日本のAV女優は海外で大人気!英語ができれば仕事の幅も広がる!
日本人と言うだけで海外でめちゃめちゃモテてひっぱりだこのAV女優!
さらに、英語ができれば仕事の幅はより広がることでしょう。
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まりかというポルノスター
出典:http://www.dmm.co.jp
まりかは2007年に過激着エロDVDでグラビアデビューし、2009年にAVへ転身、そして2012年にはアメリカにわたってポルノスターになった女優です。
彼女は日本人初のペントハウスペットの称号を獲得し、2014年1月にはポルノ業界のオスカー賞とも呼ばれているAVNアワードではレッドカーペットを歩きました。
ちなみにペントハウスペットとは、アメリカの男性誌「ペントハウス」のセンターグラビアを飾る月間MVPのような存在のことです。
彼女を見てみると、アメリカのポルノ業界の事が良くわかります。
日本人と言うだけでめちゃめちゃモテてひっぱりだこです。
しかも欧米はアダルトへの偏見が少なく、引退後も現役時代の活躍次第ではハリウッド女優やラスベガスのショーの主演など、日本に比べて華々しい未来が待っている可能性が高いのです。
ならばなぜ海外進出する女優があまりいないのか、それは日本のギャラが一番高い事の他にも、やはり英語の壁があるからでしょう。
まりかは英語がそれほどうまくなくとも成功できているので、英語ができれば仕事の幅はより広がることでしょう。
海外のポルノ業界と日本のAV業界では仕組みが根底から違います。
その違いを見ていきましょう。
性病検査がある
アメリカではポルノスターになるにあたって、2週間に1回の検査が義務付けられています。
検査費用は1回175ドルで、性病検査は完全に自費なので、毎月日本円にして4万円強(現在のレートでは)の出費があることになります。
日本ならば検査をした後、メーカーに領収書を渡せば払ってくれるため、そこが大きな違いと言えます。
まりかはアメリカで免許を持っていなかった頃には、性病検査の日になると友達に送迎してもらって検査を受けていたそうです。
つまり、アメリカでポルノスターをやるには、基本毎月4万円は稼がないと赤字になってしまいます。
しかも日本のように1回当たりの撮影料が高くもないため、しっかりと稼がないとマイナスになってしまいます。
日本人だからと優遇されない
日本人は大人気、しかも外人なのだから周囲が優しく何でも教えてくれるだろう、というのは、「外人には優しく」というような日本人独特の感性なのでしょう。
性病検査の事にしろ、アメリカのポルノスターたちはそれらのシステムを「それが当たり前」として受けています。
なので、まりかにも最初はわざわざ教えてくれることがなかったそうです。
アメリカのポルノスター仲間からいわせれば、
「まりかは英語はあまりしゃべれないけど、別に日本でもAVやっていたんだから他のことは知ってるでしょ?」というような感じだそうです。
そのため、まりかもいろんな人からの誘いには積極的に応じて、知らない単語が出てきたらすぐに「なにそれ?」と聞いてアメリカのシステムを学びとったそうです。
海外で活躍していくためには、このような向上心も求められることでしょうし、まりかはそういったことを通して英語も学んでいったことでしょう。
アメリカじゃ稼ぐも稼がないも自分次第
まりかはあるとき、あることに「おかしい!」と感じるようになってきました。
それは、ポルノの現場にほとんど入っておらず、なかば引退しているような女優が1ヶ月でBMWを何台も買い変えていたり、豪邸を買っていたりすることを見て、
「なんで皆そんなにお金を持っているのだろうか?」と思い始めたのです。
出演料自体は日本よりもアメリカのほうがやすいのにおかしい・・・
そこで、まりかはそのようなポルノスターたちのツイッターをみて調査をしてみました。
その結果わかったことが「アメリカじゃ稼ぐも稼がないも自分次第」と言うことです。
アメリカと日本の決定的な違い
日本のAV女優たちは、プロダクションに所属し、AVに出演したい場合にはメーカー面接をいくつも受けて出演オファーを勝ち取っていきます。
グラビアに出演したいならば出版社を探してオファーを受けます。
これらのことは、全てプロダクションが囲ってくれている状態で行われることです。
しかし、アメリカでは自分でエージェントを雇って仕事を紹介してもらいます。
しかしエージェントは撮影現場を紹介してくれるだけで、それ以外の仕事をしたいと思ったら全て自分で探さなければなりません。
雑誌のインタビューでさえも自分で探さなければならなおのです。
ちなみに、エージェントに対しては撮影から得られた収入のうち、契約で定めたパーセンテージを手数料として支払うこととなります。
とにかく媒体を自分で見つけてこなければなりません。
小さなものであれば、日本で言う「○○ちゃんが現場で履いたパンティーをプレゼント」というようなオークションや視聴者プレゼントの手配も全て自分で行います。
具体的には、オークションならばその際とに自分がポルノスターであることの証明書を提出して、登録できたら私書箱を作ります。
というのも、これらのことはエージェントの仕事ではないから自分でやらなければならないのです。
