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顔バレぐらいでは負けない!肝っ玉がすわっている人妻女優の話

AV女優は、今でこそ世間からのイメージが向上しつつありますが、それでもまだ堂々と名乗りにくい職業であることに変わりはありません。

そのため、アルバイトとしてAV女優をしている多くのAV女優は親や友人に隠れてこっそりとAV女優をしているものです。

顔バレとは?

AV女優顔バレ

 

一般メディアにも露出するような人気AV女優ではもはや隠すことができないため、親や友人も知っている上で働いていることが多いです。

AV女優全体でみれば、やはり自分の仕事を隠して働いている女性は多いものです。

しかし、親をはじめとした身内にバレる危険はいつも潜んでいます。

出演しているAVを見られたり、AVが宣伝されている週刊誌を見たりすることによって、AV女優をしていることがばれてしまうことがあるのです。

もし女優が週刊誌などで紹介され、そこに顔が映ることでバレる、あるいは目線を入れて映っていても中身を見たり、または親しい人が目以外のパーツなどから顔を知ることを「顔バレ」といいます。

このようにして顔がバレると、親やなどにも知られる可能性も高まりますが、親に知られることは「親バレ」といいます。

顔バレによって旦那にばれた人妻女優

AV女優旦那バレ

2004年から2008年までAV女優として活動した松本亜璃沙は、引退後はAVネタや性的な問題などを取り上げた記事を書くライター・剣愛璃沙として活動しています。

活動を始めた時、剣さんはすでに結婚をしていました。

夫がギャンブルで作った借金が100万円、夫の低収入によって積もった借金が150万円の合計250万円の借金でした。

夫の低収入から考えると自己破産ぎりぎりの生活を強いられ、どうにかしなければならないと言うことでAV出演を決心したようです。

夫には、ノンアダルトのチャットレディのバイトをするということで了承をもらい、仕事を始めました。

借金を理由に単にお金稼ぎを目的として始めたのですが、この場合には現在多くのAV女優が望みとしている「有名になりたい」という動機や、好奇心が動機になっていないだけに、最初は乗り気がしなかったようです。

撮影も苦痛でしかなく、メーカー面接や監督面接もあまりうまくは行かなかったといいます。

しかしながら、優れたルックスやスタイルから仕事のオファーがたくさん舞い込むようになり、借金はわずか3ヶ月で完済することができました。

本来ならば借金返済のために始めたAV女優ですから、そのまま辞めてしまってもよさそうなものです。

しかし、ギャラが振り込まれた通帳を見るのが楽しみになり、また借金返済に充てるお金、生活費やローンに当てるお金、貯めるお金と管理することに快感を覚えるようになりました。

AV女優ギャラ

借金を返済してからは、ギャラのほとんどは預金になりました。

夫が美容師をしていたため、夫に店を持たせてあげたいという気持ちや、生きていく上で預金をすることで余裕を持ちたいという気持ちもあったとか。

お金を目的としてAV女優になった女性に特に多い傾向ですが、撮影=お金として割り切っている人も多いようです。

したがって、現場でも男優やスタッフに感情移入をすることはなく、撮影中も「この撮影でいくら稼げる」というように、常にお金のことを考えて仕事をしたといいます。

その徹底ぶりは、最初の半年間は現場でもほとんど口を利かないほどでした。

しかし、仕事が忙しくなればなるほど身内の人から不信感を抱かれるのは当然の流れで、剣さんの夫も徐々に不信感を抱くようになりました。

きっかけは子供を保育園に迎えに行った時のことです。

当時の剣さんは子供を保育園に預けていたため、迎えに行くために長時間働くことはできませんでした。

最長でも朝8時から夕方6時までしか預かってもらうことはできません。

迎えの時間を過ぎると保育園から電話がかかってきてお叱りを受けることになります。

したがって、普通の定時がある仕事をしている女性のように、夕方17時になるとスタジオを出るという仕事の仕方をしていました。

 

