普段は見ることのできない、AV女優の給料明細をのぞき見る
AV女優の給料明細はどうなっているのか?実際はどれくらい稼いでいるのか?
普段は見ることのできない給料明細をのぞいてみました。
テレビ番組で取り上げられているAV女優の給料
普段はあまり語られることがない、しかしなんとなく気になるあの職業の給料・・・実際のところどれくらい稼いでるの!?
ということがテーマの人気テレビ番組「給与明細2」で、AV女優を取り上げている回を発見しました。
この番組が好きと言うこともあり見てみたのですが、給与明細を通じて、業界のリアルな部分が見えてきました。
この回では、女子大生、キャバクラ嬢、バレリーナをしながらAV女優をしているという3通りの女性を取り上げていました。
なぜ彼女たちがAV女優になろうと思ったのか?ということも含めた番組構成になっています。
立花はるみの場合
出典:http://www.dmm.co.jp/
1人目として登場したのは立花はるみです。
立花はるみは2014年2月に単体女優としてデビューしたAV女優であり、AV女優をしながら現役女子大性をしています。
当初はプロフィールを隠していたのですが、顔からAV女優をしているのがバレたことで、今は現役女子大生であることを公開しています。
調査員である芸人・ハライチの岩井勇気が部屋に入ってみると、1Kの部屋に住んでおり、なんとなく女子大生の一人暮らしの部屋という感じがします。
彼女がAVの世界に身を投じたきっかけはスカウトです。
買物中に声をかけられ、当初はAVには抵抗はあると話をしたところグラビアに誘われました。
もともとやりたいことはやってみようという性格である立花はるみは、「嫌だったらやめればいいか」と思ってグラビアに挑戦することにします。
グラビアとはいっても露出の多いセクシー路線のグラビアでしたが、撮影は楽しいと思えました。
その時に事務所の人から「AVも1回やってみてからいやだったら辞めてもいいから挑戦してみないか」と言われ、それならという気持ちで出演を決意しました。
すると、好条件でメーカーと専属契約を結ぶことができたという何ともラッキーな事例です。
仕事に関してですが、まずは撮影会のシーン。
人気女優になると集客が望めるため、撮影会なども行われます。
たとえば、水着コスプレの団体撮影会は定員20名で、1部は90分で参加料が7000円、2部は60分で参加料5000円となっています。
次に撮影ですが、単体女優は一つのメーカーの作品に対して月1本のペースで撮影することになります。
流れはパッケージ撮影の後に本番を撮影。朝9:30にスタジオに入り、撮影が終わったのは深夜1:00でした。
翌日は午前中から大学の講義、現役女子大生の生活は大変です。
単体女優の給料は下記の企画単体女優とは別格です。
給料は180万円でした。
AVが1現場で160万円、その他取材や撮影会が約20万円となっています。
みおり舞の場合
出典:http://www.dmm.co.jp/
2人目は、企画単体女優として2012年にデビューしたみおり舞です。
家賃15万円で2DKのおしゃれな部屋に住んでいました。
部屋にはバレエ雑誌があり、元々プロバレエダンサーだったという異色の経歴が公開されたことが印象深かったです。
番組の中でも、バレエ衣装に着替えてもらい、バレエを披露していました。
ではプロのバレリーナだった彼女がなぜAV女優になったのでしょうか。
彼女がAV女優になったきっかけは、もっと自分を表現する場がほしかったことと、その表現が認められた証拠としてちゃんとお金ももらえる仕事がしたいという気持ちからです。
最初はバレエ武者修行のために海外でバレエ修行をしたのですが、その際に海外では性がアートとして認められている文化に触れることとなりました。
これぞ自分が求めていたものだと気付いたみおり舞は、自分を表現できる場としてAVを選んだのです。
この他にも、カメラがたくさんある場所で自分をアピールでき、作品として残すことができ、有名になれば色々とプロデュースできる可能性もあると言うことにも魅力を感じたそうです。
その日の撮影は朝6:00に自宅を出発し、帰宅したのは翌朝6:00であり、一睡もせずにぶっ通しで撮影をこなしたそうです。
そして3時間後の9:00にはまた仕事に行かなければならないという仕事ぶりであり、これが人気企画単体女優の辛いところです。
この大変な仕事ぶりで給料はいくらなのでしょうか。
給与明細の5月は62万3250円となっており、6月は48万6900円。
内訳は、5月はAV出演が6現場で約50万円、その他取材や撮影会などが約10万円であり、6月はAV撮影が4現場で約40万円、その他取材や撮影会等で約10万円となっています。
6月が平均的な給料だそうです。
芹野莉奈の場合
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3人目は芹野莉奈です。
彼女は2012年に企画単体女優としてデビューしています。
AV女優になる前はキャバクラ嬢をしていた彼女は、それなりの成績を残し、ナンバーワンになったこともあり、最高で月収200万円を記録したこともあるそうです。
なぜキャバクラからAVに行った理由は、特に理由もなく「ノリと勢い」だったそうです。
そのため、スカウトでもなく自分で面接に行っています。
ある日の撮影は、人妻もの、企画もの、レズと複数の作品をこなしていました。
朝8:00にスタジオ入りし、全ての撮影が終わったのが深夜1:00でした。
気になる給料は67万3425円。
AV出演が7現場ですから、1現場の平均は約10万円と言うことになります。
まとめ
立花はるみの場合は180万円の給料となっていますが、これは単体女優としては非常によい給料でしょう。
月収100万円程度の単体女優もおり、立花はるみのような人気単体女優になるとこのくらいの稼ぎを得ることができます。
みおり舞と芹野莉奈の場合は、企画単体女優として平均的な給料であり、おおむね50万円くらいでしょう。
ただし、超人気の企画単体女優になると月に20現場ほどこなすこともあり、そうなると給料は200万円、300万円などの高額を手にすることもあります。
ちなみに、この番組では取り上げられなかった企画女優ですが、企画女優になると給料はぐっと下がります。
専属で出演の機会がそこそこ得られている企画女優でもよくて30万円程度です。
副業として企画女優をしている女性に至っては毎月少しだけ出演して10~15万円程度を稼いでいると言うケースもよく見られます。