経験はAVのパッケージ撮影の際に役立つため、実力の一部になります。
もちろん、有名になってバラエティや映画などに活動範囲を広げてからも、撮影会などのファンイベントは続きます。
AV女優はファンがAVを買ってくれるからこそ活動を続けられるものであり、有名になってからもファンイベントに手を抜くことはできません。
精力的なAV女優になるとファンとオフ会を開いてバーベキューをしたりもしています。
AV女優は夢のある仕事になりました。
社会から疎外されることは少なくなっていますし、それだけにAV以外の仕事も増えてきています。
これまでも飯島愛や及川奈央といったAV女優がAV引退後にタレントに転身することがありましたが、AV女優の社会的地位が低すぎたために容易なことではありませんでした。
しかし、今後はそのような道は急速に開かれていくことでしょう。
そのような活動をしていくにあたっては圧倒的支持を得る必要があり、大人気の単体女優かキカタンにならなければなりません。
単体女優になれるのはほんの一握りの女性だけであり、ほとんどの女性は企画女優からやっていくことになるでしょう。
そうなればキカタンとして活躍していく道を模索するのが現実的です。
この記事で書いたようにキカタンは辛い撮影もたくさんこなして行かなければなりませんが、それによって単体女優以上に大きな人気やお金を得ることもできます。
もしこの記事を読んだあなたがAV女優になって成功したいと思っているならば、キカタンとしてバリバリ働くことを見据えておくのが良いでしょう。