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「女性が見るAV」が人気急上昇のワケ

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女性向けAV

女性が見るAVが流行っています。男性向けのAVとは明らかに違った特徴がありますので、その違いを説明いたします。

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女性向けの「官能」が注目される時代

女性向けAV

AVといえば、普通男が見るものであるという感覚があるかもしれません。

しかし、最近は女性向けAVというものの人気が急上昇しています。

男性と女性では価値感が違うもので、それは恋愛やセックスにもよく現れているため、男性向けAVと女性向けAVでは様々な違いがみられます。

ここでは、なぜ最近になって女性向けAVの人気が上昇してきたのか、考察してみたいと思います。

官能の世界が女性向けに発信されるようになってきたのは、AVだけのことではありません。

最近は、女性をターゲットにした様々な媒体、例えば、

雑誌のananではSEX特集が組まれることもありますし、

出版社では女性向けの官能小説が人気を集めていますし、

アダルトグッズメーカーの女子社員が女性向けグッズを開発したりしています。

男性向けAVと女性向けAVの違い

女性向けAV違い

さて、ではこれらの官能は男性向けとどのような違いがあるのでしょうか。

まずAVですが、女性向けAVを見てみると、男性向けAVとは明らかな違いがありました。

これは女性向け官能小説にもよく見られることなのですが、セックスに至るまでのストーリーがかなり濃く描かれていると言うことです。

男性ならば、ドラマものAVでもセックスに至るまでのストーリーの部分は飛ばして、すぐにお目当てのセックスシーンを見たりするため、それほどストーリーが求められません。

しかし、女性向けでは例えば出会いのエピソードや、お互いの戸惑いなどのストーリーが詳しく描かれているのです。

これは、男性は理想家で女性は現実家であるという価値観の違いの現れでしょう。

理想家である男性は、現実的ではないストーリー展開や半ば強引な描写であろうとも、その後のセックスシーンが大切なのでストーリーはそれほど気にしていません。

しかし、女性は現実家であるため、セックスに至るためのストーリーにも現実味が必要であり、現実味を持たせるためにもストーリーを細かく描くようになっているのです。

そして、SEXの内容を見ても、細かく描かれています。

男性向けAVのような強引なプレイ展開はなく、女性が躊躇しているときに褒めて安心させたり、無理強いしないようにゆっくりとプレイ展開をしていく雰囲気があります。

男性が女性を大切にしている様子がうかがえる構成になっているのです。

やはり、起用されるAV男優にはイケメンが多かった!

女性向けAVイケメン

次に見られる顕著な差は、男性のルックスです。

男性向けAVでは気持ち悪い、小汚いオジサンがAV男優をしていることもよくあるのですが、女性向けAVではまずあり得ないことです。

女性向け官能小説では誰もが憧れるような容姿の男性が描かれ、AVでは肉食系の黒マッチョな男性ではなく、細身でさわやかで、可愛い顔立ちをしているイケメンが起用されています。

ちなみに、女性向けAVで人気のAV男優のことは「エロメン」と呼ばれており、一徹や月野帯人が有名です。

また、SEXの技術にもリアリティを求めているせいか、熟練した感じはありません。

男性向けAVと比べると、非常にソフトな描写となっています。

男性向けAVでは、女性が過度に積極的になって淫語を連発したり、熟練のテクニックで男優をイカせまくったり、またはその逆で加藤鷹のゴールドフィンガーに代表されるように女優がイカされまくったりします。

しかし、女性はこのような卓越した技術を見ると興奮するどころか引いてしまう人も少なくありません。

そのため、女性向けAVではそのような熟練感を押しだすことはなく、あくまで恋人同士で普通に行われるような会話やセックスの範囲で映像を作り出しており、リアリティを持って楽しめる内容となっています。

女性向け官能小説で使われるセリフは、どことなく少女漫画で出てくるようなセリフが多用されていますが、女性向けAVで使われることはありません。

これは生身の人間が行ってしまうと違和感だらけのような臭いセリフでリアリティがなくなってしまうので、当然と言えば当然です。

実際に観賞してみた!