 

バレる兆し

AV女優バレ原因

しかし、撮影現場では何が起こるかわかりません。

いくらスタッフたちが現場で奮闘したところで、機材トラブルが起きたり、共演している女優の体調が悪くなることで休憩時間を設けたり、外での撮影のときに突然雨が降ったり、このようにアクシデントが起きると撮影が時間通りに進まなくなることもあります。

剣さんの現場でも何度かそのようなことがあり、17時にスタジオを出られないためにマネージャーに子供を迎えに行ってもらったり、ベビーシッターに頼んだり、ママ友に見てもらったりすることもありました。

そんな風にやりくりをしていたのですが、不自然であることに変わりはありません。

なぜ自分で保育園に迎えに行けないのかということがまず怪しいですし、貧しいはずなのにベビーシッターに預けるお金があるのも不自然です。

このことから、夫は怪しみ詮索するようになりました。

剣さんの方でも夫バレ対策は念入りに行っており、携帯履歴からばれないようにマネージャーとの連絡はメールではせずに電話でするようにし、通話履歴はすぐに消去するようにしていました。

足がついたのは通帳からです。

ギャラが通帳に振り込まれるのですが、元々銀行員であった剣さんは通帳記入をこまめに行っていました。

撮影のギャラは毎月3回あるのですが、そのたびにノンアダルトのチャットレディでは考えられないような金額のお金が振り込まれるのです。

通帳を隠しておけばよかったのでしょうが、振り込まれるお金をみるのがAVのやりがいと思っていた剣さんは、通帳に関しては無防備になっていたようです。

夫にばれたのは2005年の正月。

AV出演バレた

毎年の恒例で祖母や母、叔母なども一緒に母の姉の家に集まるのですが、剣さんも子供をつれてそちらへと出かけて2泊ほどしました。

それまでの毎年の正月は家計の悩みなどがぬぐえないまま正月を迎えていたため、心から楽しめなかったのですが、その正月はお金もあるため非常に楽しい正月を過ごしました。

泊まりに行った後は夫に迎えに来てもらうのが通例であるため、その時も剣さんは迎えの電話をしたのですが、そのときの夫の口調は異常に機嫌が悪いものでした。

ドキッとして「もしかしたらばれたかもしれない・・・」と不安を抱えながら迎えを待ち、迎えに来た夫の顔を見た時にばれた事を確信したそうです。

楽しかった気持ちも吹っ飛び、帰りの車では母や妹も同乗していたため何事もなかったのですが、 気まずさは尋常ではありません。

メディアへの掲載の範囲は狭くしており、携帯の対策も完璧なはず・・・帰りの車では運転の荒さが夫の気持ちを代弁するかのようでした。

そして深夜に自宅につき、子供たちも疲れて寝てしまいます。

その後、心配していた通り夫婦の会議が始まります。

夫がまず取りだしたのは、週刊現代の広告ページでした。

そしていきなり「AVに出てるだろう」と言いながら雑誌を置いたそうです。

剣さんはその数日前、週刊現代の取材を受けたのです。

週刊現代といえば講談社から出ている有名な雑誌で発行部数も多く、AVに興味がなくともなんとなく手に取る男性も多い雑誌です。

そしてAVの宣伝広告ページを見せられ、1ページのうちに30タイトルくらいあるうちの一つに剣さんの作品があったのです。

顔バレ対策のために掲載されているパッケージ写真には目線が入っていたのですが、夫から見ると一目瞭然の写真でした。

 

 