その後はお客さんがクレジットカードで払いたいという場合に備えてPayPalの手続きもし、そこで初めてオークションの仕事ができるようになります。
日本ならばサインさえすればオークションに出品してもらえて、自分は直接手を加えないというのとは大違いです。
しかし、それだけの苦労をするからこそ「稼ぐも稼がないも自分次第」なのです。
日本であればオークションの落札額が全て自分に入ってくるかどうかはプロダクションによります。
しかし、アメリカではプロダクションを通さないためギャラは全部自分のものになります。
登録さえしてしまえば物でなくとも、例えばファン用のスカイプアドレスで「30分○ドル」といった形でチャットする権利を売ることもできるのです。
自分のグッズも売れる
そのようなシステムだからこそ、人気のあるポルノスターになるとデザイナーを雇って自分のグッズを作って売ります。
写真、ショッピングバッグ、マウスパッドなど、アダルトグッズではなく一般的なものを売っているというのですから驚きです。
むしろ、エロいグッズではなく一般的なものが標準的なグッズなのだそうです。
自分の写真でTシャツを作ったりしているポルノスターもいます。
興味のある人は、ジェシーアンドリューズというポルノスターのオフィシャルサイトを見てみるとよいでしょう。
自分のCDをiTunesストアで変えたり、アクセサリーも売っていたりします。
このように、日本とは仕組みが大きく違うのがアメリカのポルノ業界なのです。
フィーチャーダンスもいい稼ぎに
まりかは、最近撮影以外で経験した大きな仕事として、フィーチャーダンスを挙げています。
フィーチャーダンスとは、日本で言うとストリップになるのですが、日本のストリップのようなアングラ感はなく、バーレスクのショーのような感じです。
普段は普通のダンサーたちが踊るナイトクラブで、スペシャルゲストとしてポルノスターまりかが出演すると言うものです。
そのときはアジア人のモデルばかり集めたストリップのイベントだったのですが、まりかを呼ぶアナウンスが流れると1曲5分くらい踊るのです。
これが1晩に3回行われ、踊っている時にはステージにものすごい量のチップが投げられ、1回踊っただけで日本円にして10万円くらいの収入になります。
また、出番以外は暇であるため、その時には客席を歩いてファンの人たちとラップダンスを踊ります。
ラップダンスとは、お客さんの膝の上に乗って腰を振って踊ることです。
イメージとしては日本のオッパブのショータイムのようなものです。
アメリカのラップダンスでは法律で触ってはいけないと定められているため、セクシーに踊るだけです。
まりかはペントハウスペットでもあるので、1曲で80ドル以上もらえるそうです。
一晩でショーが3回、それにチップが貰えて、暇な時間にはラップダンスで稼ぐ・・・これを金曜から日曜の3日間行います。
具体的な金額は語られていませんが、その3日間だけでもそうとうな稼ぎになることでしょう。
そのフィーチャーダンスの常連ゲストになると自分でグッズを売るブースを出して、稼いでいるポルノスターもいます。
アメリカにはVTRにはVTRのエージェントがあって、ダンスにはダンスのエージェントがあります。
フィーチャーダンスは上記の通りかなりの稼ぎをもたらします。
ポルノスターにとってはメインに近い稼ぎ方でもあるため、自宅にポールダンスやスタジオを作って練習しているポルノスターもたくさんいるほどです。
そして、もし次の週末にどこそこのクラブに出演すると決まれば、自分でホテルや飛行機の手配をします。
そして、グッズを売るためにボディーガードも雇うのです、これらの手配は全て自分でやり、必要に応じてドライバーなども雇います。
昼間の空き時間には・・・
しかし、クラブは夜の仕事ですから、昼間には空いている時間があります。
そんな時には、大きいDVD屋で「近くに言ってクラブの営業があるんですけど、昼間はスケジュールが空いているのでそちらのお店でサイン会をしませんか?」
というように自分のサイン会の営業を行います。
サイン会でも店舗のものが売れたらチャージバックという仕組みでギャラが入ります。
または、自分のDVDをメーカーに頼んで卸し、それをクルマの荷台に積んで営業することもあるそうです。
つまり、アメリカではパフォーマンス、営業、マネージメントも全て自分で行わなければならないのです。
この他にも稼ぎ方は色々
このほかにも、超有名になるとバチェラーパーティーに名前を出すこともあります。
つまり、「ポルノスターの○○がバチェラーパーティを開きます」というような感じで、場前を貸すだけで商売になるという塩梅です。
監督業をしているポルノスターもいれば、家を建てた人ではそこをスタジオとして貸し出しているポルノスターも多いといいます。
まりかは30歳になりますが、その年で女優業しかやっていない女性は珍しいほどです。
日本のAV女優は「撮影以外は暇」という女性も多いものですが、アメリカのポルノスターにはそのような女性はまずいません。
普段はみんな真面目に働き、派手にパーティをする時には徹底的に盛り上がると言うスタイルです。
稼げない女性は細かいことを積み重ねていないからこそ稼げないのだと見なされ、
「あの子は人気がない」ではなく「あのこは怠け者だから稼げていない」というように怠け者扱いされるそうです。