さて、女性向けAVにはどのようなものがあるのか見ていきましょう。実際に、SOD傘下のSILK LABOのAVを3本借りてみてみました。

東京恋愛模様

東京恋愛模様
出典:http://www.dmm.co.jp/

この作品では、4組の男女のカップルの恋愛模様が内容となっていました。

簡単にいえば、カップルがイチャイチャしているような内容で構成されており、エッチも愛がある内容になっています。

また、女性は彼氏ができたら同棲したいと思う人が多いためか、4組のカップルは全部同棲している設定になっていました。

4組のカップルのそれぞれの恋愛模様を描くために、4組のカップルにはそれぞれ異なる設定が設けられているのが面白かったです。

描きだされる場面もそれぞれ違うものでした。


東京恋愛模様
出典:http://www.dmm.co.jp/

1組目のカップルは「休日出勤した午後13:00」の描写です。

彼女はキャリアウーマンで休日出勤し、午後に帰ってくるとそれを休日の彼氏が迎えます。

お風呂に入ったりイチャイチャするのですが、キャリアウーマンらしく女性もなかなか積極的。

45分の作品ですが、半分近くはイチャイチャする場面でした。

また、全編を通してキレイな音楽のBGMが流れていました。


東京恋愛模様
出典:http://www.dmm.co.jp/

2組目は「久しぶりの休日11:00」という設定。

カップルが朝起きて、その日はデートを予定していたため楽しそうに準備をするのですが、イチャイチャしながらデートの準備をしていると、それが次第にエスカレートしてきて結局デートにはいかずにエッチをするというものです。

これもヒーリング系のBGMが終始流れており、いいムードを演出しています。


東京恋愛模様
出典:http://www.dmm.co.jp/

3組目は「年上の彼氏と彼女の場合」という設定です。

昼デートを終えて帰ってきたカップルが一緒に料理をし、食べ終わったらエッチに流れるという良くある流れです。

テーブルの上でセックスをしているあたりが、女性向けAVとしては多少ハードな内容になっているのが分かります。

ヒーリング系のBGMも流れておらず、激しめのセックスを求めている女性向けの作品も含んでおくという意図が窺えます。


東京恋愛模様
出典:http://www.dmm.co.jp/

4組目は「二人の夜景23:00」という設定。

彼女の誕生日デートをして夜景を見た帰り、バースデーケーキを食べてプロポーズをするという話なのですが、女性の理想が詰まったような作品になっています。


この4カップルの営みを見て気付いたのは、まずどの部屋も女性が理想とするようなおしゃれな部屋ばかりで、キレイな感じです。

そしてイケメンな男優も大切な要素なので、行為中も隠れることなくしっかり映っています。

そして、男性向けAVではよくある女性の陰部のアップや潮吹きなどはなく、あくまで気持ちいいセックスで強引な感じもないため、女性が苦しそうな表情をすることもありません。

また、セックスは至ってノーマルな感じであり、バックや騎乗位もあるのですが、男性向けAVに比べれば少ないように感じます。

特典付き

女性向けAV特典

そのほか注目すべきは、女性向けAVには特典映像として女性にも役にたつ内容が移されていることでしょう。

この作品には、約20分間の女性向けのセックス講座がついていました。

ボディタッチの方法、女性らしい服の脱がされ方などが収録されています。

このほか、女性らしいセックスの進め方に具体的なアドバイスがされており、例えば、

「ディープキスの際には、彼から舌を入れてくるまでは自分からはやらない方が恥じらいが合っていい」

などのアドバイスがあります。

女性としてとても参考になる内容が詰まっています。

遠回りの恋

遠回りの恋
出典:http://www.silklabo.com/

この作品は、AVの王道とも言える生徒と教師のSEXをテーマにしたものです。

思えば、AVに限らずこのような禁断の恋はテーマになりやすいものです。

1時間の作品が2編収録されています。


遠回りの恋
出典:http://www.silklabo.com/

1編目は男性が先生、女性が生徒という役回りです。

ドラマ部分が20分近くもあるところが、女性向けAVらしかったです。

内容を要約すると、女子生徒は在学中に先生に告白してフラれているのですが、卒業後に間違いメールを装って再び先生に近づこうとするという、なんとも甘酸っぱい内容になっています。

最後はもう卒業したからいいでしょ、という感じで積極的に先生に迫っていき、さわやかな先生はその勢いに押されていきます。

また、この作品の女優は地味な雰囲気を持っているのですが、実はこのような女性こそ腹黒いものだとフムフムという感じで感情移入しながら見ることができました。

本来ならばリアリティに欠ける設定であるにもかかわらず、リアリティがあると言う不思議な作品でした。

セックスの内容はスローセックスで、コンドームを付ける描写もあるところが男性向けAVとは明らかに違うところでした。

また、男性向けAVではまず映されない後戯もしっかり映されていました。


遠回りの恋
出典:http://www.silklabo.com/

2編目は逆で、男優が生徒で女優が先生を演じます。

内容は、男子生徒が一度先生に告白するもののフラれてしまうのですが、男子生徒が先生になりたいから色々教えてほしいと頼んだところだんだん親密になっていき、ついには自分の家に招いたりとやや強引なストーリー展開だと感じました。