夫バレから離婚へ

AV女優離婚

ここまでくるともう隠し通せなくなります。

女性の強さでしょうが、剣さんも覚悟が決まり、それまでのおびえは鳴りを潜めて感情が爆発しました。

借金があったことや生活が苦しかったこと等、夫に対して溜めていた怒りや悲しみなどの感情が一気に爆発です。

そうなると夫も委縮し、立場は一気に逆転です。

おそらくは、夫としても自分が低収入であることや、ギャンブルで作った借金があったことから自己破産寸前まで陥ったことに対する引け目があったのでしょう。

剣さんは自分の感情の爆発に勢いを得て、お金がなかった、お金がほしい、そのAVに出ているのは私だと大声でまくし立てます。

夫も、他に仕事もあったはず、普通の神経ならAVなんか選ばないと抵抗します。

しかし剣さんも負けてはいません。

自分自身も半年以上悩みに悩んだ上で出演を決めたこと、決して簡単に決めたわけではないこと。

夫としては倫理観を武器にするほかありません。

子供もいるのに普通じゃない、なぜやる前に相談しないのか・・・

そして決めてとなったセリフは、

子供がいるからこそ真剣に考えた。

相談したら止められるに決まっている。

あの時は借金がありその借金が毎月増えていっていた。

子供のことや将来の事を考えたらこのままではいけない。

だからこそAVに出たのだ。

話し合いが終わったのは明け方だったということですから、本当はこの何十倍ものやり取りが行われたことでしょうし、怒号が飛び交ったことでしょう。

剣さんもAV女優という仕事を十分に認識したうえで仕事をしていました。

出演前まではAVに偏見を持っており、AV女優やAV男優、そしてAVを見る男性も軽蔑していたほどです。

世間的に考えても、子供がいる主婦がAVに出演する等、御法度であることも分かっていました。

だからこそ、夫が言うこともよくわかります。

しかし、その思いを押し殺してもAVに出演した背景にこそ注目すべきで、その時の剣さんの気持ちには世間の一般常識を越えた、もっと深い部分での認識があったはずです。

子供のことや家族の事を考えると、自分の立場や世間体や気持ちを優先している場合ではなかったのです。

子供は3人もいましたし、子を守る母としての強さが発揮されたと言うべきでしょう。

このようなタイプの熟女系女優は意外と多く、女手一つで子供を育てるためにAVに出演している女優は少なくありません。

だからこそ、夫よりもはるかに腹が据わっています。

この時に行われた話し合いの末、夫は離婚を持ち出しました。

今後もAVに出るならば離婚だということです。

夫としては、最後の切り札を突き付けたつもりで、剣さんがしぶしぶAVから足を洗うと思っていたことでしょう。

しかし、剣さんは少しの沈黙の後、離婚を承諾しました。

夫はまさか承諾するとは思っていなかったために呆然とするほかありません。

そんな夫に剣さんは、

「AVを辞めたくないから離婚する、第一離婚しないで自分がAVを辞めたらまた生活できなくなる、私は子供を食べさせていかなければならないからあなたとは別れてAVを続ける。」

といいました。

ここにきて夫の方が妥協を始めました。

愛しているから離婚はしたくない、仕事も理解するように努力するというものです。

しかし、感情の爆発を経験して夫に愛想を尽かしていた剣さんはその言葉を意に介さず、ある意味「これからは堂々と仕事ができる」とホッとしたそうです。

 

 

有名女優ほどばれないことが難しい

AV女優有名バレ

このように、身近な人に隠してAVをやっている女優が、なんらかのきっかけでばれた時には、修羅場となることがほとんどでしょう。

親、兄弟、夫、恋人などと険悪になることもあるでしょうし、親にばれたAV女優が強制的に田舎に連れ戻されて引退すると言うこともあります。

そして、だれにもばれずにAV女優をするというのは、たくさん稼ぐ女優になればなるほど不可能なことです。

それができるのは、企画女優として需要が低い作品に登場している女優だけです。

剣さんのように、主役をつとめるような女優であればあるほど、ばれる確率は高くなります。

したがって、AV女優になって有名になりたい、多く稼ぎたいという望みを抱いているならば、身近な人に隠し通すことは非常に難しいことだと考えておくべきでしょう。

 

 

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