高学歴な女性がAV女優になってしまう理由とは?
最近のAV女優を見ていると、目を疑うような宣伝を見かけることがあります。
有名大学に通う高学歴な女性がAV女優をしていると言うことがあるのです。
一般的に考えると、高学歴な女性は良家の娘というイメージが強く、AVとは無縁に感じられます。
では、なぜ高学歴な彼女たちがAVに出演するようになったのでしょうか。
高学歴なAV女優が急増
高学歴AV女優誕生の大きな理由は、AVが稼げるからです。
高学歴な女性には向学心が強い女性が多いものですが、そんな彼女たちが生活費を稼ぎながら学業に努めようと思った時、普通のアルバイトでは稼ぎが不十分であり、十分な額を稼ごうと思ったら学業がおろそかになります。
だからこそ、学業との両立のためにAVが仕事として選ばれるようになるのです。
不景気が背景にある
このことの背景には長引く不景気があります。
不景気によって親の平均世帯年収は下落の一途をたどっています。
文部科学省の学生生活調査によると親からの仕送りのみで生活が成り立ち学業に専念できる学生はわずか32%であり、それ以外の学生で親元を離れている人は、何らかのアルバイトをすることによって生活費やその他一切の費用を賄う必要があることが明らかになっているのです。
また、親から仕送りがあったとしても、それだけでは不十分と言うことも少なくありません。
平均の仕送り額は家賃程度であり、食費、光熱費、携帯代、被服費、遊興費などを考えると10万円以上の収入がなければ学生生活を送ることができません。
現実的に考えてみると、もし毎月13万円のお金が最低限必要となった場合、時給800円のアルバイトに就いたならばどうでしょうか。
週に5日、1日当たり5時間のアルバイトを行っても、毎月の収入は10万円には届きません。
これでは生活が成り立たないため、別のアルバイトで補うことになりますが、そうなると学業とかけもちのバイトで学生生活は破綻します。
睡眠時間の確保も難しく、そのような状態で学業にいそしめるわけがないのです。
しかし、高学歴な女性ほど向学心の強さから学業には手を抜きたくない気持ちが強く、なんとか学業を成り立たせられるアルバイトはないものかと、インターネットなどで高収入のアルバイトを探すこととなります。
すると、検索結果にはキャバクラ、風俗嬢、AV女優などがヒットします。
AVプロダクションの求人広告に対しては、メール一つで応募が可能です。
最近ではAV女優に自ら志願する女性が非常に多く、供給過剰の状態となっています。
もはや貧困のセーフティネットとしては機能していません。
プロダクションに所属するというスタート地点に立つことさえ難しく、貯金ができるほどの金額を稼げるAV女優は30人に1人と言われています。
このように厳しい競争のなかでは、ルックスやスタイルがいいのは当たり前で、その他の要素が求められることとなります。
そのとき、高学歴というのは良い宣伝文句になるため採用されやすく、難関大学の現役女子大生ならば比較的競争に勝ちやすくなります。
実際、一説によればプロダクションによっては所属するAV女優の8割以上が6大学やMARCHなどに通う現役女子大生と言うこともあるそうです。
時間的拘束が短くて大きく稼げるAV女優は勉強する学生にとって高効率
キャバクラや風俗は一定時間拘束されます。
対しAV女優は、1回いくらです。
どちらが効率よいかといえば、断然「AV女優」です。
キャバクラはたくさんの女子大生が勤務しておりますが、
深夜まで仕事しなくてはならないキャバクラは、学業にとってマイナスです。
勉強とバイトをうまく両立させるためには、AV女優というバイトはベストな選択ではあります。
高学歴で聡明な人ほど、効率よく稼いで効率よく勉強しているのです。
もちろんこれは、性に対してオープンになっている現代だからこそ、最近の女性はAVでも良いと考えています。
リアルな声
関東の国立大学に通いながらAV女優をしているAさんという人がいます。
彼女は実家から毎月8万円の仕送りがあるものの、それだけでは家賃と光熱費を支払うだけでもうなくなってしまうため、AV女優になることを決めました。
企画女優としてバイト感覚で週末だけ撮影を行い、毎月30万円くらい稼いでいるといいます。
彼女の話によると、国立大学に通う女子生徒の多くは地方出身の女性であり、仕送りは不十分でアルバイトをして生活をしているものの、学業と両立するのが難しいため多くの女子生徒が風俗で働いているといいます。
そして、AさんのようにAVに出演している女性もいます。
高学歴を活かしたアルバイトとしては塾講師や家庭教師がありますが、これらの職業は確かに時給はいいのですが、働ける時間が短いために十分な額を稼ぐことができません。
したがって、十分な額を稼ぐためにはAV女優など性風俗産業でバイトをすることになります。
このような職業に就いても、ちゃんと勉強して卒業したい気持ちが強いため耐えられるのです。
ここに女性のしたたかさが垣間見えますが、このような女子大生が最近は非常に多いのです。
ただ、この流れが大きくなれば、高学歴なAV女優がそれほど珍しくない時代が来るかもしれません。
そんなとき、その付加価値を持たない女性がAV女優になろうとすれば、苦戦を強いられることになるでしょうし、AV女優に求められる条件は一層ハイスペックになるかもしれません。