特徴的だったのは、かなりキスが多いと言うことです。

1編目よりも激しいセックスをしていますが、それでも男性向けAVに比べればそれほど激しい感じはしません。

今回はコンドームを付ける描写はないのですが、画面の端に開封されたコンドームの袋が映っていることから、男性がコンドームをつけていることが分かるようになっています。

最後は座位でフィニッシュすると言うもので、これも男性向けAVではほとんど見られないことです。

特典

遠回りの恋特典

特典映像では、SILK LABOが販売している、デリケートゾーンがいい香りになる石鹸の宣伝と、女性がデリケートゾーンをお風呂で洗う時の正しい洗い方を収録しています。

普段デリケートゾーンの正しい洗い方を学ぶ機会などほとんどの女性がないでしょうが、この特典映像を見ればキレイにケアできるようになります。

Good day, Good trip 一徹

一徹
出典:http://www.silklabo.com/

これは、女性向けAVでは有名なエロメンの一徹の単体作品です。

男性向けAVに特定の女優を主役にしたAVがあるように、女性向けAVでもイケメン男優を使った単体作品が作られているのです。

ちなみに、SILK LABOのレーベル内ではこの鈴木一徹という男優はかなり有名で、韓流スターのような風貌をしています。

内容はこれまで紹介した女性向けAVの特徴通り、普通の撮り方でラブラブな描写が多くなっています。

女性は女優に自分を重ねて、このイケメン男優とデートしているような感覚で観るのでしょう。

内容はこれと言って特徴がなく、普通のお泊りデートを撮影したような感じです。

結局女性向けAVは

女性向けAV

以上の作品を見て思ったのは、基本的にイチャイチャしていて、カップルとか相思相愛の間柄を手―目に描かれており、セフレのような描写はありません。

これは、女性はセフレよりもカップルと言う関係を求めるからなのでしょう。

次に、リアリティを出すためにドラマ部分が非常に長く、しっかりとしていることです。

そして映しだされる部屋は女性好みのおしゃれでキレイな部屋であり、セックスのほとんどは清潔感のあるベッドで行います。

男優は細マッチョのイケメンで、ハゲ・デブ・オジサン・不潔・キモいといった要素は皆無です。

これは、男性向けAVで気持ち悪い女性やデブの女性が使われないのと同じことでしょう。

セックスはスローセックスが多く、激しいセックスも男性向けAVに比べればまだマイルドです。

次に、女性の理想とするセックスがテーマとなっているため、対面座位などの体をくっつける体位が良く使われ、バックは少なく感じます。

フィニッシュは正常位、座位などが多い印象を受けました。

女性向けAVの撮影現場

女性向けAV

女性向けAVの撮影現場はどのようなものであり、作り手はどのような事を意識しながら作っているのでしょうか。

女性向けAVの撮影現場について調べてみました。

これは、上記3作品を制作したSOD傘下のSILK LABOです。

撮影現場は、リアリティを求めているためか普通のマンションの一室といった感じのセットを使っています。

そして出演する男優と女優は、イケメンと美人の二人組であり、都会のおしゃれなカップルという感じを受けます。

特徴は、この二人とも演技力がそこそこあると言うことです。

男性向けAVでは、肝心のSEXが撮影できれば大体の目標は達成できるため、演技力はそれほど求められません。

しかし、女性向けAVではリアリティが追求されるため、演技力は重要な要素になるのです。

このことから女性向けAVに出演している男優はただのイケメンではなく、演技の経験がある男優をスカウトすることも多いのだとか。

また、ある撮影現場のエピソードで印象的なものがあります。

それは、コンドームを着ける描写を撮影するところ、男優が特に何の意図もなく咳払いをしたところ、カットが入ったと言うものです。

男優が何か意識したわけではないのですが、「ちょっと感じが悪いね」と言うことで撮り直しとなったそうです。

女性から見て、少しでも印象が悪い部分はなくそうとしているようです。

この他、女性目線の作品を作るためにも、制作側には女性を入れて女性が深いにならないストーリー展開になるように工夫しています。

強引なセックスなど暴力的な描写は全くなく、避妊も必ず行い、不倫などもテーマになることはあまりありません。

また、モザイクに抵抗を持つ女性に配慮し、カメラワークによってできるだけモザイクの必要がない撮り方を工夫しています。

ちなみに、これら女性向けAVの主な顧客層は30~40代の主婦層を中心としています。

若い女性よりも、性生活が充実していない主婦たちが、ファンタジーとして女性向けAVを楽しんでいるといいます。

最近はエロメンが出演するイベントにはこれらの主婦層が押し掛けると言う現象が起きており、昼の時間をもてあましている主婦が韓流ドラマにハマって韓流スターを追いかけるように、エロメンのファンになっているそうです。

インターネットが普及したことで、ネット上でも作品のレンタルができるようになり、人の目を気にせずこれらのAVを楽しめるようになったこともブームの後押しをしています。

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